シャルダス14のインプレ・使い方を徹底解説!

マイクロベイトパターンの救世主と噂の60mm14gの「シャルダス14」。

「風に弱くて飛距離が出ない」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「シャルダス14」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「シャルダス14」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

シャルダス14とは?基本スペック

まずは、シャルダス14の基本的なスペックを確認していきましょう。このルアーは、従来のブレードベイトの常識を覆す設計で作られています。

全長60mm
重さ14g
フック#8 × 2個
レンジ20cm 〜 50cm
ブレードNo.3
定価1,890円(税込 2,079円)

最大の特徴は、なんといっても「表層をデッドスロー(超ゆっくり)に引ける」ことです。通常、金属製のブレードルアーは重く、早く巻かないと沈んでしまいます。しかし、シャルダス14は背中の形状をあえて球面にすることで、巻けば巻くほど浮き上がる揚力を発生させます。

さらに、ボディ下面は水流の抵抗を受けにくい構造になっており、スムーズな浮き上がりをサポートしています。これにより、水深の浅い遠浅のシャローエリアでも、ブレードのきらめきと波動で魚を誘うことが可能になりました。もちろん、一度沈めてから中層をゆっくり引くこともできるため、様々なレンジ攻略に対応できます。

ブレード系の食わせる力は破壊的

ブレード系ルアーの最大の魅力は、「小さなシルエット」と「強い波動」の両立です。これはルアーフィッシングの原点であるスピナーやスプーンと同じ原理です。小さなボディから放たれる強い波動は、側線で獲物を探すフィッシュイーターの本能を強烈に刺激します。

さらに、デイゲーム(日中)であれば、ブレードが光を乱反射し、視覚的にも魚を強く惹きつけます。この「波動」と「フラッシング」の相乗効果が、スレた魚にも口を使わせる破壊的な力を生み出すのです。

ブレード系をシャローエリアに

これまでの日本のソルトルアー界において、ブレードベイトは主に「深場(ディープエリア)」で使われるものでした。鉛の塊であるスピンテールジグは沈むのが早く、浅い場所では根掛かりのリスクが高すぎたからです。

しかし、シャルダスはその常識を打ち破りました。「ブレードの破壊力を、水深の浅いエリアでも使いたい」そんな願いを叶えたのがこのルアーです。水面直下をゆっくり引けることで、これまでミノーやシンキングペンシルしか投げられなかった場所が、ブレードベイトの独壇場に変わります。

定価は1,890円(税込 2,079円)

価格は税込で約2,000円ほどです。決して安くはありませんが、その釣獲能力と独自の機能を考えれば、十分に投資する価値があります。

フックサイズは#8が2本

全長60mmのコンパクトボディに対し、#8サイズのフックが2本搭載されています。小型ながらもしっかりと掛けることができるサイズ選定です。

シャルダス14のカラーラインナップ

シャルダス14は、豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。状況に合わせて使い分けることで、さらなる釣果アップが期待できます。

#01 ブルーブルー
#03 ピンク/チャートクリア
#04 チャートバックデカレンズホロ
#08 ブルーブルークリア
#09 房州アジチャートヘッド
#11 キラキラシラス
#13 チャートバックパール
#17 スパークシルバー
#18 マットクリアグリーン
#19 パープルウィニー
#20 クリアブラック
#21 ブルーグローキャンディ
#29 レモンスパーク
#30 フラッシュカーズ
#31 チェルシー
#32 パールゼブラ

WEB限定カラー

さらに、公式オンラインショップ等でしか手に入らない限定カラーも存在します。

WEB限定カラー
  • フルクリア
  • ミラージュピンク
  • ハイブリッジ

シャルダス14のインプレ:良かった点

ここからは、実際にシャルダス14を使用して感じた「良かった点」を具体的に紹介します。他のルアーにはない、このルアーだけの強みがはっきりと見えてきました。

ブレードルアーなのに「ド浅瀬をデッドスロー」で引ける

これこそが、シャルダス14を選ぶ最大の理由です。通常のスピンテールジグでは、着水と同時に高速巻きをしないと底を引きずってしまいます。

しかし、シャルダス14なら水深30cm程度のド浅瀬でも、ゆっくりと魚に見せながら引くことができます。水を受けると浮き上がる設計のおかげで、根掛かりを恐れずにシャローエリアを攻めきれるのは大きなアドバンテージです。

