ラザミン90のインプレ・使い方を徹底解説!

I字系微波動でスレた魚に効くと噂の90mm8gの「ラザミン90

「引き抵抗がなくて何をしているか分かりにくい」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「ラザミン90」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「ラザミン90」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

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目次

ラザミン90とは?基本スペック

ラザミン90は、水面直下を棒のように泳ぐ「I字系」アクションを極めたフローティングミノーです。

まずは、その基本スペックを表で確認しましょう。

全長90mm
重さ8g
リング#2
フック#8 × 2
レンジ水面〜水面下10cm
タイプフローティング
定価1,780円(税込 1,958円)

水面直下×I字系=繊細パターン攻略

ラザミン90の最大の特徴は、人間の目では捉えきれないほどの「微細な揺らぎ」です。

一般的なミノーのようにブルブルと泳ぐのではなく、スーーッと静かに水面直下を移動します。

この動きこそが、魚に違和感を与えず、本物のエサだと思わせる鍵となります。

特に、バチ(ゴカイ類)やハク(ボラの稚魚)、サヨリといった、動きの少ないベイトを捕食している時に圧倒的な強さを発揮するのです。

I字系微波動ミノー!!

開発責任者の村岡昌憲氏も語る通り、このルアーは「世にあるフローティングミノーの中で最も動かないルアー」を目指して作られました。

お尻を振ることさえせず、最低限の水流変化だけで魚を誘います。

「動かないこと」が、スレた魚にとっては最高のアピールになるという逆転の発想が詰め込まれています。

水平姿勢で泳ぐから見切られにくい!!

水面での姿勢もこだわりのポイントです。

頭や尻尾が下がることなく、綺麗な水平姿勢を保ちながら泳ぎます。

これにより、下から見上げているシーバスに対して、より自然なシルエットを見せることが可能です。

違和感を徹底的に排除した設計が、賢い大型シーバスの口を使わせます。

軽いのに良く飛ぶ空力設計!!

わずか8gという軽さながら、飛距離への対策も万全です。

飛行機の後部デザインをヒントにしたボディ形状と、計算された重心移動システムを搭載しています。

この工夫により、軽量ルアーにありがちな「飛ばないストレス」を軽減し、実戦で使える飛距離を確保しました。

ラザミン90のカラーラインナップ

豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。

状況に合わせて使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができるでしょう。

カラーラインナップ一覧
  • #01 ブルーブルー
  • #02 ピンクドップラー
  • #03 チャートバックパール
  • #04 ピンクチャートクリア
  • #05 イブランリバース
  • #06 キラキラシラス
  • #07 タイニーベイト
  • #08 チャートバッククリア
  • #09 甲殻スモークタイガー
  • #10 SGO
  • #11 根こそぎバチ
  • #12 シースルーブラック
  • #15 マットチャートタイガー
  • #16 オレンジタイガー
  • #17 ギャラクシーグロー
  • #18 スミダノサクラアミ
  • #19 ブラッディースクライド
  • #20 紫電一閃
  • #21 マイクロチェッカー
  • #22 キラーホワイト

WEB限定カラー

WEB限定カラー
  • ミラージュピンク
  • ハイブリッジ
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ラザミン90のインプレ:良かった点

実際にフィールドでラザミン90を使い込んでみて感じた、具体的なメリットを紹介します。

「釣れない状況」を打開する力が、このルアーには確かにありました。

8gの軽量ボディからは想像できない抜群の飛距離

最初に驚いたのは、そのキャスト性能です。8gという軽さからは想像できないほど、しっかりと飛距離が出ます。

独自の空力設計と「マグネット重心移動システム」のおかげで、飛行姿勢が安定しているからでしょう。

PE1号クラスのタックルでも40m前後は飛ばせるため、小規模河川や港湾部では十分な射程距離を確保できます。同サイズの軽量フローティングミノーの中では、トップクラスの投げやすさだと感じました。

