ボラコン150のインプレ・使い方を徹底解説!

ランカーシーバスの餌と噂の150mm48gの「ボラコン150

「飛距離が出ない」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「ボラコン150」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「ボラコン150」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

ボラコン150とは?基本スペック

まずは、ボラコン150の基本的なスペックを確認しましょう。このルアーは、名前の通り「ボラ」をイミテーションしたジョイントスイムミノーの決定版です。

最大の特徴は、ハードプラグとワーム素材を融合させたハイブリッド構造にあります。詳細なスペックは以下の通りです。

商品名ボラコン150 (BORACON 150)
全長150mm
重さ48g
リング#4
フック#2 × 2個
定価2,800円(税込 3,080円)
メーカーBlueBlue (ブルーブルー)

これは!まさにボラである!!そう叫びたくなるほどのリアルな見た目です。ワーム素材を採用することで、ハードプラグでは絶対に出せない「波動」を生み出し、魚のスイッチを強制的に入れます。

また、足場の高さや狙いたいレンジに合わせて、アイの位置を変えることでアクションを変幻自在に操れるのも魅力です。水面を揺らしながら泳ぐ姿は、まさにボラそのもの。スレきった大物でも、連結ワイヤーシステムで確実に獲ることができます。

ボラコン150のカラーラインナップ

カラーバリエーションも非常に豊富です。通常カラーからWEB限定カラーまで、状況に合わせた選択が可能です。

通常カラーラインナップ
  • #01 ブルーブルー
  • #02 ボラ
  • #03 チャートボラ
  • #04 ボラトロピカル
  • #05 ボラカブキ
  • #06 アマゾンボラ
  • #07 オレンジボーラ
  • #08 コノシロ
  • #09 ピンクコノシロ
  • #10 コノシロイリュージョン
  • #11 ピーブラ
  • #12 ボライリュージョン

WEB限定カラー

WEB限定カラー
  • #13 ボラムジャ
  • #14 ボーラカンス
  • #15 ブラックコノシロ
  • #16 ボラアゲハ
  • #17 クリアボラ
  • #18 ボラグロー

ボラコン150のインプレ:良かった点

ここからは、実際に使用して感じたメリットを深掘りしていきます。結論から言うと、このルアーは「ハードルアーの使いやすさ」と「ソフトルアーの食わせ能力」を見事に融合させています。

ハードとソフトの「いいとこ取り」による圧倒的な食わせ能力

最大の魅力は、なんといってもその「食わせ能力」の高さです。ハードプラグには出せない、艶めかしくナチュラルな波動を出せます。

さらに、顔、シルエット、ヒレのディテールに至るまで、本物のボラそっくりに作られています。これにより、スレた魚や警戒心の高いランカーサイズでも、違和感なく口を使わせることが可能です。「そこにいるのに食わない」という状況を打破する切り札になります。

トレブルフック2個搭載でフッキング率が抜群

スイムベイト系の弱点を完全に見事に克服しています。従来のシャッドテールワームなどは、背中にフックが1つしかないことが多く、フッキング率の悪さが課題でした。

しかし、ボラコン150は腹部にトレブルフックを2基搭載しています。これにより、下から突き上げるようなショートバイトでも、高い確率でフックアップに持ち込めます。貴重なバイトを逃さない安心感は、大きなアドバンテージです。

デッドスローから早巻きまで対応するアクション

リトリーブスピードの守備範囲が非常に広いです。ゆっくり巻けば、ジョイントボディが艶めかしく泳ぎ、弱ったボラを演出します。

逆に、回収時のような「スーパー早巻き」でもバランスを崩しません。リップが水流をうまく逃がす設計になっているため、水面を飛び出さずに泳ぎ切ります。流れの速い河川や、リアクション狙いの釣りでもストレスなく使えます。

2つのアイによるレンジ使い分けが可能

ノーズ側に用意された2つのアイを使い分けることで、攻め方の幅が広がります。

上のアイ 通常のただ巻き、ストップ&ゴー、ドリフトで使用。水を噛んで潜ります。
下のアイ 水面直下を引くウェイクベイト的な使い方。ロッドを立ててトップウォーターのように波紋を出して誘えます。

