バンク120Sのインプレ・使い方!おすすめのタックルや飛距離を徹底解説!

「メガバンク」の愛称でランカーシーバスに強いと噂の120mm46gの「バンク120S

「46gと重すぎていつものタックルでは投げにくい」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「バンク120S」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「バンク120S」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

バンク120Sとは?基本スペック

商品名BANQ 120S(バンク120S)
全長120mm
重量46g
タイプシンキング
アクション艶めかしいローリング/スラローム
レンジ20〜100cm程度
フック#1(大型フック搭載)
リング#4
価格税込2,893円前後

バンク120S(BANQ 120S)は、大野ゆうき氏が代表を務める「Pop Sea Crew(ポップシークルー)」が開発した、対ランカー専用のシンキングペンシルです。

82mmモデルの兄貴分として登場し、その圧倒的な存在感から「メガバンク」の愛称で親しまれています。

通称「メガバンク」!46gのヘビーウェイトモデル

バンク120Sの最大の特徴は、なんといっても「46g」という圧倒的な自重です。

一般的な120mmクラスのシーバス用シンキングペンシルは20g〜30g程度が主流ですが、バンク120Sはその常識を覆す高密度設計となっています。

この重量のおかげで、強風が吹き荒れる磯や、波が高いサーフ、川幅の広い大規模河川の流心など、これまで「攻めたくても攻められなかったエリア」への到達が可能になりました。まさに、モンスタークラスと出会うための「最終兵器」といえるでしょう。

ショートリップ搭載でレンジキープ力も健在

「46gもあったら、すぐに底まで沈んでしまうのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、バンク120Sは単に沈むだけの鉛の塊ではありません。

バンクシリーズのアイデンティティである「ショートリップ」を搭載することで、その課題を解決しています。

このリップが着水直後から確実に水を掴み、適度な浮き上がり抑制効果を発揮します。その結果、足場の高い堤防や磯、荒れた海況であっても、魚が最も意識する「水面下20〜100cm」のレンジを長時間キープし続けることが可能です。

飛距離

46gの重量と、計算された重心移動システム(移動ウエイト)の組み合わせにより、「メタルジグに匹敵する飛距離」を叩き出します。

向かい風や横風を切り裂くように突き抜ける弾道は圧巻です。サーフで遥か沖のブレイクラインを狙い撃つ際や、磯で遠くの潮目を攻める場面で、その真価を発揮します。

圧倒的な飛距離が出るということは、それだけ「長い時間ルアーを水中に留めておける」ということです。広大なオープンエリアにおけるサーチベイトとしても、最強クラスの性能を誇ります。

※注意点として、46gをフルキャストするにはM(ミディアム)〜MH(ミディアムヘビー)クラス以上のロッドが必要になります。

フックサイズ

このルアーが本気で「ランカー以上」を狙っている証拠が、搭載されているフックサイズです。純正で「#1」という極太・大型フックを採用しています。

一般的なシーバスルアーとしては最大級のサイズであり、ランカーシーバスはもちろん、座布団ヒラメやブリ・ワラサクラスの青物が掛かっても伸びにくい強度があります。

「買ったばかりのルアーのフックを交換する」という手間がなく、パッケージから出してそのままモンスターと対峙できる安心設計です。

バンク120Sのカラーラインナップ

バンク120Sは、視認性の高いカラーからナチュラル系まで、実戦的なカラーが揃っています。

カラーチャート
  • ハッピーレモン
  • レモンソーダミント
  • コーラルピンク
  • ロイヤルコーラルピンク
  • ボラグロー
  • ホライズン
  • COHマットチャート
  • PSC
  • アンバーゴールドフィニッシュ
  • アイスブルーパール

バンク120Sのインプレ:良かった点

実際にバンク120Sをフィールドで使用して感じた、具体的なメリットを紹介します。

抜群の飛距離

前述の通り、46gのウエイトが生み出す飛距離は強烈です。タックルバランスが合えば70m〜80m超の飛距離も容易に出せます。

高足場の堤防や、ウェーディングでは届かない沖の瀬など、あらゆるフィールドを射程圏内に収めます。特に秋の大型ベイトパターンなど、広範囲を効率よく探りたい場面で手放せない武器となります。