激スレシーバスに口を使わせる「I字系微波動」

最も感動したのは、やはりその食わせ能力の高さです。

水面直下をスーッと引いてくるだけで、これまで無反応だった魚が嘘のようにバイトしてきます。

人間の目には単なる棒が動いているようにしか見えませんが、水流の変化をごく僅かなロールアクションに変換しています。この「動きすぎないアクション」こそが、ハイプレッシャーなエリアや、連日叩かれてスレ切ったシーバスに効くのだと実感しました。

特定の繊細なベイトパターンに極めて強い

マッチ・ザ・ベイトの観点からも、非常に優秀なルアーです。

有効なベイトパターン
  • 春先のバチ抜けパターン
  • ハク(ボラの稚魚)パターン
  • 夏から秋のサヨリパターン
  • アミなどのマイクロベイトパターン

このように、小さくて遊泳力の弱いベイトを捕食している時には、右に出るものがいないほどの強さを発揮します。

吸い込むような小さなバイトもしっかりとフッキングに持ち込めるのは、このルアーならではの強みです。

水面〜水面直下のレンジコントロールが容易

リトリーブスピードやロッドの角度で、微妙なレンジ調整ができる点も便利です。

ロッドを立ててデッドスローに巻けば、水面にV字の引き波(波紋)を出してアピールできます。

逆に、少しロッドを寝かせたり速度を上げたりすれば、水面下数センチを泳がせることが可能です。

「水面には出ないけど、表層を意識している」というシビアな状況下で、1cm単位のレンジ攻略ができるのは大きな武器になります。

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ラザミン90のインプレ:悪かった点

素晴らしいルアーであることは間違いありませんが、万能ではありません。

購入後に後悔しないよう、デメリットや扱いづらい点についても正直にお伝えします。

魚を遠くから寄せる「アピール力」は皆無

アクションが極めて静かなため、広範囲から魚を呼ぶ力はありません。

「ここに魚がいる」と分かっている場所や、ボイルが発生しているピンポイントに投げ込む必要があります。

広いオープンエリアで魚の居場所を探すための「サーチベイト」としては不向きです。

あくまで、居場所が絞れている魚を食わせるためのルアーだと割り切りましょう。

引き抵抗がなく「ノー感じ」になりやすい

巻いていても手元にブルブルという感覚が伝わってきません。

そのため、「ルアーが今どこにあるのか」「ちゃんと泳いでいるのか」が分かりにくいという欠点があります。

特に初心者の方は、「本当にこれで釣れるのか?」と不安になりやすく、使い続けるには慣れとメンタルが必要です。

しかし、その「ノー感じ」こそが釣れる理由なので、信じて巻き続けることが大切です。

ウエイトを戻すのにコツが要る(テーリングしやすい)

