ジグヘッドワームの常識を覆すぶっ飛びと噂の約100mm22gの「ジョルティ22」
「横風が吹くと回転して失速する」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「ジョルティ 22」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「ジョルティ 22」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ジョルティ22とは?基本スペック
ジョルティ22は、キャスティング用ワームの進化形とも言えるルアーです。
最大の武器は、誰が投げても気持ちよく飛んでいく圧倒的な飛距離と、魚を迷わず食わせる安定したアクション。
まずは、その基本スペックを表で確認してみましょう。
| 商品名 | Jolty 22(ジョルティ22) |
| ジグヘッド重量 | 22g |
| ワームタイプ | シャッドテール |
| ワーム長さ | 4インチ |
| フック | #5 × 2本 |
| 価格 | 定価 1,380円(税込 1,518円) |
空気抵抗を極限まで減らした専用ワームと、重心移動式ジグヘッドの組み合わせが特徴です。
リトリーブ(ただ巻き)するだけでボディ全体がローリングし、強い波動を出して魚にアピールします。
サーフ、磯、港湾部と、場所を選ばずに活躍する万能選手と言えるでしょう。
飛距離
ジョルティ22の最大の魅力、それは何と言っても「飛距離」です。
ジグヘッド内部の重心移動システムが、キャスト時の飛行姿勢を劇的に安定させました。
風が強い日でも、空気を切り裂くように矢のように飛んでいきます。
飛行姿勢が崩れにくいので、キャストが苦手な方でも飛距離を出しやすいのが嬉しいポイント。
「あと数メートル先にブレイク(地形変化)があるのに……」
そんな悔しい思いをしたことがあるなら、この飛距離性能は強力な武器になります。
フックサイズは#5が2本
不意の大物にも対応できる安心設計も、ジョルティ22の強みです。
搭載されているフックは#5サイズが2本。
このクラスのジグヘッドワームとしては、比較的大きめで太軸のフックを採用しています。
そのため、ランカーシーバスや座布団ヒラメ、さらには小型の青物が掛かっても、フックが伸ばされるリスクを軽減できます。
フッキング率も高く、貴重なバイト(魚のアタリ)を逃しません。
リングサイズは#4を搭載
フックだけでなく、接続金具であるスプリットリングにも妥協はありません。
強度に優れた#4サイズのリングを標準搭載しています。
ここが弱いと、ファイト中にリングが開いて魚を逃がしてしまう原因になります。
最初から#4がついていることで、購入してすぐに大物狙いのフィールドへ持ち込めるのは大きなメリットです。
細部まで実戦仕様にこだわった作り込みが感じられますね。
重さ・重量は22g
「22g」という重さは、実に絶妙な設定です。
既存のモデルには15gや30gがありますが、その間を埋めるのがこの22g。
| 15g | 浅い場所や流れが緩い場所に最適 |
| 22g | 飛距離と操作性のバランスが良い万能型 |
| 30g | 激流エリアや水深のある外洋向き |
30gではすぐに底については根掛かりしてしまうシャロー(浅場)エリアでも、22gならゆっくり引いてこれます。
また、15gでは届かない沖の潮目も、22gなら射程圏内です。
サーフや河口、港湾部など、日本の多くのフィールドで「ど真ん中」の使いやすさを発揮してくれます。
ジョルティ22のカラーラインナップ
釣果を左右する重要な要素、それがカラー選択です。
ジョルティ22は豊富なカラーバリエーションが用意されており、状況に合わせた使い分けが可能です。
基本的なラインナップは以下の通りです。
- #01 ブルーブルー/クローム
- #02 グローホワイト/アカキン
- #05 クリアキャンディ/オレンジベリー
- #06 イワシ/クローム
- #07 パールホワイト/オレンジベリー
- #08 ピンクジョーカー/アカキン
- #10 クリアチャートゴールド/オレンジベリー
- #11 ピンクシルバー/オレンジベリー
- #18 ジューシーメロン/クリアオレンジ
- #19 ミラクルグレープ/クローム
- #20 フルフルピーチ/クリアピンク
- #21 グリーンゴールド/オレンジベリー
- #22 ピンクグロークリア/クリアピンク
- #23 ストライクオレンジ/クリアオレンジ
- #24 フラッシュグロー/クリアピンク
