コアマン「RJ-10」のインプレ・使い方を徹底解説!

スレたシーバスの最終兵器と噂の85mm10gの「RJ-10

「ワームのセッティングがシビア」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「RJ-10」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「RJ-10」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

RJ-10とは?基本スペック

出典:COREMAN

コアマンの「RJ-10(ローリングジグヘッド)」は、スレたシーバスに効くハイピッチなローリングアクションが特徴のルアーです。ボディ上部にダブルフックをセットする独自のシステムにより、高いフッキング率を誇ります。魚が掛かった後はダブルフックがピンから外れて遊動式になり、ファイト中のバラシを大幅に減らすことができます。

空気抵抗の少ないコンパクトなヘッド形状のおかげで、10グラムという重量以上の十分な飛距離を稼ぐことが可能です。ワームには実績抜群の「アルカリシャッド75mm」を採用しており、ストレートキーパーで差し替えも簡単です。シャローエリアでのデイゲームにおいて、間違いなく活躍してくれる特許取得済みの頼れるルアーと言えるでしょう。

商品名RJ-10 ローリングジグヘッド
全長85mm
重量ヘッド10g / ワーム3g
フックコアマン ダブル22 #6 (がまかつ社特注品)
ワームコアマン アルカリシャッド 75mm
定価1200円(税込1320円)

RJ-10のカラーラインナップ

RJ-10には、さまざまな状況に対応できる多彩なカラーバリエーションが用意されています。当日の天候や水質に合わせて、最適なカラーを選ぶことが釣果アップの重要な鍵となります。

RJ-10のカラーラインナップ
  • #002 シルバーヘッド/マイワシ
  • #003 シルバーヘッド/沖堤イワシ
  • #041 シルバーヘッド/シャローベイト
  • #045 ゴールドヘッド/ハゼドンコ
  • #046 ゴールドヘッド/シャローイワシ
  • #057 ゴールドヘッド/アカキン
  • #062 シルバーヘッド/シラウオ
  • #063 ゴールドヘッド/チャートベイト

RJ-10のインプレ:良かった点

実際にRJ-10を使用して感じた、良かった点についていくつか詳しくお伝えします。バラシの少なさや扱いやすさなど、アングラーにとって嬉しいメリットが豊富に揃っています。

フッキング後のバラシが劇的に少ない

最大の特徴であるボディ上部のダブルフックシステムは、実際のフィールドでも本当に優秀です。魚が掛かるとフックがピンから外れて遊動式になるため、ファイト中の自由度が格段に高まります。

シーバス特有のエラ洗いなど激しい動きに対しても、フックがフレキシブルに追従してくれます。その結果としてテコの原理による針外れを防ぎ、悔しいバラシを大幅に軽減することが可能です。

根掛かりが非常に少ない

フックが背中側にセッティングされているため、障害物へのコンタクトに強いのも大きな魅力です。ボトムや岩場などを擦るように引いてきても、針先が引っ掛かりにくくなっています。

根掛かりを恐れずに、浅場やボトム周辺を強気にテンポよく攻めることができます。ルアーのロストが減ることは、アングラーにとって精神的にもお財布的にも大きな安心感につながります。

「RJ-7」からたった3gUPで飛距離と扱いやすさが格段に向上

従来の7グラムモデルであるRJ-7は、飛距離や浮き上がりの早さが少し気になることがありました。10グラムになったことでコンパクトながら気持ちよく飛び、広範囲を探りやすくなっています。

たった3グラムの重量アップですが、キャスト時の抜け感が良く、向かい風でも安定して飛ばせます。初心者の方でも非常に扱いやすく、オカッパリでの頼もしい大きな武器となるはずです。

比較項目RJ-7RJ-10
重量7g10g
飛距離標準的格段に優れている
浮き上がり早い抑えられている
扱いやすさややシビア非常に扱いやすい

スレた魚に効く「ハイピッチローリングアクション」

VJシリーズとは異なり、ローリング(ドリルロール)の動きに特化しているのが大きな特徴です。ブルブルと強すぎる波動を出さず、チラチラとした明滅とナチュラルな動きでターゲットを誘います。

プレッシャーの高い激戦区や、ルアーを見切るスレたシーバスに口を使わせる能力に長けています。他のルアーで全く反応がないときこそ、ぜひ投入してほしい切り札的な存在と言えます。

中速域でも浮き上がりにくい

以前のRJ-7は少し早めに巻くと、すぐに水面へ飛び出してしまう傾向がありました。一方のRJ-10は、中速で巻いてもしっかり一定のレンジをキープしやすくなっています。

リトリーブスピードの許容範囲が広がり、より万能に使えるよう進化したと言えるでしょう。潮の流れが比較的速い場所であっても、水面を割らずに最後までしっかり泳ぎ切ってくれます。

RJ-10のインプレ:悪かった点

非常に優秀なRJ-10ですが、状況によっては少し使いにくいと感じる場面もあります。ルアーの特性をしっかりと理解し、適材適所でうまく使い分けることが釣果を伸ばすために大切です。

