ただ巻きだけで勝手に釣れると噂の120mm31gの「Empathy 120」
「風の抵抗を受けやすく飛距離が出ない」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「Empathy 120」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「Empathy 120」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
Empathy 120とは?基本スペック

「シーバスが大きなベイトを捕食しているのに、手持ちのルアーではアピール力が足りない」
「ボイルしているのに全く口を使わない」
そのような悔しい思いをした経験はないでしょうか。
秋の大型ベイトパターンや、イナッコが水面を覆い尽くすようなスーパーボイルに直面すると、攻略法に迷ってしまいますよね。
そこで活躍するのが、巻くだけで予測不能なアクションを生み出す「Empathy 120」です。
本記事では、Empathy 120の基本スペックから、実際に使用して感じたメリットやデメリット、釣果を伸ばす効果的な使い方まで詳しく解説します。
最後までお読みいただければ、気難しいシーバスに口を使わせるヒントが見つかるはずです。
Empathy 90のサイズアップモデルとして登場したEmpathy 120。
巻くだけで4種類の複合的なイレギュラーアクションを発生させる特徴はそのままに、イナッコやコノシロといった中型から大型のベイトパターンに最適化されています。
やや深めのレンジを引けるため、シャローエリアの中層からボトム攻略、さらには磯場でも使いやすい設計に仕上がりました。
幅広い巻き速度に対応しており、昼夜を問わずオールラウンドに活躍するミッドプラグです。
圧倒的な存在感で魅了し、変幻自在のアクションでシーバスの捕食スイッチを入れます。
| 商品名 | Empathy 120 |
| 全長 | 120mm |
| 重量 | 31g |
| タイプ | シンキング |
| レンジ | 20〜80cm |
| アクション | 可変アクション |
| フックサイズ | #2 |
| リングサイズ | #4 |
Empathy 120のカラーラインナップ
- レッドヘッド
- チャートバックパール
- コットンキャンディー
- ボラ
- マットチャート
- 玉彩
- マコイワシ
- ピンク&ピンク
- ブルーハマイ
- パープルコノシロ
- フナマット
- 星空チャート
Empathy 120のインプレ:良かった点
Empathy 120を実際に使用してみて、特に優れていると感じたポイントを解説します。
独自のアクションや使い心地の良さが、多くのアングラーから高く評価されている理由に迫ります。
ただ巻きだけで発動する「4種の可変アクション」
最大の特徴は、ルアー自身が水流の変化を感知してオートマチックに動く点にあります。
リトリーブ速度やわずかな流れの変化により、ロールやS字スラロームなど4種類の不規則なアクション(パルプンテアクション)を繰り出します。
アングラーがロッドアクションを加えなくても、勝手に千鳥るようなイレギュラーアクションが発生するのが大きな強みです。
この予測不能な動きが、警戒心の強いシーバスに対して強烈な食わせの「間」を与えます。
巻き抵抗が心地よく、水中の情報を把握しやすい
大きく口を開けたカップ状のフェイスと、顎下に設けられたキールにより、水噛みが非常に良い構造になっています。
手元にブルブルと心地よい引き抵抗が伝わるため、ルアーが水中のどこにいるのかが分かりやすいです。
流れの強弱や流速の変化といった水中の情報を感覚的に把握できる大きなメリットをもたらします。
大型ベイトパターンに最適なボリュームとアピール力
120mmで31gというファットなボディ形状により、圧倒的な存在感を放つルアーです。
イナッコやコノシロといった、中型から大型のベイトを捕食しているシーバスに対して強いアピール力を発揮します。
広範囲から魚を呼び寄せる力を持っているため、秋のハイシーズンなどに手放せないアイテムといえるでしょう。
ドリフト時の安定感とフォール姿勢
スローシンキング寄りに設定されており、フォール姿勢はほぼ水平を保ちます。
この絶妙なバランスにより、川の流れにルアーをフワフワと同調させるドリフト釣法が非常にやりやすいです。
一定のレンジをキープしやすく、根掛かりしにくい点も実釣において高く評価できます。
Empathy 120のインプレ:悪かった点
