シャルダス20のインプレ・使い方を徹底解説!

水面直下をスローに引けると噂の75mm18gの「シャルダス20」。

「キャスト時にエビりやすくて使いにくい」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「シャルダス20」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「シャルダス20」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

シャルダス20とは?基本スペック

シャルダス20は、シーバスルアーメーカー「BlueBlue」が世に送り出した、シャロー専用のブレードベイトです。

まずは、その基本スペックを表で確認してみましょう。

商品名Shalldus 20 (シャルダス20)
メーカーBlueBlue (ブルーブルー)
全長75mm
重さ18g
フック#6 × 2個
レンジ30cm(水面直下)
ブレードNo.3 ブレード
価格1,910円 (税込 2,101円)

夜間OK! 表層ゆっくりブレードベイト!

シャルダス20の最大の特徴は、なんといっても「表層をデッドスローに引ける」という点にあります。

従来のブレード系ルアー(スピンテールジグ)は、金属の塊であることが多く、沈むのが早いため、浅い場所をゆっくり引くことは不可能でした。

しかし、シャルダス20はボディ素材や形状を工夫することで、以下の特徴を実現しています。

シャルダス20の主な特徴
  • 表層をデッドスローに引ける
  • 遠浅シャローでも通用する十分な飛距離性能
  • ブレードの波動と小さいシルエットが喰い渋る魚に効く

背中の形状を球面にすることで、リトリーブ(巻き)抵抗を受けるとボディが浮き上がろうとする揚力を発生させます。

さらに、ボディ下面は水流の抵抗を受けにくい構造になっており、ゆっくり巻いてもしっかりと水面付近をキープできるよう設計されています。

これにより、「しっかり飛んで、水面直下をデッドスローで引く」という、これまでブレードルアーでは難しかったアプローチが可能になりました。

もちろん、着水後にカウントダウンを入れて沈めれば、中層や低層をゆっくり引くことも可能です。

※製品の外観・仕様は改良のため、予告なく変更されることがあります。

ブレード系の食わせる力は破壊的

ブレード系ルアーが持つ最大の武器は、「小さなシルエット」と「強い波動・フラッシング」が共存している点です。

これは、ルアーフィッシングの原点ともいえるスピナーやスプーンにも共通する要素であり、世界中のあらゆるフィッシュイーターを魅了してきました。

ブレードルアーが釣れる理由
  • 小さいシルエットで魚にプレッシャーを与えにくい
  • ブレードの回転による強い波動で魚を寄せる
  • 光を乱反射して視覚的にアピールする(デイゲーム)

これらの要素が組み合わさることで、スレた魚や活性の低い魚に対しても、思わず口を使わせてしまう「破壊的な食わせる力」を発揮します。

ブレード系をシャローエリアに

これまで日本のソルトルアーフィッシングにおいて、ブレード系ルアーは主に「ディープエリア(深場)」での使用がメインでした。

鉛のボディで底まで沈め、深い場所にいるシーバスを狙うのが一般的だったのです。

しかし、シャルダス20の登場により、その強力な集魚力を「シャローエリア(浅場)」持ち込むことが可能になりました。

水深が膝下ほどしかないような河川や干潟でも、根掛かりを恐れずにブレードの威力を発揮できる。これがシャルダス20が革新的であると言われる所以(ゆえん)です。

シャルダス20のカラーラインナップ

シャルダス20は豊富なカラーバリエーションも魅力です。状況に合わせて使い分けることで、さらなる釣果が期待できます。

通常カラーラインナップ
  • #01 ブルーブルー
  • #03 ピンク/チャートクリア
  • #04 チャートバックデカレンズホロ
  • #05 ピンクキャンディデカレンズホロ
  • #06 ゴールドキャンディ
  • #08 ブルーブルークリア
  • #09 房州アジチャートヘッド
  • #10 ゴールドサバ
  • #11 キラキラシラス
  • #12 ラフブルー
  • #13 チャートバックパール
  • #14 SGO
  • #15 レッドビア
  • #16 ピンクキャンディ
  • #19 パープルウィニー
  • #20 クリアブラック
  • #21 ブルーグローキャンディ
  • #22 シースルーブラック
  • #23 エクストリームキャロット
  • #24 グローヘッドシルバー
  • #25 ダブルチャートシルバー
  • #29 レモンスパーク
  • #30 フラッシュカーズ
  • #31 チェルシー
  • #32 パールゼブラ

