コノシロや落ち鮎パターンで水面炸裂すると噂の150mm42gの「ガボッツ150」
「42gと重く専用の強いタックルが必要で扱いづらい」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「ガボッツ150」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「ガボッツ150」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ガボッツ150とは?基本スペック
ガボッツ150は、BlueBlueから発売されている大人気のルアーです。
まずは、その基本的なスペックを以下の表で確認しましょう。
| 全長 | 150mm |
| 重さ | 42g |
| リング | #4 |
| フック | #2×3 |
| 定価 | 2,950円(税込 3,245円) |
このルアーを一言でいうなら、「水面爆発系スイミングポッパー」です。ポッパーのアクションと、ミノーのアクションが見事に融合しています。
多彩なポッピングアクション
ガボッツ150は、ロッド操作によってさまざまな動きを見せてくれます。ショートポッピングでは、スプラッシュ(水しぶき)を上げて魚を誘います。
少し強めのミドルポッピングなら、「ガポン!」という音で遠くの魚にもアピール可能です。
さらに、ロッドを横に引くロングジャークもお手のもの。GTポッパーのように泡をまといながら、水面直下をダイビングします。その日の状況に合わせて、アクションを変えられるのが強みですね。
リトリーブで水面引き波アクション
ただ巻くだけでも、すごい効果を発揮します。リトリーブ(リールを巻くこと)すると、水面で引き波を出しながらローリングアクションをします。
デッドスローから中速まで、どんなスピードでも潜りすぎることはありません。しっかりと水面で「モコモコ」と引き波を立てて、魚の本能を刺激します。
絶対に潜らない安心感
ガボッツ150の最大の特徴は、レンジ(泳ぐ深さ)が常に水面にあることです。長くダイブさせても、潜るのは数センチほど。
常にボディが水面にあるため、泡や水のヨレをまとっています。これにより、ルアーのシルエットがぼやけて、賢い魚にも見切られにくくなるのです。
水が澄んでいる場所や、魚がスレている状況でも、ガボッツ150なら勝負できます。根掛かりが怖い浅い場所や、カキ瀬の上でも、恐れずに攻めることができますよ。
フックサイズは#2が3本
ランカーシーバスを狙う上で、フック(針)の強さはとても重要です。ガボッツ150には、#2という大きめのフックが3本ついています。
これなら、大型のシーバスが掛かっても安心ですね。3本フックがあることで、ショートバイト(浅い食いつき)もしっかりと絡め取ります。
水面を割って出る激しいバイトも、高い確率でフッキングに持ち込めるでしょう。
重さ・重量は42g
ルアーの重さは42gと、扱いやすい設定になっています。この重さなら、専用のビッグベイトロッドがなくても大丈夫です。
普段使っているMH(ミディアムヘビー)クラスのシーバスロッドでも十分に投げられます。
42gの重みを生かして、遠くのポイントまでかっ飛ばすことができるでしょう。広範囲を探ることができるので、魚に出会えるチャンスも増えますね。
ガボッツ150のカラーラインナップ
ルアーのカラー選びは、釣果を左右する大切な要素です。ガボッツ150には、魅力的なカラーがたくさん揃っています。
- #01 ブルーブルー
- #02 レッドヘッドパール
- #03 チャートバックパールクリア
- #04 SGO
- #05 ダブルチャートシルバー
- #07 汽水コノシロ
- #08 ピンクチャートクリア
- #10 がつん!とキウイ
- #14 ピンクキャンディホロ
- #16 房州アジ
- #49 チェルシー
- #50 べベット
- #51 アディーカ
- #74 ビースト
水の色や、そのときに魚が食べているエサに合わせて選んでみてください。朝や夕方の薄暗い時間帯は、チャート系などの目立つ色がおすすめです。
日中の明るい時間や水が澄んでいるときは、ナチュラルなリアルカラーが良いでしょう。
WEB限定カラー
通常のお店では買えない、WEBショップ限定のカラーもあります。
- ハイブリッジ
- マットチャート
- ストリームライダー
これらのカラーは、持っているだけで他のアングラーと差がつきます。公式サイトなどで見つけたら、ぜひチェックしておきたいですね。
ガボッツ150のインプレ:良かった点
実際にガボッツ150をフィールドで使い込んでみて感じた、素晴らしい点を具体的に紹介します。
このルアーには、多くのアングラーを魅了し、ランカーシーバスを狂わせるだけの明確な理由がありました。ほかのルアーにはない唯一無二の特徴を知れば、きっとあなたもタックルボックスに入れたくなるはずです。