状況に応じてルアー交換をせずに、アイの位置を変えるだけでアプローチを変えられるのは非常に便利です。

障害物にぶつけても割れない

キャスト精度に自信がない方にもおすすめです。ソフトマテリアルで作られているため、衝撃に非常に強いです。

コンクリートの護岸や橋脚などのストラクチャーに誤ってぶつけてしまっても、ハードルアーのように「パリーン」と割れる心配がありません。また、着水音が「ペチッ」と非常にソフトなので、着水音で魚を散らしてしまうリスクも減らせます。

専用ガチガチのタックルがなくても投げられるサイズ感

導入のハードルが低いのも嬉しいポイントです。150mmで約48gというスペックは、昨今の巨大化するビッグベイトの中では比較的軽量な部類に入ります。

専用のビッグベイトロッドを用意しなくても大丈夫です。H〜XHクラスのバスロッドや、少し強めのシーバスロッド(Mクラス以上推奨)があれば、十分にキャストや操作が可能です。

ボラコン150のインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも欠点はあります。購入してから後悔しないように、デメリットについても正直にお伝えします。

保管が面倒で、すぐに曲がり癖がつく

これが最も多くのユーザーを悩ませる最大の欠点です。ソフト素材のため、タックルボックスにそのまま無造作に入れておくと、すぐに変形します。

ボディやリップ、ヒレに曲がり癖がつくと、真っ直ぐ泳がなくなってしまいます。これを防ぐためには、「購入時に入っていた専用のブリスターケース」に入れて持ち運ぶ必要があります。これが現場では非常にかさばり、邪魔になります。

もし曲がってしまった場合は、お湯で煮たりドライヤーで熱したりして直す手間がかかります。

耐久性が低く、ボロボロになりやすい

衝撃には強いですが、「切れ」や「裂け」には弱いです。魚の鋭い歯や、ファイト中の激しいヘッドシェイクには耐性が低いです。

釣れば釣るほどボディに歯型がついたり、ワーム素材が裂けたりしてボロボロになります。特にフグや太刀魚がいるエリアでは、一瞬で噛み切られるリスクもあるため注意が必要です。

コストパフォーマンスが悪い

お財布にはあまり優しくありません。定価が約3,000円と、ルアーとしてはやや高価な部類に入ります。

それにもかかわらず、前述の通り歯型でボロボロになりやすく、寿命が短いです。何年も使い続けられるハードルアーと比較すると、どうしてもランニングコスト(コスパ)は悪くなってしまいます。ここ一番の勝負所で投入するルアーと言えるでしょう。

飛距離が出にくい

広範囲をサーチする釣りには不向きです。150mmというボリュームのあるジョイントボディのため、空気抵抗をかなり受けます。

さらにソフト素材の特性上、キャスト時に飛行姿勢がブレやすく、飛距離が伸びません。オープンウォーターでの遠投や、強風が吹いている状況ではストレスを感じることがあります。

塗装が剥がれやすい

美しいカラーリングも、長持ちはしにくいです。ソフトマテリアルへの塗装であるため、使っているうちにどうしても剥がれてきます。

また、曲がり癖を直そうとしてドライヤーで熱しすぎると、塗装が溶けてベタベタになるという事故も起きています。補修やメンテナンスの際は、熱を加えすぎないように細心の注意が必要です。

内部ワイヤーの強度限界

想定外の超大物には注意が必要です。内部はワイヤー(チェーン等)で連結されており、ボディがちぎれても魚を取り込める設計にはなっています。

しかし、アカメや規格外のランカーシーバスなどが掛かり、激しく暴れ回った際に、この貫通ワイヤーが耐えきれず変形・破壊された事例もあります。通常のシーバスゲームであれば問題ありませんが、モンスタークラスを専門に狙う場合は、構造上の限界を理解しておく必要があります。

