コアマン「IP-35」のインプレ・使い方を徹底解説!

圧倒的な飛距離を叩き出すと噂の60mm35gの「IP-35

「引き抵抗がかなり重くて疲れる」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「IP-35」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「IP-35」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

IP-35とは?基本スペック

出典:COREMAN

IP-35は、各地で高い釣果を出し続けている「アイピー26」のショートカットバージョンにあたるルアーです。フロントのボディ形状はそのまま維持しつつ、リアの鉄板部分を15mmカットすることで、がっちりとした強い水噛みを実現しました。

この独自の設計により、アクションの立ち上がりがすこぶる良くなり、ボトムでのリフト&フォールでも動きのメリハリを効かせやすくなっています。また、リトリーブ中には強烈な波動を発生させるため、ローライトな環境や透明度の低い状況でも無類のパワーを発揮するでしょう。基本となるスペックは以下の通りです。

商品名IP-35(アイピー35)
全長60mm(フェザー含まない)
重量35g
リングコアマン オリジナル #3
フックコアマン CTRB-M #7(がまかつ特注)
スナップコアマン こだわりスナップ #1
フェザーコアマン フェザーウイング
定価1,400円(税込1,540円)

IP-35のカラーラインナップ

IP-35には、様々な状況に対応できる多彩なカラーが用意されています。水の色や天候に合わせて、最適なカラーを選ぶことが釣果アップの鍵となります。それぞれのカラーの特徴をまとめました。

#001 マコイワシブルー/シルバースケール/ピンクベリー
#012 デイグリーン蛍光グリーン/チャートマグマホロ
#013 イワシハラグローパープル/シルバースケール/夜光ベリー
#015 コットンキャンディキャンディ/シルバープレーンホロ
#037 シラスイワシメッキシルバーメッキ/ストロングレッド
#038 レッドヘッドレッドヘッド/ホワイト/ナチュラルホワイト
#041 ホットタイガー蛍光マットグリーン/蛍光マットオレンジ
#043 シークレットブラックマットブラック/夜光ベリー/リバーグリーン

IP-35のインプレ:良かった点

実際にIP-35を使用してみて、特に優れていると感じたポイントを紹介します。多くのアングラーが支持する理由が、これらの特徴に詰まっています。

良かった点
  • 弾丸のような圧倒的な飛距離
  • エビになりにくい優れた性能
  • 広範囲に効く波動とフラッシング
  • シングルフックでバラシを軽減

まず、35gという重量と空気抵抗の少ないショートボディのおかげで、向かい風でも弾丸のように飛んでいきます。オープンエリアや沖の駆け上がりなど、広範囲を探りたい場面で最大の武器となるでしょう。さらに、キャスト時やフォール中にラインがフックに絡む「エビる」トラブルが激減しているのも大きな魅力です。

ストレスフリーで手返し良く投げ続けられるため、釣りに集中する時間が大幅に増えます。また、シリーズ最高レベルの強い波動とフラッシングを備え、広範囲の魚へ強烈にアピールしてくれます。独自のシングルフック仕様により、エラ洗いされても魚の口切れが起きにくく、バラシが軽減される点も優秀です。

IP-35のインプレ:悪かった点

非常に優れたルアーですが、使用する環境によっては少し扱いにくい部分も存在します。購入前に知っておきたい注意点をいくつかまとめました。

悪かった点
  • リールを巻く際の引き抵抗が重い
  • 少し強めのロッドが必要になる
  • 水深が浅いシャローには不向き
  • 障害物に当てると塗装が剥がれる

水をしっかりと噛んで強い波動を生み出す設計のため、リールを巻く際の引き抵抗がかなり強くなっています。長時間投げ続けていると、腕や手首に疲労が溜まりやすくなる点には注意が必要です。また、ルアーが重く引き抵抗も強いため、一般的なミディアムライトクラスのロッドでは穂先が負けてしまいます。

快適に扱うためには、ミディアムからミディアムヘビークラスの少し強めのロッドを用意しましょう。自重があって沈下速度が非常に早いため、水深が浅い場所ではすぐに底を擦ってしまい、根掛かりのリスクが高まります。さらに、ボトムの岩や堤防の壁などにぶつけてしまうと、比較的すぐに塗装が剥がれやすいのも欠点と言えます。

IP-35の使い方

IP-35の性能を最大限に引き出すための、効果的な使い方を解説します。状況に合わせて複数のアクションを使い分けることで、より多くの魚に出会えるでしょう。

1. ただ巻き(表層〜ボトム)

IP-35の最も基本にして最強となる使い方が、一定の速度で巻く「ただ巻き」です。強烈な波動が勝手に出るため、難しいロッドアクションは一切必要ありません。

夏場の高水温期や魚が水面を意識しているときは、着水後すぐにロッドを立てて高速で巻くのが有効です。逆に冬場の低水温期やフラットフィッシュを狙う際は、完全に底まで沈めてからゆっくり巻く方法が効果を発揮します。

2. リフト&フォール

水深のあるディープエリアや、ただ巻きだけでは魚が食いつかないときに口を使わせるテクニックです。着底後にロッドをスッと持ち上げてルアーを浮かせ、その後にラインを送り込んで再び着底させます。

シングルフック仕様なので、フォール中にラインが絡むトラブルがなく、思い切って深場を探ることが可能です。フォール時のフラッシングが、魚の反射的なバイトを強力に誘発してくれるでしょう。

3. ストップ&ゴー

ただ巻きの動作の中に、魚が食いつくための「間」を意図的に作り出す使い方です。任意のレンジをリールで数回転ほど巻き、1秒から2秒ほどピタッと巻くのを止めてルアーを沈ませます。

一定の速度で逃げていたルアーが急に止まり、フッと体勢を崩して落ちる瞬間に魚が思わず飛びつきます。特にヒラメやマゴチなど、ルアーを長く追うのが少し苦手な魚に対して非常に効果的です。

4. ボトムバンピング

水中の底をトントンと小突くようにして、甲殻類や小魚を演出する誘い方になります。ルアーを完全に着底させた後、ロッドの穂先を軽く煽って底で小さく跳ねるようにアクションさせます。

ボトムの砂煙を上げることで、逃げ惑うエビやカニ、底をついばむ小魚をリアルに再現できます。底に張り付いているマゴチやクロダイを、ピンポイントでじっくり狙う際に試してみてください。

IP-35のインプレまとめ

ここまで、コアマンの「IP-35」に関する特徴や実際のインプレッション、効果的な使い方について詳しく解説してきました。35gという自重と空気抵抗の少ないショートボディにより、向かい風でも弾丸のように飛んでいく圧倒的な飛距離が最大の魅力です。

また、シングルフック仕様のおかげで、鉄板バイブ特有の「エビる」トラブルやファイト中のバラシが激減しています。引き抵抗の重さやシャローエリアでの扱いづらさといった注意点はありますが、それを補って余りある釣獲力を秘めています。

水深のある堤防や沖のブレイクなど、飛距離と沈下速度が求められる場面で間違いなく活躍してくれるルアーです。ルアーボックスにひとつ忍ばせておけば、厳しい状況でも頼りになる強い味方となってくれるでしょう。ぜひ次回の釣行でIP-35をキャストして、その強烈な波動と集魚力を体感してみてください。

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