優れたルアーである一方で、使用する環境や好みによっては少し気になる点もあります。
購入前に知っておきたいデメリットも包み隠さずお伝えします。
アクションが予測不能なため「意図した食わせ」が難しい
可変アクションはオートマチックで非常に優秀な反面、意図的な操作が難しい側面を持っています。
「ここでS字を出そう」「ここでヒラを打たせよう」といった、アングラー側での完璧なコントロールはできません。
ルアーが予測不能な動きをするため、自分でアクションを仕掛けるマニュアル感を好む人には少し違和感を覚える可能性があります。
タックル(ロッド)を選ぶ重量感
ルアーの自重が31gあるため、扱うタックルには少し注意が必要です。
ML(ミディアムライト)クラスの柔らかいシーバスロッドでは、キャスト時にロッドが負けてしまい投げにくさを感じます。
ルアーの性能を最大限に引き出し、気持ちよく遠投するためには、M(ミディアム)からMH(ミディアムヘビー)クラスのロッドが推奨されます。
風の抵抗を受けやすいボディ形状
ファットなボディ形状と、大きく開いたカップ状の口部が空気抵抗となりやすい弱点があります。
向かい風や横風が強い状況下では、飛行姿勢が崩れて飛距離が少し落ちやすくなる場面に直面します。
細身のシンキングペンシルのような圧倒的なカッ飛び性能はないため、風向きを考慮したキャストが求められるでしょう。
Empathy 120の使い方
Empathy 120のポテンシャルを引き出し、釣果を伸ばすための具体的な使い方を解説します。
状況に合わせてアプローチを変えることで、さらに多くのシーバスに出会うことができます。
基本の「ただ巻き(スロー〜ミディアムリトリーブ)」
一番推奨されており、もっとも釣れる基本的な使い方です。
ロッドを立てたり寝かせたりしながら、一定の速度で巻いてくるだけで問題ありません。
ルアーが勝手に水流を掴み、ロールアクションや時折混ざるS字スラロームでシーバスを誘惑します。
昼夜を問わず通用するため、まずはこのアプローチから試してみてください。
イナッコの「スーパーボイル」攻略(表層直下トレース)
夏から秋の河川でよく見られる、イナッコの大群によるスーパーボイルに非常に有効です。
ボイルしているのにルアーには食わない、難攻不落の状況で圧倒的な威力を発揮します。
群れの少し下(レンジ20〜80cm)をスローにトレースするのがコツになります。
ファットボディの強い水押しでルアーを目立たせ、効率よくボイル撃ちを成立させましょう。
アップクロスからの「ドリフト釣法」
流れのある河川でシーバスを狙う際に、釣果を大きく左右する攻略法です。
上流側にキャストし、糸ふけを回収する程度のデッドスローでルアーを流していきます。
カップが水を噛むため、流れの中でフワフワと漂いながら時折ヒラを打つのが特徴です。
ダウンクロス(下流側)に入ってルアーがターンする瞬間が、最大のバイトチャンスとなります。
ストップ&ゴー(水平フォールでの誘い)
リトリーブ中にピタッと巻くのを止めるアクションも効果的です。
Empathy 120はほぼ水平姿勢を保ちながら、フワッとスローにフォールしていきます。
巻きの可変アクションでシーバスにルアーを見せつけ、止めたときのフォールで食わせるアプローチになります。
追尾してきたシーバスに対して、強制的に捕食のスイッチを入れることが可能です。
トゥイッチ&ジャーク
基本はただ巻きで釣れるルアーですが、ロッドワークにもしっかりと対応しています。
デイゲームでのリアクションバイト(反射食い)を狙いたいときに有効なテクニックです。
また、チェイスしてくるシーバスに見切られそうになった際にも活躍するでしょう。
軽くロッドを煽ってヒラを打たせることで、一気にバイトへと持ち込むことができます。
Empathy 120のインプレまとめ
Empathy 120は、巻くだけで予測不能なアクションを生み出し、シーバスの捕食本能を刺激するルアーです。
31gという重量とファットなボディにより、大型ベイトパターンにおいて圧倒的なアピール力を誇ります。
向かい風での飛距離や、適合するロッドの硬さには少し注意が必要ですが、それを補って余りある食わせの能力を秘めています。
ただ巻きやドリフト、さらには難攻不落のスーパーボイル攻略まで、幅広い状況に対応できる点も大きな魅力です。
手持ちのルアーローテーションに加えることで、これまで反応しなかったシーバスに口を使わせることができるでしょう。
ぜひ実際のフィールドで、その変幻自在なアクションと心地よい引き抵抗を体感してみてください。