- #25 レッドサーディン/クローム
朝マズメに強いゴールド系、澄み潮に効くクリア系、濁りに強いパール系と、死角のない布陣ですね。
WEB限定カラー
さらに、公式オンラインショップなどでしか手に入らない限定カラーも存在します。
他人と差をつけたい時には、こうしたレアカラーが火を吹くことも。
- ランガンバレット/クローム
- 房総ファイナル/アカキン
- ポイズンU/オレンジベリー
- ストリームライダー/クローム
ジグヘッドのカラーラインナップ
ジョルティはワームだけでなく、ジグヘッド部分(オモリ部分)のカラーにもこだわりがあります。
ジグヘッド単体やセット販売では、以下のようなカラーミックスが展開されています。
| ミックスA | クローム、アカキン、オレンジベリー |
| ミックスB | ゴールドラメ、マットブラック、ブルーベリーグロー |
| ミックスD | マットピンク、マットチャート、マットオレンジ |
ワームのカラーとジグヘッドのカラーを組み合わせることで、シルエットを調整したり、アピール力を変えたりできます。
自分だけの「必釣パターン」を見つけるのも、ジョルティ22を使う楽しみの一つですね。
ジョルティ22のインプレ:良かった点
実際にフィールドで使い込んでみて感じた、ジョルティ22の「ここが凄い!」というポイントをまとめました。
多くの釣り人が支持する理由が、これらのメリットに集約されています。
まずは、良かった点の総括を表で確認してみましょう。
| 飛距離 | 同クラス最高峰の飛び |
| アクション | 強力なローリング波動 |
| レンジ | 遠浅サーフが得意 |
| フッキング | 2フックでバラしにくい |
| 耐久性 | 硬めで長持ちする素材 |
圧倒的な飛距離
ジョルティ22を使って最初に感動するのは、その「飛びの良さ」です。
重心移動式ジグヘッドを採用しているため、キャストした瞬間の飛行姿勢が抜群に安定しています。
空中でルアーが暴れることなく、矢のように真っ直ぐ飛んでいくのが特徴です。
同クラスのジグヘッドワームの中ではトップクラスに飛び、平均して70m前後の飛距離が出せます。
条件が良ければそれ以上に飛ぶため、今までメタルジグでしか届かなかった「沖の竿抜けポイント」をワームで攻略できるのが最大の強みです。
ハイピッチロールアクション
ただ飛ぶだけでなく、魚を寄せる力も本物です。
テールだけでなくボディ全体を震わせる「ローリングアクション」が非常に強力。
スローリトリーブ(ゆっくり巻く)でもしっかりと動き、手元にブルブルとした振動が伝わってきます。
早巻きでも動きが破綻しないため、ヒラメやマゴチだけでなく、シーバスや青物狙いにも非常に効果的です。
浮き上がりの良さとレンジキープ力
ジョルティ22は浮き上がりが比較的早いため、水深の浅い場所でも使いやすいのが魅力です。
特に遠浅サーフ(シャローエリア)では、底を擦りすぎずに引いてくることができます。
また、水平に近い姿勢で泳ぐため、魚に違和感を与えにくいと言われています。
「底ギリギリをゆっくり引きたいけれど、重いルアーだと根掛かりしてしまう」
そんな悩みを解決してくれる絶妙なレンジキープ力を持っています。
フッキング率の高さ
せっかくのバイトを逃さない工夫も随所に見られます。
トレブルフックが前後2箇所に付いているため、下からの食い上げやショートバイトでもフッキングが決まりやすいです。
さらに、誘導式ラインアイ(貫通ワイヤー)を採用している点も見逃せません。
ファイト中に魚が暴れても、ヘッドとフックが分離して動くため、バラしにくい構造になっています。
ワームの耐久性が高い
消耗品であるワームが長持ちするのは、お財布にも優しいポイントです。
ジョルティのワーム素材はやや硬めに作られているため、フグにかじられたり、魚の鋭い歯に当たったりしてもボロボロになりにくいです。
一度セットすれば長く使えるので、結果的にコストパフォーマンスも優秀だと言えるでしょう。
ジョルティ22のインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、弱点や使いにくい部分は存在します。
購入してから後悔しないように、デメリットについても正直にお伝えします。
悪かった点や気をつけるべきポイントは以下の通りです。
| 交換の手間 | 非常に面倒で時間がかかる |
| 深場攻略 | 浮きすぎて底が取れない |
| 強風対策 | 風で回転しやすい |
| 感度 | 着底がわかりにくい |
