圧倒的な飛距離と多彩なアクションで釣れると噂の110mm14gの「ブローウィン! 110S」
「着水時にウェイトが戻りにくく泳ぎ出しが悪い」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「ブローウィン! 110S」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「ブローウィン! 110S」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ブローウィン!110Sとは?基本スペック
BlueBlue(ブルーブルー)から発売されているブローウィン!110Sは、あらゆるフィールドで活躍する万能ミノーです。
まずは、その基本的なスペックを以下の表で確認してみましょう。
| 全長 | 110mm |
| 重さ | 14g |
| フック | #6 × 3個 |
| リング | #3 |
| レンジ | 70~100cm |
| タイプ | シンキング |
このルアーは、磯やサーフ、河川から港湾部まで、場所を選ばずに使えるのが最大の魅力です。
タングステンウエイトを採用しているため、11cmクラスのミノーとしては最高峰の飛距離を叩き出します。
向かい風が吹くタフな状況でも、風を切り裂いてポイントまで届くのは頼もしいですね。
アクションは、力強いウォブリングに加え、軌道が横に滑るダブルアクションが特徴です。
ただ巻きだけでも十分に魚を誘いますが、ジャーキングを入れるとキレのあるダートを見せます。
自分の意図通りに動かして魚を騙す楽しさが、このルアーには詰まっています。
フックサイズは#6を3本搭載
110mmというボディサイズに対して、#6という比較的大きめのフックを3本搭載しています。
これは、シーバスの吸い込むようなバイトや、青物のじゃれつくようなアタリも逃さないための設計です。
3本フックのおかげで、掛かった後のバラシも大幅に軽減されています。
レンジは70~100cm
潜行レンジは70cmから100cmと、シーバスが最も意識しやすい絶妙な深さを泳ぎます。
足場の高い堤防や、波のあるサーフでもしっかりと水を噛み、意図したレンジをキープし続けることが可能です。
水面直下では反応しない魚に対して、一枚下の層を攻めるのに最適です。
スプリッドリングは#3
リングサイズは#3が標準装備されており、不意の大物が掛かっても安心してやり取りができます。
強度と動きのバランスが計算されたセッティングと言えるでしょう。
ブローウィン!110Sのカラーラインナップ
豊富なカラーバリエーションも、ブローウィン!110Sの魅力の一つです。
状況に合わせて使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができます。
- #01 ブルーブルー
- #02 レッドヘッドホロ
- #03 チャートバックパールクリア
- #04 マットチャート
- #05 汽水イナッコ
- #06 ピンクキャンディグロー
- #07 ヌーディーフラッシュ
- #08 ピンクチャートクリア
- #09 アカキングローベリー
- #15 レッドビアー
- #23 がつん!とキウイ
- #38 ゴールデンゲンガー
WEB限定カラー
- ミラージュピンク
- ハイブリッジ
ブローウィン!110Sのインプレ:良かった点
実際にフィールドで使い倒してみて感じた「ここが凄い!」というポイントをまとめました。
単なるスペックデータだけでは分からない、現場での使用感をお伝えします。
| 飛距離 | 同クラス最高峰。向かい風でも安定して飛ぶ。 |
| アクション | ジャーキング時の横っ飛びと「間」が秀逸。 |
| フッキング | 3本フックでショートバイトも絡め取る。 |
| 操作性 | 足場が高くても足元までしっかり引ける。 |
驚異的な飛距離と飛行姿勢
全長110mm、重さ14gという数字だけ見ると「普通のミノーかな?」と思うかもしれません。
しかし、実際にキャストしてみると、その飛びっぷりに驚かされます。
タングステンウェイトの重心移動システムが優秀で、キャストした瞬間に「カツーン!」とウェイトが移動します。
矢のように真っ直ぐ飛んでいくため、向かい風や横風の中でも姿勢が崩れません。
「あと数メートル届けばブレイクに届くのに…」という悔しい思いをすることが減りました。
広範囲を探るパイロットルアーとして、非常に優秀です。
「ジャーキング」による食わせ能力
ブローウィンシリーズを使う最大の理由が、この「ジャーキング」への反応の良さです。
ロッドを強く煽ると、左右に大きく飛ぶようなS字軌道のダートアクションを発生させます。
さらに凄いのが、ジャークを止めた瞬間の「揺らぎ」と静止(フォール)の間です。
ただ巻きでは口を使わない魚に対し、強制的にスイッチを入れることができます。
「ダートさせて、止める。その瞬間にドン!」という快感は、一度味わうと病みつきになります。
バラシを軽減する3フックシステム
シーバス釣りにおいて、一番のストレスは「バラシ」ではないでしょうか。
ブローウィン!110Sは、コンパクトなボディに#6のフックを3つも搭載しています。
ショートバイトでもどれかのフックが絡みつき、ファイト中の首振りによるフックアウトも防いでくれます。
純正フックの品質も高く、パッケージから出してすぐに一軍として使えるのも嬉しいポイントです。
安定したレンジキープ力
シンキング設定であるため、荒れた海況でも非常に使いやすいです。
フローティングミノーでは波に揉まれて泳がないような状況でも、ブローウィンなら一枚下のレンジをきっちりトレースできます。
足場の高い堤防からでも、足元までしっかり水を噛んで泳ぎ切ります。
ピックアップ寸前のバイトも逃さない、信頼できるレンジキープ力を持っています。