着水直後の動き出しが素早い

重いルアーは動き出しが鈍いことが多いですが、バンク120Sは優秀な重心移動システムのおかげで、着水後の立ち上がりが非常にスムーズです。

着水ヒットのチャンスを逃さず、リトリーブ開始直後から魚を誘い続けることができます。着水点から足元まで、無駄なくポイントを攻略できる点は大きな強みです。

ショートリップが水を掴みやすい

ショートリップの恩恵は絶大です。着水直後に水を噛む感覚が手元に伝わるため、横風が強い日や流れが複雑な場所でも、ルアーの挙動を把握しやすくなっています。

スローリトリーブでも、流れの速さに関係なく安定したスラロームアクションを維持できるため、ドリフト釣法にも適しています。

潜航レンジが幅広くて汎用性が高い

水面直下しか引けないルアーとは異なり、20〜100cmという幅広いレンジをカバーできます。これは、人気の「ガルバストロング」などの表層特化型ルアーよりも一枚下の層を探れることを意味します。

強風で水面が荒れて魚が沈んでいる状況や、足場が高くてルアーが浮き上がってしまう状況でも、しっかりと魚の目の前を通すことができます。

バンク120Sのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、デメリットや扱いにくい点は存在します。購入前に知っておくべき注意点を包み隠さず解説します。

重量が46gあるので長時間投げると疲れる

46gという重さは武器である反面、アングラーへの負担も大きくなります。軽いシーバスロッドではキャスト自体が困難であり、MHクラス以上のロッドで振り切る必要があります。

長時間フルキャストを続けると、手首や肩への疲労が蓄積しやすい点は覚悟が必要です。

荒れ/強流時のコントロール性

基本的にはレンジキープ力が高いルアーですが、限界を超えた荒天時にはコントロールが難しくなることがあります。

特に強風で海面が激しく荒れている時は、ショートリップが逆に波の影響を受けたり、ラインが風に煽られることで意図せず浮き上がったりするケースがあります。狙ったピンポイントに留めるには、サミングやロッドワークなどの技術が求められる場面もあるでしょう。

高活性だとアピール力が低いこともある

バンク120Sのアクションは、艶めかしいローリングとスラロームです。これはスレた魚や冷静な大型魚には効果絶大ですが、高活性で「バタバタと激しく動くルアー」を追いかけている状況では、アピール不足になる可能性があります。

魚がルアーに気づいていないと感じる場合は、ミノーやバイブレーションとのローテーションが必要です。

バンク120Sの使い方

バンク120Sは特殊なスペックを持っていますが、操作自体は非常にシンプルです。

基本操作から応用テクニックまで、釣果を伸ばすための具体的なメソッドを3つ紹介します。

基本の「タダ巻き」で広範囲をサーチ

最も基本的かつ強力な使い方が「タダ巻き」です。46gという重量がありますが、決して早巻き専用ではありません。

ショートリップがしっかりと水を掴むため、スロー〜ミディアムリトリーブでもレンジを落としすぎず、艶めかしいスラロームアクションを破綻なく演出できます。

広大なオープンエリアやサーフでは、まずはフルキャストしてタダ巻きで広範囲の魚に見せていくのがセオリーです。

流れを制する「ドリフト釣法」

河川の流心や潮目が走るエリアでは、流れに乗せて流し込む「ドリフト釣法」が効果を発揮します。

上流側(アップクロス)にキャストし、ルアーを流れに同調させながら、糸ふけを取る程度の速度で巻きます。

通常のシンペンは流れの中でノー感じになりがちですが、バンク120Sはリップの抵抗感があるため、水中のルアーの位置や挙動を把握しやすいというメリットがあります。

ランカーシーバスが待ち構える橋脚のヨレや明暗の境目へ、高い精度で送り込むことが可能です。

サーフや深場で効く「ストップ&ゴー」

水深のある堤防やサーフで、ボトム(底)付近にいる魚を狙う場合のテクニックです。キャストして一度底を取り、ハンドルを5〜10回巻いてアクションさせた後、再びカーブフォールで底を取り直します。

46gの自重により沈下速度が速いため、メタルジグのような感覚で縦のレンジ攻略が可能です。

特に低活性で沈んでいるシーバスや、サーフでのヒラメ・マゴチ狙いにおいて、ボトムから離れすぎずにアピールし続けられる強力なメソッドとなります。

バンク120Sにおすすめのタックルは?