| 互換性 | 他社ワームは使いにくい |
ワーム交換が非常に面倒
ジョルティ最大の欠点と言えるのが、「ワーム交換の手間」です。
独自の貫通ワイヤーシステムを採用しているため、ワームを交換するには一度リアフック(スプリットリング)を外す必要があります。
現場でプライヤーを出してリングを外し、ワームを刺し直してまたリングを付ける……。
時合(魚が釣れている短い時間)にこれが起きると、交換に時間がかかり大きなストレスになります。
そのため、多くのユーザーは予備のヘッドにあらかじめワームをセットして持ち歩くなどの対策をしています。
水深が深い場所は苦手
「浮き上がりが良い」というメリットは、裏を返せば「沈みにくい」というデメリットになります。
水深がある場所(5m以上など)や流れが速い場所では、すぐに浮いてしまいボトム(底)を取り続けるのが難しくなります。
急深サーフや深い港湾部で底を取りたい場合は、かなりスローに巻くか、ウェイトを30gなどに上げる工夫が必要です。
強風時の回転
基本的にはよく飛びますが、メタルジグほど風に強いわけではありません。
特に横風や強い向かい風を受けると、ボディが空中で回転してしまい、失速することがあります。
風が強すぎる日は、より比重の高いルアーに切り替える判断も必要です。
着底感度がやや鈍い
ジョルティは水平姿勢でフォール・着底します。
そのため、頭からストンと落ちるタイプのジグヘッドに比べると、「トンッ」という着底の衝撃が手元に伝わりにくい(ボヤける)と感じる人がいます。
慣れるまでは、ラインの動きをよく見て着底を判断するようにしましょう。
他社ワームの流用が難しい
ヘッド形状が専用設計になっているため、基本的には純正のジョルティワームしか使えません。
他社のワームを無理やり使うには、ヘッドの軸をカットするなどの加工(いわゆる魔改造)が必要になります。
手軽にいろいろなワームを試したい人には、少し不便に感じるかもしれません。
ジョルティ22の使い方
ジョルティ22のポテンシャルを最大限に引き出すための使い方を紹介します。
基本操作は難しくありませんが、状況に応じて使い分けることで釣果が大きく変わります。
主なアクションと有効なシチュエーションを整理しました。
| タダ巻き | 基本のアクション。迷ったらコレ |
| ストップ&ゴー | 底を取り直したい時 |
| リフト&フォール | 活性が低い時・アピール重視 |
タダ巻き(基本にして最強)
ジョルティ22で最も多用し、かつ最も釣れる使い方が「タダ巻き」です。
- キャストして着底させる
- ロッドを立てて一定速度で巻く
- 時折底に当たる層をキープする
コツは「少しゆっくりめ」に巻くこと。
早すぎると浮いてしまい、ヒラメやマゴチの射程圏外になってしまいます。
遠浅サーフなら、底から50cm〜1m以内を泳がせるイメージで巻いてみてください。
ストップ&ゴー(底を取り直す)
タダ巻きだけでは浮き上がりすぎてしまう場合や、食わせの間を与えたい時に有効です。
- 着底後、3〜5回巻く
- 巻くのを止めて再度着底させる
- 着底したらすぐに巻き始める
確実にボトム周辺を攻め続けることができるのがメリットです。
着底からの「巻き出し」の瞬間にバイトが集中することが多いので、集中して操作しましょう。
リフト&フォール(活性が低い時・アピール重視)
魚の活性が低い時や、濁りがあってルアーを見つけてもらいたい時に使います。
- 着底後、ロッドを大きく煽る
- 糸を張ったままカーブフォール
- 着底したら繰り返す
ジョルティはフォール中もボディを揺らしながら落ちるため、フォール中のバイトが非常に多いです。
糸を緩めすぎるとアタリが分からないので、常にラインを張った状態を意識してください。
ジョルティ22のインプレまとめ
ジョルティ22は、サーフや港湾部での釣りを大きく変えてくれる可能性を秘めたルアーです。
特に「飛距離」と「食わせのアクション」の両立は、他のルアーにはない強力な武器になります。
ワーム交換の手間などいくつかのデメリットはありますが、それを補って余りある釣果をもたらしてくれるでしょう。
「あと少し飛べば届くのに」「浅場をゆっくり攻めたい」という悩みを持つあなたに、自信を持っておすすめできるアイテムです。
ぜひ次回の釣行でジョルティ22をキャストして、その実力を体感してみてください。
きっと、今まで出会えなかった魚との出会いが待っているはずです。


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