ブローウィン!110Sのインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、デメリットは存在します。
購入前に知っておくべき注意点も、正直にお話しします。
| 入手難易度 | 極めて高い。定価での購入は困難。 |
| 塗装強度 | ホログラム系は剥がれやすい傾向。 |
| 根掛かり | 浅い場所ではボトムを叩きやすい。 |
| 耐久性 | リップが薄いため衝撃に弱い。 |
とにかく入手が困難(最大のデメリット)
性能云々の前に、まず「売っていない」ことが最大の欠点と言えるでしょう。
人気があまりにも高く、釣具店に入荷しても即完売、あるいは抽選販売になることがほとんどです。
フリマサイトでは定価の倍以上の価格で取引されることも珍しくありません。
高価なルアーになってしまうと、根掛かりを恐れて攻めた釣りができなくなるという精神的なデメリットも発生します。
「ロストしたら代わりがない」というプレッシャーは、実釣においてマイナスに働きます。
塗装がやや剥げやすい
BlueBlueのルアー全般に言われることですが、塗装はそれほど強くありません。
特に輝きが強いホログラム系のカラーは、サーフで砂に擦れたり、魚を数匹釣ったりすると剥がれてくるのが早い傾向にあります。
また、キャストミスで橋脚などにぶつけた際、塗装がパリッと割れてしまうこともあります。
綺麗な状態で長く使いたい場合は、ウレタンコーティングなどで補強するのも一つの手です。
シャローエリアでの根掛かりリスク
シンキングミノーであり、レンジもしっかり入るため、水深の浅い場所では注意が必要です。
ゴロタ場や牡蠣殻帯などのシャローエリアでは、気づかないうちにボトムを擦って根掛かりすることがあります。
フローティングのように「止めて浮かせてかわす」という使い方ができません。
水深や地形を把握していない初場所のシャローでは、投げるのをためらってしまいます。
リップの強度への不安
キレのあるアクションを生むために、リップは薄めに設計されています。
そのため、ジャークの最中に岩や橋脚に強くぶつけると、リップが折れてしまうことがあります。
ストラクチャー(障害物)周りを攻める際は、精度の高いキャストが求められます。
ただ、オープンエリアで使う分には全く問題ありませんので、場所を選んで使いましょう。
ブローウィン!110Sの使い方
ブローウィン!110Sはただ巻くだけでも十分に釣れるルアーですが、その真価を発揮するためには状況に応じた使い分けが重要です。
このルアーが持つポテンシャルを最大限に引き出し、より多くの魚と出会うための3つのメソッドを紹介します。
初心者の方でも実践しやすいテクニックばかりですので、ぜひフィールドで試してみてください。
ジャーキング(最強のメソッド)
ブローウィンシリーズを一躍有名にしたのが、このジャーキングメソッドです。
特に日中のシーバスや、活性の高いサワラ・サゴシなどの青物に対して、圧倒的な効果を発揮します。
魚がいるはずなのに口を使わない、そんなタフな状況を打破する切り札となります。
| アクション | ロッドを鋭くあおり、左右に飛ばす |
| ターゲット | シーバス、サワラ、サゴシ、青物 |
| 有効な時間帯 | デイゲーム(日中)、朝夕マヅメ |
| キモ | アクション後の「食わせの間」 |
具体的な操作方法は、キャストして任意のレンジまで沈めた後、ロッドを鋭く「パンッパンッ」とあおります。
水中でルアーが左右に大きく飛び、逃げ惑うベイトフィッシュ(小魚)を演出します。
そして最も重要なのが、ジャークの直後に一瞬だけ動作を「止める」ことです。
ただ闇雲にロッドを振り続けるのではなく、糸フケ(ラインスラック)を出してルアーをフリーにする時間を作ってください。
ブローウィンはジャーク直後にピタッと止まり、水平姿勢でユラユラとフォールします。
魚はこの「止まった瞬間」に我慢できずにバイトしてくることがほとんどです。
リズムとしては「ジャーク・ジャーク・(一瞬止め)・ジャーク・ジャーク・(一瞬止め)」の繰り返しが基本です。
このメリハリを意識するだけで、釣果は劇的に変わります。
タダ巻き(スロー〜ミディアム)
ナイトゲーム(夜釣り)や、魚の活性が低く追いが悪い時は、基本的なタダ巻きが有効です。
リトリーブすると、シンキングペンシルのようなS字軌道と、ミノーのウォブンロールが混ざった独特の「ダブルアクション」が発生します。
この不規則な動きが、スレた魚の捕食スイッチを自然に入れます。
ナイトゲームでは、ハンドルをゆっくり回すスローリトリーブで、流れの変化を感じながら巻くのがコツです。
また、水を噛む力が強いため、足場が高い堤防やテトラ帯でも足元まできっちり引くことができます。
ピックアップ寸前まで魚を誘い続けられるため、足元のバイトも逃しません。
ドリフト釣法(流れに乗せる)
河川や潮の流れが速い場所では、ドリフト釣法が効果的です。
110Sは適度なウェイトがあるため、フローティングミノーでは流されすぎてしまう急流でも、レンジをキープしながら流し込むことができます。
操作方法は、流れの上流側(アップクロス)にキャストし、糸を張りすぎず緩めすぎずの状態を保ちます。
ルアーを流れに同調させながら、扇状に流していくだけです。
ルアーが下流にターンして頭の向きが変わる瞬間に「コンッ」とバイトが出ることが多いので、集中してアタリを待ちましょう。
ブローウィン!110Sに関するよくある質問
ブローウィン!110Sを導入するにあたり、多くのアングラーが疑問に思うポイントをまとめました。
カラー選びや対象魚、フィールドごとの適性など、購入前に知っておきたい情報をQ&A形式で解説します。
貴重なルアーだからこそ、疑問を解消して自信を持って使いましょう。
ブローウィン!110Sのおすすめカラーは?
