圧倒的な飛距離と噂の10cm15gの「ジョルティ 15」
「引き抵抗が少なく着底が分かりづらい」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「ジョルティ 15」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「ジョルティ 15」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ジョルティ15とは?基本スペック
ジョルティ15は、重心移動式ジグヘッドを搭載した、飛距離とアクションを両立させたシャッドテールワームです。
まずは基本的なスペックを表にまとめましたので、確認してみましょう。
| 製品名 | Jolty 15(ジョルティ15) |
| メーカー | BlueBlue(ブルーブルー) |
| ジグヘッド重量 | 15g |
| ワームタイプ | シャッドテール |
| ワーム長さ | 3.5〜4インチクラス(セット時) |
| フック | #5 × 2 |
| 定価 | 1,380円(税込 1,518円) |
ジグヘッドとワームがセットになったスターターパッケージとして販売されています。
それぞれの要素について、さらに詳しく見ていきましょう。
定価は税込で1,518円
ジョルティ15の定価は、税込で1,518円となっています。
パッケージにはジグヘッド1個と、専用ワームが4本付属しています。
ワームは消耗品ですが、予備が3本も入っているのは非常に嬉しいポイントですね。
最初の1本がボロボロになっても、すぐに交換して釣りを続けられます。
コストパフォーマンスを考えると、非常に良心的な価格設定と言えるでしょう。
フックサイズは#5が2本
搭載されているフックは、#5サイズが2本セッティングされています。
このクラスのジグヘッドワームとしては、やや大きめで強靭なフックが採用されているのが特徴です。
不意にランカーシーバスや青物が掛かっても、安心してやり取りができますね。
また、前後のフック間隔が絶妙に調整されており、フッキング率の向上と、エビり(ラインがフックに絡むトラブル)の軽減を両立しています。
飛距離は50m〜60m
ジョルティ15の最大にしてもっとも注目すべき武器は、その圧倒的な飛距離です。
平均飛距離は約50m〜60mをマークし、一般的な15g前後のジグヘッドワームの中ではトップクラスの性能を誇ります。
なぜこれほど飛ぶのか、そしてタックルごとの目安を整理しました。
| PE 0.6号〜0.8号 (MLクラスロッド) | 55m〜60m前後 驚異的な飛びを実現します。 |
| PE 1.0号〜1.2号 | 50m前後 太いラインでも十分な飛距離が出ます。 |
飛距離が出る最大の理由は、「飛行姿勢の安定性」にあります。
キャストした瞬間にルアーが回転することなく、矢のように真っ直ぐ飛んでいきます。
そのため、向かい風や横風が吹くタフな状況でも、飛距離が落ちにくいのです。
VJ-16などの他社製ルアーと比較しても、風への強さは特筆すべき点と言えるでしょう。
遠くの潮目やブレイクラインを攻略したい時、この飛距離は大きなアドバンテージになります。
ジョルティ15のカラーラインナップ
豊富なカラーバリエーションも、ジョルティシリーズの魅力の一つです。
状況に合わせてカラーを使い分けることで、さらなる釣果アップが期待できます。
基本的なカラーラインナップは以下の通りです。
- #01 ブルーブルー/クローム
- #02 グローホワイト/アカキン
- #05 クリアキャンディ/オレンジベリー
- #06 イワシ/クローム
- #07 パールホワイト/オレンジベリー
- #08 ピンクジョーカー/アカキン
- #10 クリアチャートゴールド/オレンジベリー
- #11 ピンクシルバー/オレンジベリー
- #18 ジューシーメロン/クリアオレンジ
- #19 ミラクルグレープ/クローム
- #20 フルフルピーチ/クリアピンク
- #21 グリーンゴールド/オレンジベリー
- #22 ピンクグロークリア/クリアピンク
- #23 ストライクオレンジ/クリアオレンジ
- #24 フラッシュグロー/クリアピンク
- #25 レッドサーディン/クローム
ナチュラル系からアピール系まで、バランスよく揃っていますね。
水の色や光量に合わせて、最適なカラーを選んでみてください。
WEB限定カラー
通常ラインナップに加えて、BlueBlueの公式オンラインショップなどで購入できる限定カラーも存在します。
- ランガンバレット/クローム
- 房総ファイナル/アカキン
- ポイズンU/オレンジベリー
- ストリームライダー/クローム
これらのカラーは入手困難な場合もありますが、特定の状況で爆発的な威力を発揮することがあります。
見つけたら早めに確保しておくことをおすすめします。
ジグヘッドのカラーラインナップ