キャスト後に重心移動のウエイトを戻す動作が必要ですが、これに少しコツがいります。

着水後に強くロッドをあおると、ラインがフックに絡む「テーリング」が頻発します。

これを防ぐには、着水サミングをしっかり行い、着水後は優しくロッドをさびくか、リールを軽く巻いてウエイトを戻す配慮が必要です。

慣れるまではトラブルが起きやすい点には注意してください。

手返しが非常に悪い

基本的にはデッドスロー(超ゆっくり)で巻くルアーです。

そのため、1回のキャストから回収までに時間がかかります。

テンポよく次々と場所を移動して探る「ランガンスタイル」にはあまり向きません。

じっくりと腰を据えて、粘り強く攻める釣りにおすすめです。

風や波などのラフなコンディションに弱い

ルアー自体が軽く、泳ぐレンジも浅いため、荒れた天候は苦手です。

強風でラインが煽られたり、高い波に揉まれたりすると、本来のI字アクションが破綻してしまいます。

水面が穏やかな凪の日や、波風が少ない状況でこそ真価を発揮するルアーです。

強風下では飛距離が落ちる

いくら飛ぶ設計とはいえ、8gという軽さは物理的な制約を受けます。

強い向かい風や横風が吹く状況では、どうしても飛距離が落ちてしまいます。

風が強い日は、もう少し重量のあるシンキングペンシルなどを選ぶ方が無難でしょう。

状況によっては引き波が弱すぎると感じる場合がある

バチ抜けパターンなどで、もっと派手に引き波を出してアピールしたい時には物足りなさを感じることがあります。

アピール力が控えめな分、魚に見つけてもらえないケースもあるということです。

より強い引き波が必要な場合は、他のハイフロート系ルアーとの使い分けが重要になります。

ラザミン90の使い方をマスターして釣果を伸ばそう

ラザミン90は「ただ投げて巻くだけ」でも釣れるポテンシャルを持っていますが、その真価を100%引き出すには少しコツが必要です。

ここでは、釣果を大きく左右する「ウエイト戻し」や、食わせの肝となる「リトリーブスピード」など、具体的な操作方法を解説します。

これらのテクニックを習得すれば、さらに多くのシーバスを手にすることができるでしょう。

着水後の「ウエイト戻し」は優しく行う(超重要)

ラザミン90を使う上で、最も気をつけなければならないのが着水直後の動作です。

このルアーは飛距離を出すために重心移動システムを採用しており、キャスト時はウエイトが後方に移動しています。着水後にウエイトを前方の定位置に戻さないと、正しい姿勢で泳がず、水面にお尻を下げて浮くだけになってしまいます。

正しい手順は以下の通りです。

ウエイト戻しの手順
  • 着水サミングでラインの出を止める
  • 着水後、リールを「チョンッ」と半回転ほど優しく巻く
  • または、ロッドティップを軽くあおってウエイトを戻す

ここで強くロッドをあおったり、激しくジャークしたりするのは厳禁です。

勢いよく動かすと、フックがラインを拾って「エビ(テーリング)」状態になり、そのキャストが無駄になってしまいます。

「優しく、確実に」ウエイトを戻す癖をつけましょう。

基本は「デッドスローリトリーブ(超ゆっくり巻き)」

ラザミン90の基本アクションは、ルアーが動くか動かないかギリギリの速度で巻くことです。

リールを巻いていて「ルアーがブルブル泳いでいる」と感じたら、それは巻きすぎのサインかもしれません。手元に引き抵抗をほとんど感じない「ノー感じ」の状態こそが、水中で微細なロールアクションを生み出している証拠です。

特に無風や凪の状況では、以下の基準を意識してみてください。

巻き速度の基準
  • 水面にわずかなV字波紋が出るか出ないかの速度
  • ハンドル1回転に2〜3秒かけるイメージ

焦れったくなるほどのゆっくりとした巻きが、警戒心の強い大型シーバスの捕食スイッチを入れます。

ロッドの角度で「レンジ(泳ぐ層)」を使い分ける

ラザミン90の設定レンジは「水面〜水面直下10cm」と非常に浅いですが、この10cmの中での使い分けが勝負を決めます。

ロッドの角度を調整することで、状況に合わせた微調整が可能です。

水面V字引き波アクション(ロッドを立てる)

ロッドを立て気味にしてデッドスローで巻くと、背中で水面を押し、V字の引き波を立てて泳ぎます。

バチが水面をニョロニョロと泳いでいる時や、ハク(ボラの稚魚)が水面でモヤモヤしている時に絶大な効果を発揮します。

シーバスが水面を意識して上を見ている状況では、この引き波が強烈なアピールとなります。

水面直下I字・微波動アクション(ロッドを寝かせる)