WEB限定カラー

公式オンラインショップなどで入手可能な限定カラーもあります。

WEB限定カラー
  • フルクリア
  • ミラージュピンク
  • ストリームライダー
  • ランガンバレット
  • ポイズンU
  • ハイブリッジ

シャルダス20のインプレ:良かった点

ここからは、実際にシャルダス20を現場で使い込んで感じた「良かった点」を具体的にインプレッションしていきます。

シャロー(表層)をデッドスローで引ける唯一無二の存在

最も感動したのは、やはり「浅い場所をゆっくり引ける」という性能です。

一般的なスピンテールジグは自重があり沈みやすいため、表層を維持するにはリールを早く巻く必要がありました。

しかし、シャルダス20は高浮力ボディと水受けの良い設計により、水深30cm程度のドシャローエリアでも、底を擦ることなくデッドスローで巻くことができます。

これにより、これまで攻めあぐねていた浅場のポイントを、じっくりと時間をかけて攻略できるようになりました。

圧倒的なアピール力と集魚効果

ブレードが生み出す波動とフラッシング(明滅効果)は強力です。

遠くにいるシーバスや、物陰に隠れている魚に対しても強くアピールし、ルアーの存在を気づかせることができます。

ミノーやシンキングペンシルのナチュラルな動きには反応しない魚が、シャルダスを通した瞬間に飛びついてくることも珍しくありません。

まさに「食わせの切り札」として、ボックスにひとつあると安心できる存在です。

ナイトゲーム(夜釣り)でも大活躍

「ブレードルアー=日中の釣り(デイゲーム)」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、シャルダス20はナイトゲームでも非常に有効です。

表層をゆっくりと引けるため、夜間の警戒心の高いシーバスに対しても、ルアーをしっかり見せて食わせの間を与えることができます。

特に、常夜灯周りや月明かりのある夜などは、ブレードのきらめきが絶大な効果を発揮します。

無風時の優れた飛距離

18gというウエイトと、後方重心の設計により、キャスタビリティ(投げやすさ)も優秀です。

特に風がない状況や追い風の場面では、ブレードルアーとは思えないほどの飛距離を叩き出します。

広範囲をサーチしたい干潟や河口のオープンエリアでも、ストレスなくキャストを続けることができます。

水噛みが良く操作感が伝わりやすい

リトリーブ時には適度な巻き抵抗があるため、手元に「ブルブル」とした振動が伝わってきます。

これにより、ルアーが現在どのような強さの流れの中を泳いでいるのか、水中の変化を把握しやすいというメリットがあります。

特に流れの変化を見つけたいナイトゲームにおいて、この「操作感の良さ」は大きな武器になります。

シャルダス20のインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、必ず弱点や扱いにくい部分は存在します。

ここでは、購入前に知っておくべき「悪かった点」や「注意点」について正直にお伝えします。

フックやラインが絡みやすい(サミングが必須)

シャルダス20を使用する上で最も注意が必要なのが、キャスト時のトラブルです。

着水の瞬間にテールフックがブレードやラインに絡んでしまう「エビる」現象が起きやすい傾向にあります。

これを防ぐためには、着水直前にラインを指で軽く押さえて姿勢を整える「サミング」の技術が必須です。

初心者の方や、サミングに慣れていない方は、最初のうちはトラブルに悩まされるかもしれません。

早巻き(ファストリトリーブ)には不向き

シャルダス20は「表層をスローに引くこと」に特化して設計されています。

そのため、リールを早く巻きすぎるとブレードの抵抗が大きくなり、ボディが横に倒れたり、水面を割って飛び出したりしてしまいます。

青物狙いのような高速巻きには対応していないため、「ブレードの抵抗を感じるか感じないか」程度の速度域をキープする繊細な操作が求められます。

バレやすい・乗りにくい(フッキング率の問題)