ジョルティはジグヘッド単体でも販売されており、ヘッド部分のカラーにもこだわりが見られます。
好みのワームカラーと組み合わせて、オリジナルのセッティングを楽しむことも可能です。
ジグヘッドのカラーセットは以下の通りです。
| ミックスA | クローム、アカキン、オレンジベリー |
| ミックスB | ゴールドラメ、マットブラック、ブルーベリーグロー |
| ミックスD | マットピンク、マットチャート、マットオレンジ |
特にミックスBに含まれるマットブラックなどは、シルエットをはっきり見せたい時に有効です。
自分だけの組み合わせを見つけて、シーバス攻略の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
ジョルティ15のインプレ:良かった点
ジョルティ15を実際に使い込んでみて、特に優れていると感じたポイントを整理しました。
飛距離、シャロー攻略、アクション、そしてバラシ軽減性能。
これら4つの要素が高い次元で融合しており、釣果に直結する強みとなっています。
なぜ多くの釣り人に選ばれているのか、その理由を深掘りしていきましょう。
15gとは思えない圧倒的な飛距離
ジョルティシリーズを使っていて最も驚かされるのは、その素晴らしい飛行姿勢です。
15gという軽さでありながら、キャストした瞬間に回転することなく、矢のように真っ直ぐ飛んでいきます。
向かい風の中でも姿勢が崩れにくいため、安定して遠くのポイントを攻めることが可能です。
同じ重さのジグヘッドワームと比べても、その飛距離はトップクラスと言えるでしょう。
「あそこの潮目まで届かせたいけれど、重いルアーだと底を擦ってしまう」
そんな竿抜けポイントに、軽量ルアーを送り込めるのは大きなアドバンテージになります。
シャローエリアを「ゆっくり」引ける
これが22gや30gのモデルとの決定的な違いであり、ジョルティ15最大のメリットです。
水深1m前後の遠浅サーフや干潟、河口域でも、底を擦らずにゆっくりと引くことができます。
「飛距離は欲しいけれど、重いルアーはすぐに着底してしまう」という悩みを解決してくれます。
激戦区のシャローエリアにおいて、スレた魚に見切らせないスローな誘いは強力な武器になるのです。
重量ごとの得意なシチュエーションを比較表にまとめました。
| モデル | 得意な水深・状況 |
| ジョルティ15 | 水深1m〜1.5m 遠浅サーフ、干潟、河川 |
| ジョルティ22 | 水深2m〜5m 急深サーフ、堤防、港湾部 |
| ジョルティ30 | 水深5m以上 深い堤防、沖堤防、激流エリア |
強烈なローリングアクションとフラッシング
ボディ全体を激しく揺らす、強烈なローリングアクションも大きな特徴の一つです。
この動きにより、ワームでありながらプラグのような強いフラッシング(明滅効果)を生み出します。
光を反射してキラキラと輝くため、遠くにいる魚や濁りのある場所でも広範囲にアピールできるのです。
ただ巻くだけでしっかりと泳ぎ、手元に「ブルブル」という振動が伝わってきます。
ルアーが動いている感覚がつかみやすく、初心者の方でも安心して操作できる点が素晴らしいですね。
バラシを軽減するフックシステム
せっかく掛けた魚をバラしてしまうのは、本当に悔しいものです。
ジョルティ15は、誘導式のフックアイを採用することで、この問題を解決しています。
魚が掛かるとフックがジグヘッドから分離し、フレキシブルに動く仕組みになっています。
シーバスのエラ洗いや、ヒラメ特有の激しいヘッドシェイクにも柔軟に追従してくれるのです。
テールのフックが1本だけ掛かっているような際どい状況でも、キャッチ率が格段に上がります。
ジョルティ15のインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、扱いづらい点や弱点は存在します。
ジョルティ15も例外ではなく、特にセッティングの難しさや耐久性には注意が必要です。
購入してから後悔しないように、気になるデメリットについても正直にお伝えします。
これらを理解した上で使用すれば、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
ワームのセッティングが難しい
ジョルティ最大の難点は、「ワームを真っ直ぐ刺すのが非常に難しい」ということです。
専用の穴が空いていますが、ジグヘッドの棒を通す際にズレやすく、慎重な作業が求められます。
少しでも曲がってセットしてしまうと、泳ぎが破綻したり、キャスト時に回転したりする原因になります。
風の強い現場や、薄暗い時間帯に急いで交換しようとすると、失敗する確率が高くなります。
予備のワームも含めて、自宅で明るい時にセットしておくのが無難な対策と言えるでしょう。
ワームの耐久性が低い
素晴らしいアクションを生み出すために、ワームの素材は非常に柔らかく作られています。
また、内部に空間がある構造のため、強度はそれほど高くありません。
フグやタチウオなどの歯が鋭い魚にかじられると、一発でボロボロになってしまうことがあります。