状況に合わせて使い分けるのがベストですが、入手困難なため「店頭にある色を買う」のが現実かもしれません。
もしカラーを選べる状況であれば、以下の3系統を持っておくと、あらゆるシーンに対応できます。
| ブルーブルー | メーカー名を冠した万能カラー。日中や澄み潮に強く、迷った時のパイロットルアーとして最適。 |
| チャート・パール系 | ナイトゲームや濁り潮での鉄板。視認性が良くアピール力が強いため、シーバス狙いに必須。 |
| ゴールド・メッキ系 | フラッシング効果が強く、マヅメ時や曇天時に有効。特にサワラや青物狙いで威力を発揮。 |
特にジャーキングメインで使うなら、光を反射するゴールドやメッキ系のカラーがおすすめです。
ルアーがダートした時のキラメキが、遠くにいる魚にも強くアピールします。
ブローウィン!110Sはサワラなどの青物にも使える?
結論から言うと、非常に有効です。
むしろ「サワラ・サゴシ専用機」として愛用しているアングラーも多いほど、高い実績を誇ります。
その理由は、サワラが好むアクションとルアーの特性が完璧にマッチしているからです。
| 有効な理由 | 直線的な動きよりも、左右に飛ぶ不規則なダートアクションに猛烈に反応するため。 |
| フッキング性能 | 3フックシステムにより、青特有のじゃれつくようなバイトや高速アタックも絡め取る。 |
| 注意点 | 鋭い歯で塗装が傷ついたり、リーダーを切られたりするリスクがあるため確認はこまめに。 |
サワラやサゴシは、ただ巻きよりもキレのあるジャークアクションに狂ったように反応します。
ただし、歯が鋭いためルアーが傷つきやすい点には注意が必要です。
リーダーを太くしたり、こまめにラインチェックをしたりして、大切なルアーをロストしないように対策しましょう。
ブローウィン!110Sはサーフでも使える?
サーフ(砂浜)でも十分に活躍します。
110mmというサイズ感ながら、タングステン重心移動システムのおかげで、広大なエリアでも勝負できる飛距離が出ます。
また、シンキング仕様なので、波が高い日でもしっかりと水を噛み、波打ち際まで泳がせることが可能です。
ただし、状況によっては兄貴分である「ブローウィン!140S」の方が有利な場合もあります。
フィールドの状況に応じて、以下のように使い分けるのがおすすめです。
| ブローウィン!110S | 手前のカケアガリ狙い、ベイトが小さい時、ヒラメ・マゴチ狙い、波打ち際を丁寧に攻める時。 |
| ブローウィン!140S | 沖の潮目や遠くのブレイクを狙う時、アピール力を強めたい時、風が非常に強い時。 |
手前のカケアガリに魚がついている場合や、ベイトサイズが小さい時は110Sの独壇場となります。
サーフだからといって大きいルアーばかり投げるのではなく、適材適所で投入することで釣果が伸びます。
ブローウィン!110Sのインプレまとめ
今回は、BlueBlueの人気ルアー「ブローウィン!110S」について、特徴や使い方を詳しく解説しました。
このルアーは、単によく飛ぶだけでなく、釣り人の意思通りに操って魚を騙せる「楽しさ」が詰まったミノーです。
特筆すべきは、やはりジャーキングによる圧倒的な食わせ能力でしょう。
「ここぞ」というポイントで仕掛けて、狙い通りに魚がバイトした瞬間の興奮は、言葉では言い表せません。
入手困難な状況は続いていますが、もし運良く手に入れることができれば、あなたの釣りの強力な武器になることは間違いありません。
シーバスはもちろん、サワラや青物、ヒラメまで狙える万能さを活かし、様々なフィールドでキャストしてみてください。
ブローウィン!110Sが、記憶に残る最高の一匹を連れてきてくれるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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