唯一無二の「スイミングポッパー」アクション
ガボッツ最大にして最強の武器は、ポッパーでありながらミノーのように泳ぐという点でしょう。通常、ポッパーは「点」で誘うものですが、ガボッツ150は「線」でも誘える稀有なルアーです。
ロッドアクションを加えれば、激しい水飛沫(みずしぶき)とポップ音で魚に気づかせることができます。
- 水飛沫と音で魚を寄せる
- 引き波を立てて泳ぐ
デッドスローで巻けば、水面をもこもこと盛り上げながら、魅力的な引き波(ウェイク)を発生させます。水面を意識しているけれどトップに出きらない魚に対し、ポッピングで寄せてスイミングで食わせる芸当が可能です。
重量を活かした圧倒的な飛距離
42gという自重のおかげで、キャストした瞬間の飛び出しは圧巻の一言に尽きます。PE2号から3号クラスの太いラインを使ったタックルでも、風を切り裂いてカッ飛んでいきます。
同サイズのフローティングミノーと比べても重心が安定しており、飛行姿勢が乱れにくいのが特徴です。風が穏やかな状況であれば、広範囲を素早くサーチするパイロットルアーとして非常に優秀な働きをします。
アピール力抜群の「クラッキングサウンド」
アクションさせた時に奏でる音が、広範囲のフィッシュイーターを強烈に引き寄せます。ボディと水面がぶつかる音だけでなく、内部構造やフックが動くことで独特の低音や飛沫音が響き渡るのです。
この「クラッキングサウンド」は、遠くにいるシーバスや青物にもしっかりと届き、捕食スイッチを入れます。静かな水面で響くこの音を聞いているだけで、釣り人側のテンションも上がること間違いありません。
足場の高い場所でも操作しやすい
通常のトップウォータープラグは、足場が高いと水面から飛び出してしまい、操作が難しいことが多々あります。しかし、ガボッツ150はカップがしっかりと水を噛むため、水面への吸い付きが抜群に良いのです。
多少足場が高い堤防からでも、水面をキープして足元までしっかりと引いてくることができます。堤防からのコノシロパターン攻略において、この操作性の高さは大きなアドバンテージになるでしょう。
大型フック搭載でランカー対応
ランカーシーバスや青物とのファイトを想定した、安心のフックセッティングも魅力の一つです。標準で#2の太軸フックを搭載しており、大型の魚が掛かっても伸びにくい強度を確保しています。
150mmというボディサイズに負けないフックサイズで、掛かりの良さと強さを両立しています。夢のサイズが掛かったときに、道具の不安で勝負できないというのは一番避けたい事態ですよね。
ガボッツ150のインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、デメリットや扱いづらい点は必ず存在します。
購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、気になる点も包み隠さずお伝えします。良い点と悪い点の両方を理解した上で、ガボッツ150を使いこなしてください。
入手難易度が高く、定価で買えない
これがガボッツ150を使う上で、最も頭を悩ませる最大の問題点かもしれません。非常に人気が高いため、釣具店の店頭で定価で売られているのを見かけることは稀(まれ)です。
ネットオークションやフリマアプリでは、定価の倍以上のプレミア価格がついていることも珍しくありません。ロストした際の精神的、金銭的なダメージが大きく、際どいポイントへのキャストを躊躇(ちゅうちょ)してしまいがちです。
向かい風・横風には弱い
42gという重量はあるものの、ボディが太くてカップがあるため、空気抵抗をかなり受けます。無風や追い風のときは気持ちよく飛びますが、強烈な向かい風や横風を受けると状況は一変します。
空中で回転したり失速したりして、飛距離がガクンと落ちてしまうことがあるのです。荒天時や風が強い日は、シンキングペンシルなど他のルアーに切り替える判断も必要になります。
引き抵抗が強く、疲れる
大きなカップが水をまともに受けるため、リールを巻くときの抵抗感はかなり強いです。早巻きや激しいポッピングを長時間続けていると、手首や腕への負担が大きくなります。
特に流れの速い河川で下流側(ダウンクロス)に投げると、抵抗が大きすぎてロッドがのされてしまうことも。基本的には上流側(アップクロス)に投げるか、流れの緩い場所で使用するのが適しています。
エビり(ライン絡み)が発生する
気合を入れて激しくジャークしすぎると、勢い余ってリーダーがフックに絡む「エビる」現象が起きます。ここぞというボイル撃ちの瞬間にエビってしまうと、せっかくのチャンスを台無しにしてしまいます。
ロッド操作の後は、ラインスラック(糸ふけ)を出しすぎないようにコントロールする慣れが必要です。
フッキング率は低め(トップ特有)
