シンペンの苦手意識を克服できると噂の90mm21gの「バリスト90S」
「引き抵抗が強すぎてシンペン本来のナチュラルさが消えている」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「バリスト90S」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「バリスト90S」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
バリスト90Sとは?基本スペック
バリスト90Sは、独自の技術を詰め込んだ新世代のシンキングペンシルです。
まずは、基本的なスペックを確認しましょう。
| 全長 | 90mm |
| 重さ | 21g |
| リング | #3 |
| フック | #5 × 2 |
| 定価 | 1,920円(税込 2,112円) |
このルアーの最大の特徴は、なんといってもお尻についた「テールフィン」です。
一度使うと、他のシンペンには戻れないほどの快適さを提供してくれます。
一度使うと戻れない!特殊なテールフィンで圧倒的な使い心地の良さを実現!!
バリスト90Sが他のルアーと決定的に違う点、それは「使い心地」です。
お尻についた特殊なテールフィンが、しっかりと水を掴んでくれます。
これにより、デッドスロー(超低速)で巻いても、弱々しくも艶めかしいアクションを生み出します。
さらに、このフィンが抵抗となることで、アングラーの手元に「ルアーが動いている感覚」を明確に伝えてくれます。
向かい風にも負けない!超安定した飛行姿勢で沖のポイントを攻略!
飛距離に関しても、テールフィンが大きな仕事をしています。
キャストした瞬間、フィンが空気の流れを整えてくれるのです。
これにより、飛行中の回転やブレが抑えられます。
誰が投げても「スパーン!」と気持ちよく飛んでいく感覚を味わえるでしょう。
向かい風の状況でも、姿勢が崩れにくいので、沖のポイントを直撃できます。
どんな状況でも水平姿勢をキープしやすい横アイを採用!
バリスト90Sは、ラインを結ぶアイ(輪っか)が横向きになっています。
これは、ルアーを水平に近い姿勢で泳がせるためのこだわりです。
ラインアイ、重心バランス、そしてテールフィン。
これらが完璧に計算されているため、足場が高い場所や、遠くのポイントでも自然な姿勢をキープします。
魚に違和感を与えず、パクっと口を使わせることができるのです。
シンキングペンシルをより使いやすく!!
「シンペンは抵抗感がなくて苦手」
そんなアングラーの声を解決するために生まれたのが、バリスト90Sです。
スロー域でもしっかり水を掴み、ブルブルとした抵抗感を伝えてくれます。
暗闇の中で釣りをしていても、ルアーの位置や動きが手に取るように分かります。
シンキングペンシルに苦手意識がある方にこそ、ぜひ使っていただきたいルアーです。
新しい時代のシンペンの使いやすさを、ぜひ体感してください。
水中映像
実際の水中での動きは、非常にナマナマしいものです。
ゆったりとしたテールスイングで、弱った小魚を演出します。
フォール(沈下)する際も、お尻からストンと落ちるのではなく、水平姿勢でヒラヒラと沈みます。
この「食わせの間」が、シーバスの本能を刺激します。
バリスト90Sのカラーラインナップ
フィールドや状況に合わせて選べる、豊富なカラーが揃っています。
- #01 ブルーブルー
- #02 ファーストレッドヘッド
- #03 チャートバックグロー
- #04 マットチャート
- #05 まんまカタクチ
- #06 オレンジキャンディグロー
- #07 ヌーディーフラッシュ
- #08 ピンクチャートクリア
- #09 クリアオレンジ
- #49 チェルシー
- #58 エンビーノ
- #59 ファニーマッカレル
WEB限定カラー
公式オンラインショップなどでしか手に入らない限定カラーもあります。
- ストリームライダー
- ピンクハート
バリスト90Sのインプレ:良かった点
実際にバリスト90Sを使用して感じた、具体的なメリットを紹介します。
結論から言うと、「飛んで、泳ぎが分かりやすくて、釣れる」ルアーです。
| 飛距離 | PE1.2号で約70mクラスの遠投が可能 |
| 操作感 | 明確な引き抵抗で「ノー感じ」を解消 |
| 姿勢 | 水平スイム&水平フォールで魚に見切られない |
| トラブル | エビになりにくくストレスフリー |