広範囲を探る「集魚力」はVJや鉄板バイブに劣る

アクションがナチュラルなローリング主体であるため、アピール力は少し控えめになっています。広大なオープンエリアにおいて、遠くにいる魚に気付かせて寄せるような使い方には向きません。

魚の居場所がある程度絞れている場所や、小規模から中規模のエリアで最大の真価を発揮します。状況に応じて、強い波動を出すバイブレーションルアーなどと使い分けるのがおすすめです。

ルアータイプ RJ-10 VJシリーズ / 鉄板バイブ
アクション ドリルロール(ナチュラル) バイブレーション(強波動)
アピール力 控えめ 非常に強い
得意な状況 スレた魚・小〜中規模エリア 高活性・広大なオープンエリア

ワームのセッティングがシビア

アルカリシャッドを真っ直ぐに刺せていないと、本来の綺麗なローリングアクションが出ません。少しでも曲がっていると動きが破綻してしまうため、いつでも丁寧なセットが求められます。

ストレートキーパーのおかげで刺しやすくはなっていますが、微調整はやはり必要不可欠です。キャストする前には、必ず足元で泳ぎをしっかりと確認する癖をつけておきましょう。

強風時やディープ(深場)エリアには不向き

10グラムという軽めのウェイトのため、強風や横風が吹いている日には流されてしまいます。水深が急に深くなっているエリアのボトム攻略には、どうしても重量不足を感じてしまいます。

あくまでシャローエリアの攻略に特化したスペシャルなルアーであると割り切る必要があります。水深のある深場や荒天時には、より重たいVJ-16やVJ-22などを選択する方が無難です。

RJ-10の使い方

RJ-10のポテンシャルを最大限に引き出すための、より効果的な使い方をご紹介します。フィールドの状況に合わせたアクションを駆使して、シーバスの深いバイトを誘発しましょう。

中速ただ巻き(ミディアムリトリーブ)

最も基本となるのが、一定のスピードを保ちながらただ巻き続けるミディアムリトリーブです。手元にルアーのローリングがわずかに伝わる程度の速度で、丁寧に巻いてくるのがコツです。

RJ-7よりも少し早めのテンポで、広範囲のシャローエリアを効率よく探るのに適しています。まずはミディアムリトリーブから始めて、当日のシーバスの活性やおおよその居場所を探ってみてください。

スローリトリーブ(表層〜中層引き)

シーバスが表層付近を泳ぐ小魚を強く意識しているときに、非常に有効なテクニックです。ロッドを少し立て気味にして、水面直下から中層をゆっくり一定の速度で巻いてきます。

低速でもしっかりとローリングアクションを起こすため、ナイトゲームでの出番も多くなります。警戒心の強い賢い魚に対して、ナチュラルな動きで違和感なく食わせることができます。

ボトムスレスレ引き(ボトムトレース)

ルアーを一度底までしっかりと沈め、底を擦るか擦らないかギリギリのラインを引いてきます。フックが上を向いていて根掛かりしにくい、RJシリーズならではの強みを最大限に生かした使い方です。

通常のバイブレーションが引けないような障害物周りでも、果敢にボトムを攻めることができます。底付近にじっと潜んでエサを待ち伏せしているシーバスを、効果的に引っ張り出せます。

リフト&フォール

ただ巻きでなかなか食わないときや、底に魚がベッタリ張り付いている厳しい状況で活躍します。着底させてからロッドをスッと煽って浮上させ、テンションを張りながらカーブフォールさせます。

沈んでいく最中もワームがローリングして強烈にアピールするため、フォール中の油断は禁物です。ダブルフックの恩恵のおかげで、着底時の厄介な根掛かりリスクが低いのも嬉しいポイントです。

テクトロ(岸壁歩き)

沖堤防や足元から水深のある漁港などで、ルアーを足元に落とし歩きながら引っ張る方法です。低速でも極めてナチュラルなローリングアクションが出るため、スレた個体にも非常に効果的です。

壁際にぴったりと張り付いているシーバスの目の前を、ごく自然に通過させることができます。思わず反射的に口を使わせる、ターゲットの強力な捕食スイッチを入れることが可能です。

RJ-10のインプレまとめ

今回は、コアマン「RJ-10」の実際のインプレや効果的な使い方について詳しく解説しました。RJ-10は、スレたシーバスに違和感なく口を使わせるナチュラルなローリングアクションが最大の魅力です。独自のダブルフックシステムにより、高いフッキング率を保ちながらバラシを劇的に軽減してくれます。

コンパクトながら飛距離も十分に出るため、シャローエリアを広く探るパイロットルアーとして大活躍するでしょう。強風時や深場には不向きといった弱点もありますが、適材適所で的確に使えばこれほど頼りになるルアーはありません。

なかなか釣果が伸びずに悩んでいる方は、ぜひRJ-10をご自身のタックルボックスに加えてみてください。きっと、今まで獲ることができなかった貴重な一匹をあなたにもたらしてくれるはずです。

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