デイゲームだけでなく「ナイトゲーム」でもめちゃくちゃ釣れる

「ブレード=日中」というイメージをお持ちではありませんか?シャルダス14は、夜のシーバスゲームでも驚くほど釣れます。理由は、デッドスローで引けるため、シーバスがルアーを見つける時間を長く作れるからです。

暗闇の中でもブレードの微細な波動が魚に伝わり、スレた魚の捕食スイッチを入れます。ミノーやシンペンに反応がない時、最後の切り札として投入すると一撃で食ってくることが多々あります。

見た目に反して飛距離が安定している

「ブレードが付いていて太めのボディだと、飛ばないのでは?」私も最初はそう思っていましたが、実際に投げるとその不安は消えました。

飛行姿勢が非常に安定しており、想像以上にストレスなくスパーンと飛んでいきます。広範囲をサーチするパイロットルアーとしても優秀です。

港湾部や小場所、イナッコパターンにドンピシャなサイズ感

全長60mmというサイズが絶妙です。日本の港湾部や小・中規模河川でメインベイトとなる「イナッコ(ボラの幼魚)」のサイズにぴったりなのです。

特に夏場から秋にかけて、水面でイナッコがざわついている状況では独壇場になります。大きなルアーを見切る賢いシーバスも、この一口サイズなら思わずパクッと食べてしまいます。

シャルダス14のインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、弱点や扱いのコツがあります。購入してから後悔しないよう、デメリットもしっかりとお伝えします。

エビになりやすい(フックとブレード・ラインが絡む)

これはブレード系ルアーの宿命とも言えます。キャスト時や着水時、フォール中にリアフックがラインやブレードに絡まる「エビる」現象が起きやすいです。

これを防ぐには、着水直前にサミング(指でラインを抑える)をして、ルアーの姿勢を正す技術が必須です。ただ投げて巻くだけではなく、丁寧なキャストが求められます。

早巻きには向いていない(水面を割る・上滑りする)

ゆっくり巻いて浮き上がるように設計されているため、逆に早巻きは苦手です。リトリーブ速度を上げると、すぐに水面を割って飛び出したり、水面をバシャバシャと上滑りしてしまいます。

「高速巻きでリアクションバイトを誘う」といった使い方はできません。あくまで「スローに、じっくり見せる」ためのルアーだと割り切る必要があります。

一定速度で巻かないと沈む(食わせの間が作りにくい)

巻けば浮きますが、止めれば14gの金属ボディなのですぐに沈みます。そのため、ストップ&ゴーなどで「食わせの間」を作るのが少々難しいです。

基本は一定の速度で巻き続けること。レンジキープには慣れが必要ですが、使いこなせれば強力な武器になります。

バレやすい(フックアウトしやすい)

シーバスがブレード部分めがけてバイトしてくることが多いため、フッキングが浅くなりやすい傾向があります。また、ボディに重量があるため、エラ洗いをされた時の遠心力でフックが外れやすいです。

ファイト中はロッドを寝かせてエラ洗いを防ぐなど、慎重なやり取りが求められます。バラシが多いルアーであることを理解し、フックポイントは常に鋭く保っておきましょう。

シャルダス14の実践的な使い方

ここからは、シャルダス14のポテンシャルを最大限に引き出すための具体的な使い方を解説します。ただ投げて巻くだけでも釣れますが、ちょっとしたコツを押さえるだけで、釣果は何倍にも跳ね上がります。

「使い方が難しそう」と敬遠せずに、ぜひ以下のポイントを意識して実践してみてください。誰でも簡単に「釣れるアクション」が出せるようになります。

基本は「表層のデッドスローただ巻き」

シャルダス14を使う上で最も重要なテクニックは、リールを巻く速度のコントロールです。このルアーの真骨頂である「水面直下のゆらめき」を演出するには、とにかくゆっくり巻くことが求められます。

目安としては、リールのハンドルを「1秒に1回転、あるいはそれより遅く」回すイメージです。手元に「ブルブルッ」という強い振動を感じてしまう場合、それは巻き速度が速すぎる合図かもしれません。

ブレードが水の抵抗を受けて「微かに回っているな」と感じる程度の抵抗感がベストな状態です。早く巻きすぎると水面を割って飛び出してしまうので、常に水面直下をキープすることを意識しましょう。