これはガボッツに限った話ではありませんが、水面炸裂系のルアーである以上、ミスバイトは避けられません。特にシーバスが下から突き上げるようなバイトをしてきた際、ボディの浮力が強いため弾かれてしまうことがあります。
「ド派手に出たけど乗らなかった」というもどかしさは、トップウォーターの宿命として覚悟しましょう。
ガボッツ150の使い方
ガボッツ150の性能を最大限に引き出し、魚を釣り上げるための具体的な操作方法を解説します。
状況に合わせて使い方を変えることで、釣果は劇的に変わるはずです。基本のアクションをマスターして、水面炸裂の興奮を味わってください。
デッドスローのタダ巻き
ガボッツ150で最も実績が高く、基本となる使い方がこの「デッドスローのタダ巻き」です。特にコノシロパターンのシーバスに対して、絶大な効果を発揮します。
- ロッドを立てて構える
- ラインを水面につけない
- 泳ぐギリギリで巻く
水面にV字の引き波(波紋)を立てながら、弱った魚のようにヨレヨレと泳がせます。時折、水流の変化でルアーがバランスを崩して「パコンッ」と音を立てたり、千鳥アクションを起こしたりします。
この不規則な動きが食わせのスイッチになるため、信じてゆっくり巻き続けましょう。
ポッピング&ステイ
広範囲から魚を寄せたい時や、水面が波立っていて引き波だけでは目立たない時に有効です。ロッドを軽くあおり、「ボコッ」という音と飛沫(しぶき)を出してアピールします。
- 音と飛沫を出す
- 必ず止める時間を作る
- リズムよく誘う
大切なのは、アクションの後に必ず「ステイ(止める)」の時間を作ることです。音で寄せて、止めた瞬間に「ガバッ!」と水面を割って出ることが非常に多いです。
ガボッツは移動距離を抑えたアクションが得意なので、ピンポイントでネチネチ誘いたい時にも重宝します。
ドリフト釣法(河川・流れのある場所)
川の流れを利用して、死にかけた魚が流される様子を演出する高度なテクニックです。上流側(アップクロス)にキャストし、糸ふけを取る程度に巻きながらルアーを流れに乗せます。
ルアーの頭が下流を向いた状態で、扇状に流し込んでいく(U字ドリフト)のが基本です。カップが水を掴むため、他のトッププラグよりも流れを感じ取りやすく、操作感が分かりやすいのが特徴です。
ダイビング・ミノーアクション(少し潜らせる)
どうしても水面まで魚が出きらない時や、足場が高い場所で使える裏技的な使い方です。ロッドの先端を下げて、少し早めのスピードでリールを巻いてみてください。
水面直下10cmから20cmくらいの深さを、ブリブリと強くアクションしながら泳ぎます。トップウォーターには反応しないけれど、水面直下なら口を使うという状況で「あと一枚」のレンジを入れるのに役立ちます。
ガボッツ150に関するよくある質問
ガボッツ150を購入する前に、多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。サーフでの使用感や青物狙いについて、実際のところどうなのかを解説します。
サーフでも使える?
結論:使えますが、条件を選びます。
遠浅のサーフや、波が穏やかな日には非常に強力な武器になりますが、荒れたサーフには向きません。凪(なぎ)の日の朝マズメなど、水面が鏡のような時はガボッツの引き波が強烈に効きます。
水深が1mもないような浅い場所でも、根掛かりを恐れずにゆっくり引けるのは大きなメリットです。しかし、向かい風が強い日や波が高い日は、飛距離が出ずにルアーが波に揉まれてしまうため、出番は控えたほうが無難です。
青物は釣れる?
結論:めちゃくちゃ釣れます。
ブリやサワラ、シイラなどの青物狙いでも実績が非常に高いルアーです。青物は音と泡に敏感なため、ポッピングによる激しいスプラッシュ音は、ナブラを錯覚させて水面まで呼び寄せます。
150mmというサイズ感は、コノシロやアジなどを捕食している中型から大型の青物にとって、無視できない「ご馳走」に見えるのです。標準で#2の太軸フックがついているため、ワラサクラスやサワラであれば強度的にも問題なく対応できます。
ガボッツ150のインプレまとめ
今回は、BlueBlueのガボッツ150について、良い点から悪い点、使い方まで詳しく解説しました。
このルアーは、ただの水面系ルアーではありません。ポッパーのアピール力と、ミノーの食わせ能力を兼ね備えた、まさに「釣れる」要素が詰まった傑作です。
入手が難しいという難点はありますが、それを補って余りある魅力と実力を秘めています。コノシロパターン攻略の切り札として、またランカーシーバスへの近道として、ぜひあなたの武器に加えてください。
水面が爆発するあの瞬間の興奮を、ガボッツ150で体験してみませんか?きっと、忘れられない一匹との出会いを連れてきてくれるはずですよ。


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