これはブレード系ルアー全般の宿命でもありますが、シーバスが本体ではなく、後ろで回転するブレードを目掛けてバイトしてくることが多いです。

そのため、フッキングが浅くなったり、ファイト中にバラしたり(魚が逃げること)するリスクが高くなります。

ただ巻きの中に一瞬ストップを入れて「食わせの間」を作るなど、しっかりとフッキングさせるための工夫が必要な場面もあります。

強風時・向かい風では飛距離がガタ落ちする

ボディ後方に付いている大きなブレードは、水中では武器になりますが、空中では空気抵抗となります。

そのため、向かい風や横風が強い状況では飛行姿勢が崩れやすく、飛距離が極端に落ちてしまいます。

風が強い日は、より空気抵抗の少ないミノーやシンキングペンシルに分があると言えるでしょう。

深場(ディープ)の攻略には向かない

シャルダス20はシャロー攻略のために浮力が高く設定されています。

そのため、水深のある堤防や沖堤防などで、ボトム(底)付近を探りたいという場面には適していません。

もし深場を攻略したい場合は、同じBlueBlueから出ている「メタルシャルダス」など、沈下速度の速いモデルを選ぶのが賢明です。

シャルダス20の実践的な操作方法

シャルダス20は「投げて巻くだけ」で釣れるオートマチックなルアーですが、その性能を100%引き出すには、いくつかのコツが存在します。

基本操作から、釣果を伸ばすための応用テクニックまで、実戦で役立つ使い方を解説します。

釣果を伸ばすコツ
  • ロッドを立てて表層をキープする
  • ブレードが回るギリギリの速度で巻く
  • 流れに乗せてドリフトさせる

最も基本となる使い方は、ロッドティップ(竿先)を高く上げて、水面直下30cm以内を意識して引いてくることです。

シャルダス20は浮き上がりが良いため、ロッドを立てることで、水深がさらに浅い「膝下レベルのドシャロー」でも根掛かりせずに引くことができます。

リトリーブ速度は、手元に「ブルブル」という振動が伝わるか伝わらないかの境界線、いわゆるデッドスローが基本です。

また、河川などの流れがある場所では、ルアーを流れに乗せて流し込む「ドリフト釣法」も非常に有効です。

ブレードが水流を受けて勝手に回転してくれるため、リールをほとんど巻かなくても、ルアーが自発的にアピールし続けてくれます。

シャルダス20に関するよくある質問

シャルダス20の購入を検討している方や、すでに使っている方からよく寄せられる疑問にお答えします。

他社製品との比較や、現場での運用方法など、知っておくと役立つ情報をまとめました。

代用できるブレードルアーはある?

結論から言うと、シャルダス20のように「表層をデッドスローで引けるブレードルアー」は市場にほとんど存在せず、完全な代用は難しいのが現状です。

一般的なスピンテールジグと比較して、どのような違いがあるのかを表にまとめました。

比較項目シャルダス20一般的なスピンテールジグ
得意レンジ表層~水面直下(0~30cm)中層~ボトム(1m以深)
沈下速度遅い速い
浮き上がり非常に良い(すぐ浮く)悪い(浮きにくい)
主な用途干潟、河口のシャロー、藻場堤防、沖堤防、水深のある港湾

このように、シャルダス20はシャロー攻略に特化しているため、深場を攻める一般的なスピンテール(例:コアマン PBシリーズなど)とは使い分ける必要があります。

浅い場所を攻めるならシャルダス、深い場所なら他社のスピンテール、というように適材適所で使い分けるのが釣果への近道です。

おすすめ・人気カラーは?

豊富なカラーラインナップの中で、特に実績が高く、多くのアングラーに選ばれているカラーをご紹介します。

状況に合わせた使い分けができるよう、推奨シーンをまとめました。

カラー名特徴・推奨シーン
ブルーブルー迷ったらこれ。デイ・ナイト問わず使える万能カラー。
ピンクチャートクリア視認性が高く、薄暗いマズメ時やナイトゲームに最適。
チャートバックパール濁りが入った状況や、月明かりのない暗闇で強い。
フラッシュカーズ強烈なフラッシングで、日中の澄み潮でアピール力抜群。

まずは「ホログラム系(キラキラするもの)」と「パール・クリア系(光を通すもの)」を1色ずつ持っておくと、様々な状況に対応しやすくなります。

フック交換する時のサイズは?

フックが錆びたり針先が鈍ったりした場合は、適切なサイズへの交換が必要です。

サイズを間違えると、ルアーのバランスが崩れたり、ライントラブル(エビる現象)が多発したりする原因になります。

項目規格・サイズ
純正フックサイズ#6
推奨交換フックガマカツ SP-MH #6
オーナー ST-46 #6
スプリットリング#3
注意点#5以上にサイズアップすると、フックが背負いやすくなるため非推奨。

基本的には純正と同じ「#6」サイズを選ぶのが無難です。

大型シーバスや青物を狙うために強度を上げたい場合は、フックサイズを上げるのではなく、同サイズで軸の太いフック(例:ガマカツ RB-MHなど)に変更することをおすすめします。

サーフでも使える?

シャルダス20はサーフ(砂浜)でも十分に活躍します。

特に以下のようなシチュエーションでは、ミノーやメタルジグよりも釣果が出ることがあります。

サーフで有効なシチュエーション
  • 遠浅のサーフで手前を攻める時
  • 波打ち際にベイトが追い込まれている時
  • 凪(なぎ)で波が穏やかな日

18gの重量があるため飛距離も十分に出ますが、波が高い日は波に揉まれてうまく泳がないことがあります。

サーフで使用する場合は、波が穏やかなタイミングや、波打ち際のブレイク(深くなっている場所)を丁寧に探る使い方がおすすめです。

ヒラメやマゴチの実績も高く、ボトムを擦らないようにゆっくり巻くことで、底に張り付いているフラットフィッシュを浮かせて食わせることができます。

シャルダス20のインプレまとめ

シャルダス20は、シャローエリアの攻略において「革命的」とも言える存在です。

最後に、このルアーの特徴と導入するメリットを振り返ります。

シャルダス20のまとめ
  • 水深30cmの激浅エリアをゆっくり巻ける
  • ブレードの強力な波動でスレた魚に口を使わせる
  • サミングや速度調整などの操作感を楽しめる
  • デイゲームだけでなくナイトゲームでも最強クラス

「浅い場所に魚はいるのに、手持ちのルアーでは底を叩いてしまって攻めきれない…」

そんな悔しい思いをしたことがあるアングラーにとって、シャルダス20は間違いなく強力な武器になります。

多少の扱いにくさはありますが、それを補って余りある「食わせ能力」を秘めています。

ぜひ次回の釣行では、シャルダス20をキャストして、水面直下で銀色の魚体が翻る興奮を味わってください。

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