ボラコン150の使い方

ボラコン150は、ただ投げて巻くだけでも十分に釣れるルアーですが、そのポテンシャルを最大限に引き出すためには「2つのアイ」と「巻き速度」の使い分けが重要です。

まずは、ノーズ部分にある2つのアイの特性を理解して、状況に合わせてセッティングを変えてみましょう。それぞれのアイが持つ特徴と、適した使い方は以下の通りです。

アイの位置 特徴と使い方
上のアイ
(通常レンジ用)
基本となるセッティングです。少し潜らせて水面直下〜数十センチの深さを引きたい時に最適。
ただ巻き、ドリフト、ストップ&ゴーなど万能に使えます。
下のアイ
(表層用)
水面〜水面直下を意識している魚に有効です。
ロッドを立てて巻くと、水面に引き波を立ててウネウネと泳ぎます。
ポッピングのようなトップウォーター的な誘いも可能です。

この使い分けを基本にしたうえで、実践で効果的なアクションを具体的に解説していきます。魚の反応を見ながら、これから紹介する4つのテクニックを組み合わせてみてください。

デッドスロー(超ゆっくり巻き)★一番おすすめ

ボラコンの真骨頂とも言えるのが、このデッドスローリトリーブです。リールのハンドルを数秒に1回転させるような、極端に遅いスピードで巻いてみてください。

ソフトマテリアルのジョイントボディが自発的にクネクネと動き、尾びれが微振動します。ハードプラグでは見切られてしまうような、スレた大型魚や夜間のシーバスに対して非常に効果的です。「動いているか不安になる」くらいの速度が、実は一番釣れるアクションを生み出します。

ただ巻き〜早巻き

広範囲を手早くサーチしたい時は、通常のただ巻きや早巻きが有効です。リップがしっかりと水を受け流す構造になっているため、早巻きをしても水面に飛び出したり、姿勢を崩したりしません。

明るいデイゲームや、流れの速い河川での使用に適しています。また、魚の活性が高く、リアクション(反射的)に口を使わせたい時にもこの使い方がハマります。

ドリフト(流し釣り)

河川などの流れがある場所では、ドリフト釣法が威力を発揮します。上流側にキャストし、糸ふけ(たるみ)だけを巻き取るイメージで、川の流れに乗せてルアーを自然に下流へ流していきます。

ルアーが下流へ到達し、Uターンして流れの抵抗を強く受けた瞬間が最大のバイトチャンスです。自分で動かすのではなく「水流に動かしてもらう」意識を持つと、より自然なアプローチが可能になります。

ストップ&ゴー

追ってはくるけれど、なかなか食いつかない魚に対しては、食わせの間を与えましょう。リールをグリグリッと数回巻いて、ピタッと止めるアクションを繰り返します。

止めた瞬間に、ソフトボディが「フワッ」と惰性で曲がる動きが出ます。これが弱った小魚を演出し、魚の捕食スイッチを強制的に入れるきっかけになります。障害物の周りや、ここぞというポイントで仕掛けてみてください。

ボラコン150に関するよくある質問

購入を検討している方や、使い始めたばかりの方が抱きやすい疑問をまとめました。タックルセッティングや保管方法など、長く快適に使うためのポイントを解説します。

おすすめのタックルは?

ボラコン150は全長150mm、重量約48g(約1.7oz)です。ビッグベイトとしては比較的軽量ですが、快適に扱うためには適切なタックルバランスが必要です。

バス釣りとシーバス釣り、それぞれの推奨セッティングを以下の表にまとめました。

ターゲット バス釣り(ベイト推奨) シーバス・ソルト(スピニング可)
ロッド H(ヘビー)〜XHクラス
2ozクラス対応のレギュラーテーパー
M(ミディアム)〜MHクラス
50g程度がキャスト可能なもの
ライン フロロカーボン 16lb〜20lb PEライン 1.5号〜2.0号
リーダー 25lb〜40lb

専用のビッグベイトロッドがなくても、少し強めのタックルであれば十分に代用可能です。特にシーバスロッドのMHクラスなら、他のルアーとの併用もしやすく扱いやすいでしょう。

曲がらないようにする保管方法は?

