VIBRATION-X VATALION SWのインプレ・使い方を徹底解説!

スレたシーバスの最終兵器と噂の71mm11gの「VIBRATION-X VATALION SW」。

「ジョイントボディで全然飛ばない」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「VIBRATION-X VATALION SW」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「VIBRATION-X VATALION SW」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

VIBRATION-X VATALION SWとは?基本スペック

出典:Megabass

VIBRATION-X VATALION SW(バイブレーションX ヴァタリオンSW)は、メガバスが開発した新感覚のジョイントバイブレーションプラグです。港湾部や小規模河川のシャローエリア攻略に特化しており、絶妙なスローシンキング設計を採用しています。シャローエリアで沈みすぎることなく、一定のレンジをキープしながらリトリーブすることが可能です。

ジョイントボディが生み出す艶めかしいナチュラルアクションと、チップビルによるベイトフィッシュのような水平スイムは、スレたシーバスを強力に魅了します。また、フラットサイドのボディ形状は、ヒイラギやアジといった平たいベイトを捕食している状況で非常に有効です。従来のバイブレーションとは一線を画す釣獲能力を誇ります。

項目スペック詳細
全長71mm
重量11g
タイプSLOW SINKING
フックサイズ#6 × 2pcs
定価1,850円(税込2,035円)

VIBRATION-X VATALION SWのカラーラインナップ

VIBRATION-X VATALION SWのカラーバリエーションは豊富に用意されています。状況に応じて使い分けることができるため、以下のカラーを参考にしてください。

カラーラインナップ
  • GG HAKU BORA
  • LZ HIIRAGI
  • M STARDUST SHAD
  • GG KINAKA
  • GG GRIKIN OB
  • GG GOLPIN OB
  • M CHART BACK GOLD
  • GOTSU LEMON
  • SEETHROUGH MAT LIME
  • SHELL SKIN LEMON

VIBRATION-X VATALION SWのインプレ:良かった点

VIBRATION-X VATALION SWを実際に使用して感じた、優れた点について解説します。とくにシャローエリアやスレた魚に対するアプローチにおいて、他のルアーにはない大きな強みをもっています。ナチュラルな姿勢やアクション、レンジキープ力、そして小型ベイトへのマッチング能力の高さが際立っています。

ナチュラルな水平姿勢と艶めかしいアクション

比較項目VIBRATION-X VATALION SW従来のバイブレーション
スイム姿勢自然な水平姿勢頭下がりの姿勢
アクションS字〜ウォブリングタイトなウォブリング
スレた魚への効果違和感を与えず食わせやすい見切られやすい場合がある

従来のバイブレーションプラグは、泳ぐときに頭下がりの不自然な姿勢になりがちです。しかし、本機はシーバスが好む極めて自然な水平姿勢をキープしたまま泳ぎます

ジョイントボディならではの、一体成型では出せないナチュラルなS字からウォブリングアクションへ繋がる動きが特徴です。警戒心の強いスレた魚に対しても、違和感を与えずに口を使わせることができます。

レンジキープ力が高く「点」の釣りが可能

比較項目VIBRATION-X VATALION SW鉄板バイブレーション
沈下速度スローシンキングファストシンキング
得意なレンジシャロー〜中層ボトム〜中層
アプローチ方法ストラクチャーに留める点の釣り広範囲を探る線の釣り

小型のリップが搭載されているため、しっかりと水を噛み、シャローから中層のレンジをキープしやすい点が大きな強みとなります。

絶妙なスローシンキング設定により、重い鉄板バイブやシンキングペンシルでは沈みすぎて根掛かりしてしまうような場所でも活躍します。ストラクチャーの周りにじっくりとルアーをとどめる「点」の釣りが可能です。

小型ベイトへの圧倒的マッチング

全長71mm、重量11gというコンパクトなサイズ感は、非常に扱いやすい設定となっています。春から秋にかけてシーバスが偏食しがちな、ハク(ボラの幼魚)やヒイラギ、サッパなどの小型ベイトにジャストフィットします。

シビアな状況下でも、ルアーのシルエットや波動がマッチするため、確実な釣果へと結びつけることができるでしょう

VIBRATION-X VATALION SWのインプレ:悪かった点

優れた特徴をもつ反面、使用するシチュエーションによっては弱点となる部分も存在します。ここでは、飛距離の問題やサーチスピードの遅さ、そして流れの強い場所や深場での扱いづらさについて解説します。これらの特性を理解しておくことで、より適材適所でルアーを活かすことができます。

飛距離が出にくい(遠投には不向き)

比較項目VIBRATION-X VATALION SW一般的なバイブレーション
重量11g15g〜20g程度
空気抵抗非常に受けやすい受けにくい
飛距離遠投には不向き大遠投が可能

11gという軽量なボディにくわえて、ジョイント構造やリップを搭載しているため、キャスト時に空気抵抗を非常に受けやすくなっています。

同サイズの一般的なバイブレーションや、ヘビーシンキングペンシルと比較すると、飛距離は明らかに落ちてしまいます。そのため、大場所での大遠投が必要な場面や、強風が吹き荒れる状況での使用にはあまり向いていません。