圧倒的な飛距離と飛行姿勢の補正力
まず驚くのが、その飛距離です。
21gという重さ以上に、キャストした時の「抜け感」が素晴らしいです。
PEライン1.2号を使用しても、70mクラスの遠投が楽にできます。
多少キャストが乱れても、空中でテールフィンが姿勢を修正してくれます。
後半の失速が少なく、狙ったポイントへ一直線に飛んでいきます。
シンペン特有の「ノー感じ」を消す明確な巻き抵抗
シンキングペンシルの最大の弱点は「何をやってるか分からない」ことでした。
しかし、バリスト90Sはこの問題を解決しています。
テールフィンが水をしっかり掴むため、ゆっくり巻いても手元に「ブルブル」という感覚が伝わります。
流れの変化も感じ取りやすく、初心者でも自信を持って巻き続けることができます。
魚に見切られにくい「水平スイム」と「水平フォール」
魚は不自然な姿勢のルアーをすぐに見切ります。
バリスト90Sは、横向きのアイとフラットな頭部の設計により、水平に近い姿勢で泳ぎます。
お尻が下がりすぎないので、非常にナチュラルです。
また、ルアーを止めた時のフォール(沈下)姿勢も水平です。
「巻いて食わせる」だけでなく、「止めて食わせる」こともできる万能なルアーです。
トラブルが少ない(エビになりにくい)
フックがラインに絡まるトラブル(通称:エビる)は、釣りのリズムを崩します。
バリスト90Sは、このトラブルが起きにくいように設計されています。
着水後やアクションを入れた後でも、フックが絡みにくいです。
ストレスなく釣りに集中できるのは、大きなメリットと言えます。
バリスト90Sのインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、苦手なシチュエーションはあります。
購入してから後悔しないように、デメリットもしっかりお伝えします。
h3の内容を総括したまとめ
| 浮き上がり | 非常に早く、早巻きには不向き |
| 激流・深場 | 浮いてしまい攻略が難しい |
| 風 | 強風時はフィンが抵抗になる場合も |
| 価格 | 他社製品に比べるとやや高め |
浮き上がりが早すぎ、早巻き(中〜高速巻き)に不向き
水掴みが良いということは、それだけ「浮き上がりやすい」ということです。
ゆっくり巻く分には最高ですが、速く巻くとすぐに水面を割ってしまいます。
中速〜高速で巻いて、リアクションで魚を誘いたい時には向きません。
レンジ(深さ)をキープして早く巻きたい場合は、別のルアーを選びましょう。
激流やドン深エリアの攻略には向かない
流れが速すぎる川や、水深が深いサーフなどでは使いにくい場面があります。
浮き上がりが早いため、ボトム(底)付近を攻めたくても、すぐに浮いて流されてしまうからです。
このような状況では、ウェイトチューンをするか、より重いルアーを使う必要があります。
強風に特別強いわけではない
通常の風なら問題ありませんが、爆風や真正面からの強風には注意が必要です。
テールのフィンが風の抵抗を受けてしまい、煽られることがあります。
飛行姿勢が崩れやすくなり、飛距離が落ちるケースもあるという意見があります。
価格が高めに設定されている
定価で2,000円を超える価格設定は、少し勇気がいるかもしれません。
他メーカーの同クラスのルアーと比較すると、やや高めです。
しかし、その性能と釣果を考えれば、十分に価値はあると言えます。
既存の定番ルアーと好みが分かれる
ダイワの「スイッチヒッター」のように、何も考えずに巻けば釣れるルアーとは少し性質が違います。
しっかりとした引き抵抗がある分、好みが分かれることもあります。
「軽快な巻き心地が好き」という方には、少し重く感じるかもしれません。
バリスト90Sの使い方
バリスト90Sは、ただ投げて巻くだけでも十分に釣れるルアーです。
しかし、その特性を理解して使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができます。
ここでは、バリスト90Sのポテンシャルを最大限に引き出す4つのテクニックを紹介します。
h3の内容を総括したまとめ
| ただ巻き | 基本のアクション。デッドスローでもしっかり泳ぐ。 |
| 引き波 | ロッドを立てて水面を波立てる。バチ抜け等に有効。 |
| ドリフト | 流れに乗せて流す。抵抗感があり操作しやすい。 |
| ストップ&ゴー | 巻いて止める。水平フォールで食わせの間を作る。 |
デッドスロー〜スローリトリーブ(ただ巻き)