シーバスを数匹釣っただけでも、ヘッド部分が裂けてくることが多く、接着剤での補修が必要になるでしょう。
消耗品としてのコストパフォーマンスは、他社製品と比べてもあまり良くないのが現状です。
エビる(テーリングする)ことがある
飛行姿勢は優秀ですが、状況によってはフックがラインに絡む「エビる」現象が起きます。
特に横風が強い時や、キャスト時のサミングを怠った時に発生しやすいトラブルです。
15gという軽さゆえに、風の影響を受けやすく、空中で姿勢を崩すとリアフックがリーダーを拾ってしまいます。
着水直前のフェザリング(サミング)を確実に行い、ラインメンディングを意識することが必須です。
ジョルティ15の使い方
ジョルティ15の性能を最大限に引き出すための、具体的な使い方を紹介します。
基本となる「タダ巻き」から、応用テクニックである「ドリフト」や「リフト&フォール」まで。
状況やターゲットに合わせて使い分けることで、さらなる釣果アップが期待できます。
それぞれのメソッドについて、詳しく解説していきましょう。
基本は「タダ巻き」:速度域の理解がカギ
ジョルティ15の基本にして最強の使い方は、投げて巻くだけのシンプルな「タダ巻き」です。
しかし、ただ闇雲に巻けば良いというわけではなく、適切な巻き速度を知ることが重要になります。
- デッドスロー〜スローで巻く
- シャローエリアでのレンジキープ
15gは浮き上がりが早いため、早巻きするとすぐに水面から飛び出してしまいます。
「ボトム(底)を切って、底スレスレをフワフワと漂わせる」イメージで、ゆっくり巻いてください。
手元に「ブルブル」という振動が、ギリギリ伝わるか伝わらないか程度の速度がベストです。
この絶妙なスピードが、最も魚に口を使わせやすいアクションを生み出します。
水深1m〜1.5m程度の遠浅サーフや干潟では、重いルアーだと底を擦るストレスがあります。
ジョルティ15なら、ロッドを立ててゆっくり巻くことで、膝下くらいの水深でも引くことができます。
他のシンキングペンシルやミノーには真似できない、このルアーならではの独壇場です。
ターゲット別の基本的な使い方を整理しました。
| ターゲット | 基本アクション |
| シーバス | タダ巻き (流れに乗せるドリフト気味に) |
| ヒラメ・マゴチ | ストップ&ゴー (着底を意識して底付近をトレース) |
河川・激流エリアでの「ドリフト釣法」
シーバス狙いにおいて、ジョルティ15が真価を発揮するのがドリフト(流れに乗せて流す釣り)です。
- アップクロスで投げて流す
- 明暗部へ流し込む
流れの上流側(アップクロス)にキャストし、糸ふけを取る程度にリールを巻きます。
ルアーを引っ張るのではなく、流れと同調させて転がすように流すのがコツです。
22gだと「石のように沈んで根掛かりする」場所でも、15gなら適度な浮力で根掛かりを回避できます。
流れの中で弱って流されるベイト(小魚)を、リアルに演出することができるのです。
橋脚などの明暗部では、明るい側に投げて、暗い側へヨレに任せて送り込む釣りが有効です。
ジョルティ特有の強いローリングアクションは、わずかな水流でもしっかりとアピールします。
自分で動かそうとしなくても、ルアーが勝手に仕事をして魚を誘ってくれます。
ヒラメ・マゴチ狙いの「リフト&フォール」
サーフでのフラットフィッシュ狙いでも有効ですが、少し工夫が必要です。
- テンションフォールを多用する
- 「ストップ&ゴー」で喰わせの間を作る
15gと軽いため、フリーフォール(糸をダルダルにして落とす)だと着底が分かりにくい場合があります。
竿先を少し張った状態で落とす「テンションフォール」を使うのがおすすめです。
カーブを描きながらゆっくり落ちていくため、「落ちてくる餌」に弱いヒラメに対して長くアピールできます。
リールを3〜4回巻いて止める(ストップ)、また巻く…という動作を繰り返します。
止めた瞬間に「フワッ」と姿勢が崩れ、そこからゆっくり沈み始めた瞬間にガツンと当たることが多いです。
激戦区のスレた魚には、激しい動きよりもこの「フワッとした間」が強烈に効きます。
ジョルティ15のインプレまとめ
ジョルティ15について、良い点から悪い点、そして具体的な使い方まで詳しく解説してきました。
ワームのセッティングが難しい点や、耐久性の低さといったデメリットは確かに存在します。
しかし、それらを補って余りある「圧倒的な飛距離」と「シャローエリアでの食わせ能力」は本物です。
特に、水深が浅い場所でスレた魚を狙う際、このルアーにしか反応しない魚がいると実感できるでしょう。
15gという絶妙なウエイト設定は、シーバスやヒラメ攻略の新たな切り札になるはずです。
ぜひ、あなたのタックルボックスにジョルティ15を忍ばせて、フィールドでその威力を体感してみてください。


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