広範囲のサーチスピードが遅い

比較項目VIBRATION-X VATALION SWサーチベイト用ルアー
得意な巻き速度スロー〜ミディアムミディアム〜ファスト
サーチスピード遅い早い
適した使い方ピンスポットでの食わせ広範囲の手早いサーチ

スローにじっくりと魅せることに特化してつくられているため、サーチスピードの遅さが目立ちます。

遠投して高速巻きをおこない、広範囲を手っ取り早く探るといった、従来のバイブレーションのような使いかたには適していません。手返し良く広範囲をサーチしたい場合は、別のルアーを選択するほうが効率的です。

激流・ディープエリアでは扱いづらい

比較項目VIBRATION-X VATALION SWヘビーウエイトバイブ
浮き上がりやすさ浮き上がりやすい浮き上がりにくい
激流への対応流されやすい流されにくい
ディープエリア攻略ボトムを取りづらいボトムを確実にとれる

スローシンキングで浮き上がりやすい特性があるため、特定のエリアでは扱いが難しくなります。

流れが極端に速い河川の流心や、水深が深いディープエリアでボトムを取りながら引いてくるような状況では、ルアーが流されすぎてしまいます。その結果、狙ったレンジを正確に通すことが困難になるため、使用する場所を選ぶ必要があります。

VIBRATION-X VATALION SWの使い方

VIBRATION-X VATALION SWの特性を最大限に引き出すための使いかたを解説します。ただ巻きをはじめ、ドリフトやストップ&ゴーなど、多彩なアクションに対応できるのが大きな魅力です。シチュエーションに応じたアプローチを組み合わせることで、釣果を飛躍的に伸ばすことができます。

ただ巻き(スロー〜ミディアムリトリーブ)

最も基本となるのが、スローからミディアムスピードでのただ巻きによるアプローチです。リップがしっかりと水を掴むため、ゆっくり巻いてもジョイントボディがバタバタと艶めかしく動きます。

港湾部の壁際やテクトロ、シャローエリアにおいて、水平姿勢をキープしながら一定のレンジを引き続けるだけで、シーバスを強く魅了します

ポイント
  • スロースピードで巻く
  • 一定のレンジを保つ
  • 壁際やシャローを狙う

ドリフト(ダウンドリフト気味の流し込み)

河川の明暗部や橋脚、カケアガリなど、シーバスが着いているポイントの上流にキャストし、流れに乗せて流し込む使いかたです。時折リールを少しだけ巻いたり、ラインを出したりしながら、ピンポイントでルアーをネチネチと見せつけます。

沈下速度が遅いため、通常のバイブレーションではあっという間に通り過ぎてしまう場所でも、長時間アピールすることが可能です

ポイント
  • ポイントの上流へキャスト
  • 流れに乗せて流し込む
  • ピンポイントで誘う

ストップ&ゴー / テンションフォール

ただ巻きの中に、ルアーの動きを止める動作を混ぜるテクニックです。スローシンキングの特性により、止めた瞬間にフワッと漂うような食わせの間が生まれます

ラインテンションを掛けたままゆっくりとカーブフォールさせることで、弱って沈んでいく小魚を見事にイミテートできます。まるでワームを操作する感覚で使用することができます。

ポイント
  • 巻きの途中で動きを止める
  • 食わせの間をつくる
  • ゆっくりカーブフォールさせる

トゥイッチによるストラクチャー撃ち(リアクション狙い)

ボートシーバスや小規模河川の橋脚、バースなどのピンスポットへ撃ち込み、ロッドを軽く煽るトゥイッチを取り入れます。

リップが水を噛むことで移動距離を抑えつつ、ジョイントボディがその場でヒラッと身を翻すパニックアクションを起こします。これにより、魚の反射的な食い気を強制的に誘発させることができます

ポイント
  • ピンスポットへ撃ち込む
  • ロッドを軽く煽る
  • パニックアクションを起こす

ボトム付近でのリフト&フォール

ヒイラギなど、ボトムにべったりと張り付いているベイトを捕食している際に非常に有効なアプローチです。ルアーを底付近まで沈め、ロッドを立ててフワッと持ち上げます。

その後、再びゆっくりと底へ向かってテンションフォールさせます。リップがあるため、障害物に当たってもある程度の回避能力を持ち合わせているのが特徴です

ポイント
  • ルアーを底まで沈める
  • ロッドでフワッと持ち上げる
  • 底へテンションフォールさせる

VIBRATION-X VATALION SWのインプレまとめ

今回はメガバスの「VIBRATION-X VATALION SW」について、インプレッションや具体的な使いかたを解説しました。このルアーは、港湾部や小規模河川のシャローエリアにおいて、スレたシーバスに口を使わせるための強力な武器となります。

とくに、沈みすぎないスローシンキング設定と、水平姿勢を保った艶めかしいアクションは、小型ベイトを偏食する状況下で圧倒的な威力を発揮します飛距離が出にくい点や激流での扱いづらさといった弱点はあるものの、適材適所で使用すれば他のルアーには真似できない釣果をもたらしてくれるでしょう。

ぜひこの記事を参考にして、VIBRATION-X VATALION SWを日々のシーバスゲームに取り入れてみてください。新しいアプローチで、釣果アップを目指しましょう。

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