ロッドの角度で「レンジ(泳ぐ深さ)」をコントロールする

シャルダス14は巻くと浮き上がる性質があるため、ロッドの角度を変えるだけで泳ぐ深さを調整できます。リールを巻くスピードを変えずに、狙いたい水深に合わせてロッドの高さを変えてみましょう。

ロッド角度の使い分け
  • 水面直下ならロッドを立てる
  • 少し下ならロッドを寝かせる

水面直下(0〜20cm)を引きたい時は、ロッドを立てて巻くことで、引き波を立てながらトップウォーター的に誘うことも可能です。逆に少し下(30〜60cm)を引きたい時は、ロッドを下げて(寝かせて)巻くのが基本となります。

足場の高い堤防などでは、ロッドの先を水面に近づけるように下げると、足元まできっちり引くことができます。

着水前の「サミング」は絶対必須!

デメリットの項目でも触れましたが、シャルダスは構造上、フックと糸が絡むトラブルが起きやすいルアーです。これを防ぐために絶対に習得してほしいキャストテクニックが「サミング(フェザリング)」です。

やり方は簡単で、ルアーが着水する直前に、糸が出ているスプール部分を指で軽く押さえてブレーキをかけます。空中でルアーにブレーキがかかることで、飛行姿勢が真っ直ぐに矯正され、お尻側のブレードから綺麗に着水します。

たったこれだけの動作で、糸絡みのトラブルは激減し、着水直後のヒットチャンスを逃しません。

アタリがあっても「即アワセ」は厳禁

シーバスがシャルダスに食いつく際、本体ではなく、キラキラ光る後ろのブレードめがけてバイトしてくることが多いです。そのため、「ガツン!」や「コツッ」とアタリがあっても、すぐにロッドを煽ってアワセてはいけません。

即アワセをすると、フックが口に掛かる前にルアーがすっぽ抜けてしまう可能性が高いからです。アタリがあっても焦らずそのままの速度で巻き続け、ロッドに魚の重みが「グーッ」としっかり乗ってから合わせましょう。

ロッドを横にスイープに引いてアワセを入れる「巻きアワセ」を意識すると、フッキング率が格段に上がります。

シャルダス14に関するよくある質問

購入を検討している方からよく寄せられる質問について、わかりやすく回答します。サイズ選びや使い分けの参考にしてください。

シャルダス14と20の使い分けは?

兄弟機である「シャルダス20」との違いや使い分けについて迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴と、適したシチュエーションを比較表にまとめました。

比較項目シャルダス14シャルダス20
全長60mm75mm
重量14g20g
飛距離中距離・小場所向き遠距離・大場所向き
得意レンジ水面〜50cm水面〜100cm
ベイトサイズイナッコ・ハクイワシ・サヨリ
おすすめ場所港湾部、小規模河川干潟、サーフ、大河川

シャルダス14は、シルエットが小さく浮き上がりが早いため、小場所や激シャローエリアでの使用に適しています。特にベイトフィッシュが小さい時期や、プレッシャーの高い港湾部では14の出番が多くなります。

一方、シャルダス20は、飛距離が必要な広いエリアや、少し水深のある場所、風が強い状況などで活躍します。自分の通うフィールドの規模や水深に合わせて、最適なサイズを選んでみてください。

シャルダス14のインプレまとめ

ここまで「シャルダス14」の特徴や使い方、メリット・デメリットについて詳しく解説してきました。最後に、このルアーの総評をまとめます。

シャルダス14は、「水深の浅いエリアを、ブレードの輝きと波動でゆっくり攻略できる」という、唯一無二の武器を持ったルアーです。「浅すぎてミノーが引けない」「スレていて口を使わない」といったタフな状況こそ、このルアーの独壇場となります。

ライントラブルなどの扱いにくい点はありますが、サミング等の基本技術で十分にカバー可能です。それ以上に、他のルアーでは反応しなかった魚を引きずり出す「食わせ能力」は、一度味わうと手放せなくなるでしょう。

もしあなたがシャローエリアの攻略に悩んでいるなら、ぜひルアーボックスにひとつ忍ばせてみてください。シャルダス14が、あなたの釣りの限界を突破する強力な相棒になってくれるはずです。

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