引き重りがなく超スローでも引けると噂の100mm23gの「SW 230V gaur」。
「シャローエリアではすぐに根掛かりしてしまう」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「SW 230V gaur」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「SW 230V gaur」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
SW 230V gaurとは?基本スペック

SW 230V gaur(ガウル)は、シーバス狙いで圧倒的な実績を誇るスピンテールジグです。最大の特徴として、独自のV字スリットが入ったVブレードを搭載している点が挙げられます。このブレードがレスポンスを向上させ、引き重りの大幅な軽減を実現しました。
さらに、ボディ後方のパドルフィンがスイム姿勢を安定させ、針絡みを防ぎます。これまでテイルスピンが苦手としていた、ピン撃ちなどの攻略を容易にしました。
| 商品名 | SW 230V gaur |
| 全長 | 100mm(ボディ:64mm) |
| 重量 | 23g |
| タイプ | シンキング |
| アクション | テイルスピン |
| フック | フロント:#10 リア:#12 |
| リング | #2 |
SW 230V gaurのカラーラインナップ
ガウルのカラーラインナップは、状況に合わせて使い分けられる豊富な展開が魅力です。デイゲームからナイトゲームまで、幅広いシーンで活躍するカラーが揃っています。
| スクールイワシ | アジ | ミニギラ |
| ビリジアンイワシ | マズメアプリコット | シャコトラ |
| ゴールドラッシュ | ガーデンフラワー | ベイクラブ |
| プラチナラッシュ | ゴロウスペシャル | – |
SW 230V gaurのインプレ:良かった点
ガウルを実際に使用して感じたメリットは、扱いやすさとトラブルの少なさに尽きます。長時間の釣行でも疲れにくく、ストレスフリーな操作性が多くのアングラーから高い評価を獲得しました。ここでは、特に優れていると感じた4つのポイントについて詳しく解説します。
引き抵抗が圧倒的に軽い
最大の特徴であるVブレードにより、従来品にあった引き重りが大幅に軽減されています。長時間の釣行でも腕が疲れにくく、集中力を維持しやすいのが嬉しいポイントと言えるでしょう。流れの強い河川などでも、快適にルアーを操作することができます。
超スローリトリーブでもしっかり回転する
ブレードのレスポンスが極めて高く、低速でも滑らかに回転してシーバスを誘います。スピンテールが苦手としがちな、ゆっくり見せて食わせるアプローチが可能です。プレッシャーの高い状況下で、口を使わない魚に対して非常に有効な武器となるでしょう。
フック絡み(テーリング)が激減している
ボディ後方のパドルフィンが、フックの動きを適度に抑え込んでくれます。キャスト時やフォール時にフックが絡むテーリング現象を、大幅に防ぐことが可能です。港湾部でのピン撃ちでも、ストレスなく正確なキャストが決まるでしょう。
スイム姿勢が安定している
パドルフィンと全体のボディバランスにより、水平に近いスイム姿勢をキープします。スローからハイスピードまで姿勢が崩れず、魚に違和感を与えにくいのが強みです。見切られにくいため、警戒心の強い大型シーバスにもしっかりとアピールできるでしょう。
SW 230V gaurのインプレ:悪かった点
非常に優秀なルアーであるガウルですが、使用する環境によっては注意が必要です。ルアーの特性を理解しておくことで、より効果的に釣果を伸ばすことができるでしょう。ここでは、実際に使ってみて気になったデメリットを3つ紹介します。
シャローエリア(浅場)では根掛かりしやすい
重量が23gあるシンキングタイプのため、水深の浅い干潟などではすぐに底を擦ってしまいます。極端なシャローエリアでは、根掛かりのリスクが高くなるため注意しなければなりません。水深のある港湾部や河口、沖堤防などを主戦場として選ぶことをおすすめします。
アピールが強いためスレやすい
ブレード特有のフラッシングと波動は、強力な集魚力を持っています。その反面、同じポイントに何度も通すと魚が警戒してスレるのが早い傾向にあるようです。長時間の回遊待ちよりは、足を使って魚を探すラン&ガンスタイルに向いています。
「普通のブレードジグ」と感じる人もいる
使いやすさに特化して、マイルドかつトラブルレスに作られているのがガウルの特徴です。ピーキーな性能はないため、アングラーによっては物足りなさを感じるかもしれません。良くも悪くも、優等生すぎる普通のブレードルアーという印象を抱くことがあります。
SW 230V gaurの使い方
ガウルの持つポテンシャルを最大限に引き出すためには、状況に応じた使い分けが重要です。基本となる巻きの釣りから、縦の釣りまで幅広いアプローチに対応しています。ここでは、実釣で効果的だった代表的な使い方を6つ紹介していくので参考にしてみてください。
ただ巻き(超スロー〜ミディアムリトリーブ)
キャスト後、任意のレンジまで沈めてから一定の速度で巻いてくる基本のアプローチです。ガウルの最大の武器である、超スローリトリーブを積極的に活用してみてください。ボトムや中層をゆっくり巻いてくるだけで、ブレードの微波動が魚を狂わせます。
ストップ&ゴー
リトリーブ中に数秒間巻くのを止め、テンションをかけたカーブフォールを入れます。ただ巻きで追尾してきた魚に対して、効果的な食わせの間を与えることが可能です。フォール中もブレードがキラキラと回転し、リアクションバイトを強烈に誘発します。
リフト&フォール
水深のあるディープエリアや、沖堤防などで有効な縦の釣りになります。ロッドを立ててルアーを持ち上げ、そのままロッドを倒して沈ませる動作を繰り返すのが基本です。フォール中もフックが絡みにくいため、ボトムに潜むフラットフィッシュにも有効に機能します。
岸壁・ストラクチャーのピン撃ち(テクトロ・フォール)
港湾部の岸壁際や橋脚の際など、障害物にタイトに落とし込む使い方です。フォール姿勢が安定しているため、壁際にピタッと落として任意のレンジまで沈めます。そのまま岸壁沿いを歩いて引くテクトロにも最適で、効率よく探ることができるでしょう。
ボトム転がし(ドリフト)
河川などの流れがあるポイントで、ボトムに着底させながらゆっくりとリトリーブします。流れに乗せながら、時折ボトムをコツコツと叩くようにルアーを操作するのがコツと言えるでしょう。底付近に張り付く警戒心の強い大型シーバスに、自然な形で口を使わせることが可能です。
フックチューニングでの活用
ガウルは状況に合わせて、2フック仕様から1フック仕様に切り替えられる設計です。根掛かりが多発する場所では、リアフックのみにしたりダブルフックに交換したりして対応します。フックを調整することで、障害物周りをより大胆に攻めることが可能になるでしょう。
SW 230V gaurのインプレまとめ
imaの「SW 230V gaur」は、従来のスピンテールジグの弱点を見事に克服したルアーです。Vブレードによる軽い引き抵抗と、パドルフィンによる安定したスイム姿勢が大きな魅力と言えます。特に、フック絡みの少なさは港湾部でのピン撃ちにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、超スローリトリーブでもしっかりとブレードが回転し、プレッシャーの高い状況でも確実に魚を誘い出します。シャローエリアでの根掛かりやスレやすさには注意が必要ですが、適材適所で使えば頼もしい味方になってくれます。
初心者から上級者まで、誰もが扱いやすい優等生ルアーとしておすすめのアイテムと言えるでしょう。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、ガウルの威力をフィールドで体感してみてください。