ボラコン150に使用されているエラストマー素材は非常にデリケートです。一度曲がり癖がついてしまうと、本来のアクションが出なくなり、釣果に大きく影響します。

大切なルアーをダメにしないために、以下の保管ルールを徹底してください。

購入時の「専用ブリスターケース」に入れる(絶対推奨)

最も確実で、メーカーも強く推奨している方法です。購入時に入っている透明のプラスチックケースは、ボディからヒレの形まで完全にフィットするように設計されています。

現場では少しかさばりますが、パッケージは捨てずに、このケースに入れて持ち運ぶのが一番のトラブル防止策です。

ルアーケースに直接入れる場合の注意点

もし専用ケースがない場合は、細心の注意を払って収納する必要があります。

ケース収納時のポイント
  • 真っ直ぐ寝かせる:VS-3020などの大きめのケースを使い、窮屈にならないようにします。
  • 壁に押し付けない:テールやリップがケースの壁に当たったままフタを閉めると、すぐに癖がつきます。
  • 詰め物を活用:ケース内で動かないよう、スポンジなどで隙間を埋めて姿勢を維持させましょう。

高温になる場所(車内など)に絶対に放置しない

エラストマー素材は熱に弱く、高温下では自重だけで変形してしまいます。真夏の車内や、直射日光が当たる場所にタックルボックスを放置するのは厳禁です。

最悪の場合、溶けてドロドロになることもあるため、必ず涼しい日陰で保管してください。

他のワーム(塩ビ素材)と接触させない

曲がり対策と同じくらい重要なのが「溶解対策」です。ボラコンのエラストマー素材と、一般的なワーム(塩化ビニル樹脂)が触れると化学反応を起こします。

互いに溶けてベタベタになり、修復不可能になるため、絶対に同じ仕切りの中に入れないでください。

ブルーブルー版と霞デザイン版の違いは?

ボラコン150には「霞デザインオフィス」版と「BlueBlue」版が存在します。基本的なボディ構造や素材は同じですが、ターゲットに合わせた仕様の違いがあります。

項目 霞デザイン版 BlueBlue版
主なターゲット ブラックバス(淡水) シーバス(海水)
カラー展開 ニジマス、野池系チャートなど
淡水ベイトを意識した色
ボラ、コノシロ、パール系など
海のベイトを意識した色
パーツ仕様 バス用フック設定 防錆力の高い強靭なフック
海水対応スプリットリング

使うフィールドに合わせて選ぶのが基本ですが、好みのカラーがあれば別ターゲット用を使っても問題ありません。ただし、バス用を海で使う場合は、フックが錆びやすいため交換することをおすすめします。

リップカットするとどうなる?

愛用者の間で行われているチューニングに「リップカット」があります。顎下のソフト素材リップをハサミで切り落とすことで、アクションを劇的に変化させることが可能です。

リップカットによる変化
  • アクション:水の抵抗がなくなり、滑らかな「S字」や「I字」アクションに変化します。
  • レンジ:潜る力が消えるため、完全に水面〜表層特化型になります。
  • 使い所:流れに乗せて漂わせる釣りや、リップの動きを嫌うスレた魚に有効です。

一度切ると元には戻せませんが、どうしても口を使わない天才級の魚を狙う際の一手として有効です。

ボラコン150のインプレまとめ

ボラコン150は、ハードルアーの使い勝手とソフトルアーの食わせ能力を兼ね備えた、唯一無二のスイムベイトです。保管の手間や耐久性といったデメリットはありますが、それを補って余りある「釣獲力」があります。

特に、スレた大型魚が「そこにいるのに食わない」という状況でこそ、真価を発揮するルアーです。ただ巻きやデッドスローで水面を泳ぐその姿は、人間から見ても本物のボラそのもの。

ぜひあなたのフィールドで、その圧倒的な「生々しさ」を体感してみてください。ボラコン150が、記憶に残る最高の一匹を連れてきてくれるはずです。

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