バリスト90Sの最も基本にして、最大の武器となる使い方です。
やり方は非常にシンプルで、ルアーが着水したらリールのハンドルをゆっくり巻くだけです。
目安としては、1秒にハンドル半回転から1回転程度のスピードを意識してください。
テールフィンがしっかりと水を掴むため、超低速で巻いてもしっかりとお尻を振って泳ぎます。
通常のシンペンなら沈んでしまうようなスピードでも、魚が最も意識しやすい表層をキープできます。
「ノー感じ」にならずに、手元にルアーの存在を感じながら引いてこれるのが強みです。
水面引き波アクション(引き波ウェイク)
バリスト90Sの「浮き上がりやすさ」を逆手に取った、トップウォーター的な使い方です。
ロッドを少し立てた状態で、水面が「モワッ、モワッ」とV字の引き波を立てるスピードで巻きます。
水面を割るか割らないかのギリギリを攻めるのがコツです。
このアクションは、バチ抜けやハク(ボラの稚魚)、サヨリなどのパターンで極めて有効です。
シーバスが水面付近のベイトを偏食している時に、絶妙な波紋で捕食スイッチを入れます。
ドリフト(流れに乗せる釣り)
河川や潮通しの良いエリアで、ルアーを流れに乗せて自然に漂わせるテクニックです。
流れの上流側にキャストし、ラインが張らず緩まずの状態を保ちながら流していきます。
U字を描くように流したり、橋脚の明暗部に送り込んだりする釣りに最適です。
バリスト90Sは水受けが良いため、ルアーが流れの中でどう動いているかがハッキリと伝わります。
「今、流れが強くなった」「ルアーが反転した」といった情報が手元に来るので、初心者でも簡単です。
ストップ&ゴー(水平フォールで食わせる)
「水平姿勢でのフォール」という特徴を活かして、意図的に「食わせの間」を作る使い方です。
スローにただ巻きしている最中に、リールを巻く手を1〜2秒ピタッと止めます。
これを一定の間隔で繰り返すことで、魚に追わせるきっかけを作ります。
バリスト90Sは止めた瞬間に尻下がりにならず、スッと水平姿勢で沈んでいきます。
シーバスがルアーを追尾してきている場合、この「止めてフワッと沈む瞬間」にバイトが出ることが多いです。
バリスト90Sに関するよくある質問
購入を検討しているアングラーからよく寄せられる疑問について、Q&A形式で回答します。
h3の内容を総括したまとめ
| 潜航レンジ | 0cm〜約60cm(ロッドワークと巻き速度で調整) |
| サーフ・ヒラメ | 遠浅サーフや凪の日は有効。深場は不向き。 |
| フックサイズ | 純正は#5だが、#4へのサイズアップも可能。 |
潜航レンジはどれぐらい?
基本的には表層から水面直下(0cm〜40cm程度)が得意なレンジです。
ロッドを寝かせて少し沈めてから巻けば、60cm〜80cm程度のミドルレンジも引けます。
ただし、浮き上がりが早いため、深いレンジを長時間キープするのは難しいルアーです。
「表層を意識している魚」を狙うためのルアーだと割り切って使うのがおすすめです。
サーフのヒラメにも使える?
結論から言うと、サーフでのヒラメ狙いにも十分使えます。
特に、水深が浅い「遠浅サーフ」や、波が穏やかな日には威力を発揮します。
圧倒的な飛距離が出るので、沖のブレイクラインまで届かせることが可能です。
ただし、水深が深い急深サーフや、波が高い荒れた日はルアーが浮いてしまい使いにくいでしょう。
そのような状況では、より重いメタルジグやヘビーシンキングペンシルの方が有利です。
バリスト90Sのインプレまとめ
バリスト90Sは、シンキングペンシルの「使いにくさ」を徹底的に排除した画期的なルアーです。
特殊なテールフィンが生み出す「飛距離」と「操作感」は、一度味わうと病みつきになります。
これまで「シンペンは何をしているか分からないから苦手」と避けていた方にこそ、使ってほしい一本です。
デッドスローでの艶めかしい泳ぎから、水平フォールでの食わせ能力まで、実釣性能は文句なしです。
特に、河川の明暗撃ちや、干潟、遠浅サーフなどのシャローエリア攻略においては、最強の武器となるでしょう。
価格は少し高めですが、その価値に見合うだけの釣果をもたらしてくれます。
ぜひタックルボックスにバリスト90Sを忍ばせて、シンキングペンシルの新しい世界を体感してください。
あなたの釣りの幅が広がり、これまで獲れなかった一匹に出会えるはずです。


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