ロッドを下げて水面と平行、または下向きにして巻くと、ルアーは水面下数センチに潜ります。

この状態では水面に引き波を出さず、水中でひっそりと棒のように進みます。

魚が水面を割るのを嫌がっている時や、ルアーの存在感を見切ってくるようなハイプレッシャーな状況で有効です。

流れに乗せる「ドリフト釣法」

河川や潮通しの良い場所では、流れを利用した「ドリフト」が極めて有効なメソッドになります。

無理にリールを巻いて泳がせるのではなく、流れにルアーを乗せて漂わせるイメージです。

具体的な手順は以下の通りです。

ドリフトの手順
  • 狙いたいポイントの上流側にキャスト
  • 糸フケを取る程度にゆっくりリールを巻く
  • ルアーを流れに乗せて下流へ送り込む
  • ルアーがターンする瞬間に集中する

ルアーが下流側で流れを受けて向きを変える「U字ターン」の瞬間に、わずかにアクションが変化します。

この変化が「食わせの間」となり、追尾してきたシーバスが思わず口を使ってしまうのです。

ラザミン90に関するよくある質問

購入を検討している方や、使い始めたばかりの方が抱きやすい疑問にお答えします。

バチ抜けへの適性や、迷った時のカラー選びについてまとめました。

バチ抜けにも使える?

結論から言うと、ラザミン90はバチ抜けパターンにおいて最強クラスのルアーの一つです。

その理由は、ラザミン90が持つ「I字系微波動アクション」が、遊泳力の弱いバチの動きそのものだからです。

一般的なシンキングペンシルさえも見切ってしまうような、スレて神経質になったシーバスに対しても、違和感を与えずに口を使わせることができます。

また、ロッドを立てればバチ特有の「水面の引き波」も再現可能です。

メーカーであるBlueBlueからも、バチ抜けシーズンには専用カラーや限定モデルが発売されるほど、実績と信頼のあるパターンです。

おすすめ・人気カラーは?

ラザミン90は繊細な状況で使うことが多いため、カラー選択が非常に重要になります。

状況に合わせた鉄板カラーをいくつか紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。

バチ抜け特化のおすすめカラー

バチ抜けシーズンには、以下のカラーを持っておけば間違いありません。

バチ抜け特化カラー
  • 根こそぎバチ(#11)
    名前の通りバチパターン攻略のド定番。
  • ピンクドップラー(#02)
    視認性が良く、バチ抜けの鉄板色であるピンク系。
  • イブランリバース(#05)
    パールベースにオレンジベリーの実績カラー。

ナイトゲーム・濁り時の定番カラー

夜間の釣りや、水が濁っている時はアピール力のあるカラーが有効です。

ナイト・濁り用カラー
  • チャートバックパール(#03)
    ナイトゲームの必需品。明暗部攻略に最適。
  • キラーホワイト(#22)
    ぼんやりと光る膨張色で、常夜灯周りに強い。

マイクロベイト・クリアウォーター向け

水が澄んでいる場所や、シラス・ハクなどの小さいベイトを捕食している時はクリア系が最強です。

クリア・マイクロベイト用カラー
  • キラキラシラス(#06)
    フラッシング効果でアミやシラスを演出。
  • ピンクチャートクリア(#04)
    シルエットをぼかして魚の警戒心を解く。

まずは万能な「チャートバックパール」を1つ用意し、行くフィールドの状況に合わせて「バチ系」か「クリア系」を追加するのがおすすめです。

まとめ:ラザミン90はスレたシーバスへの最終兵器

BlueBlueのラザミン90は、動かないことの強さを極限まで追求した「I字系微波動ミノー」です。

派手なアクションで魚を寄せる力はありませんが、目の前に魚がいるのに食わないという、アングラーを悩ませる難局面でこそ輝きます。

春のバチ抜け、初夏のハクパターン、秋のサヨリパターンなど、偏食するシーバスに対してこれほど頼りになるルアーは多くありません。

「ウエイト戻し」や「デッドスロー」といった使い方のコツさえ掴めば、スレ切った大型シーバスへの最終兵器となるでしょう。

タフな状況を打破する「お守り」として、ぜひタックルボックスに忍ばせてみてください。

きっと、諦めかけていたその一匹に出会わせてくれるはずです。

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