46gの重量を快適に扱い、大型魚とのファイトを制するための推奨タックルを紹介します。

ロッドMH〜HHクラス(モアザンブランジーノEX、モンスタープラッガーなど)
リール4000番〜5000番(SWシリーズ含む)
ライン(PE)1.5号〜2.0号
リーダー25lb〜35lb(ナイロンまたはフロロ)

通常のシーバスタックルよりも、ヒラスズキ用やライトショアジギング用に近い、強めのセッティングが適しています。

バンク120Sに関するよくある質問

バンク120Sの導入を検討しているアングラーから寄せられる、特に多い質問をまとめました。

サーフや青物狙いでの汎用性、類似ルアーとの明確な違いなど、購入前に解消しておきたい疑問にお答えします。

バンク120Sはサーフでも使える?

結論から言うと、「非常に適しており、強力な武器になる」といえます。

サーフ(砂浜)攻略において最も重要な要素は「飛距離」ですが、バンク120Sはその条件を完璧にクリアしています。

また、波っ気があるサーフでも、水噛みが良いためルアーが波から飛び出しすぎず、波打ち際までしっかり泳ぎ切る「レンジキープ力」が秀逸です。

遠浅サーフでの座布団ヒラメやマゴチ狙いにも流用可能で、特にコノシロなどの大型ベイトが接岸しているタイミングでは最強のパターンとなり得ます。

バンク120Sは青物にも使える?

本来はシーバス用ルアーですが、イナダ・ワラサ(ハマチ・メジロ)クラスの青物にも非常に有効です。

早巻きしてもアクションが破綻しにくいため、青物が好むスピード域にも対応できます。ロッドを立てて水面を滑走させる「スキッピング」でナブラを撃つ使い方も効果的です。

ただし、ブリクラスの大型青物を専門に狙う場合は、念のためさらに太軸のフックへ交換するか、タックルバランスに注意してファイトすることをおすすめします。

バンク120Sとガルバストロングの違いは?

同じく大野ゆうき氏が監修した120mmクラスのシンペン、DAIWA「モアザン ガルバストロング120S」との違いは、多くの読者が気になるところでしょう。

最大の違いは「得意とするレンジ(深さ)」と「アクションの質」です。

比較項目BANQ 120S(バンク)
ガルバストロング120S
レンジ20cm〜100cm(中層・ディープレンジ)0cm〜20cm(水面・表層直下)
浮き上がり適度に抑えられる非常に早い
得意な状況足場が高い場所、荒れた海、強流のドリフトシャローエリア、凪の水面、ドッグウォーク
イメージ中層・激流のオールラウンダー表層の王者

水面を意識して波紋を出したいなら「ガルバストロング」、少し下の層を安定して流したいなら「バンク120S」という使い分けがベストです。

この2つを持っていれば、表層から中層まで隙のない攻略が可能になります。

バンク120Sのインプレまとめ

バンク120Sは、46gというヘビーウェイトとショートリップを融合させた、対ランカー専用のシンキングペンシルです。

圧倒的な飛距離で未踏のポイントへアプローチできるだけでなく、荒れた状況でもレンジをキープし続ける安定感は唯一無二です。

「風が強くて釣りにならない」「あと数メートル届けば魚がいるのに」という悔しい場面を、歓喜の瞬間に変えてくれる可能性を秘めています。

タックルを選ぶルアーではありますが、使いこなせばこれほど頼もしい相棒はいません。ぜひメガバンクをタックルボックスに加え、自己記録級のモンスターシーバスに挑んでみてください。

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