港湾部の絶対的エースと噂の80.5mm 11gの「X-80SW」
「すぐリップが折れる」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「X-80SW」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「X-80SW」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
X-80SWとは?基本スペック

X-80SWは、メガバスが誇る大人気のシーバス専用ミノーです。
| 商品名 | X-80SW |
| 全長 | 80.5mm |
| 重量 | 11g |
| タイプ | SLOW SINKING (11g) |
| フック | #6 × 2pcs |
| 価格 | 1,700~1,780円(税込1,870~1,958円) |
メガバスでは、ブラックバス用ルアーであるX-80の形をそのまま海用に進化させました。単なる使い回しではなく、中身の構造を変えてシーバス専用に作り込まれています。X-80ならではの独特な丸みを帯びたボディが、海の中でも素晴らしい動きを生み出します。
ルアーの前には重いウエイトを入れ、後ろには移動するタングステンウエイトを配置しました。この工夫により、80mmという小さなボディでも向かい風に負けない遠投が可能です。また、浮きすぎず沈みすぎない「スローシンキング」の設定になっています。
シーバスがよくエサを食べる層を、長くゆっくりと引いてこれるのが大きな魅力です。この絶妙な重さの設定は、実際に使ってみると確かな釣果として実感できるでしょう。
X-80SWのカラーラインナップ
X-80SWには、様々な状況に合わせられる豊富なカラーが用意されています。
- PM RED HEAD
- GG IWASHI
- GG CRUISING BLUE
- GG BORA
- GG AKAHARA IWASHI
- GG BLUE PINK
- GG RED HEAD
- GG RAINBOW
- GG AKAKIN
- GG GOLDEN LIME
- M SEGURO IWASHI STARDUST
- M KATAKUCHI RB
- PM HOT SHAD
- LZ IWASHI
- GG HEAT IWASHI
- HT CHART BACK IWASHI
- PM SEE-THROUGH LEMON
X-80SWのインプレ:良かった点
ここからは、X-80SWを実際に使ってみて良かったと感じるポイントを紹介します。多くのアングラーが絶賛する「釣れる理由」がしっかりと詰まっていますよ。特に食わせの能力や、キレのある動きの良さは圧倒的な強みと言えます。
圧倒的な食わせ能力(ただ巻きの強さ)
このルアーの最大の魅力は、とにかくシーバスがよく釣れるという確かな実績です。リールをただ巻くだけで、なめらかで生き物のような自然な動きを出してくれます。時おり不規則にバランスを崩す動きが混ざり、これが魚の食べるスイッチを強く入れます。
秀逸なダートアクション(レスポンスの良さ)
竿をチョンチョンと動かしたときの反応がとても良く、鋭い動きを簡単に作れます。左右へ不規則に飛び跳ねるようなアクションで、魚の興味を強く惹きつけます。昼間の釣りや、障害物に隠れて警戒しているシーバスに反射的に口を使わせるのに最適です。
「マッチ・ザ・ベイト」な絶妙なサイズ感
全長80.5mmという大きさと、少しふっくらした形がエサとなる小魚にそっくりです。ボラの子供やカタクチイワシなど、シーバスが好んで食べる魚のサイズにぴったり合います。季節を問わず、一年中いつでも使いやすい万能な大きさが嬉しいポイントですね。
ボートシーバス・港湾部での絶対的エース
船から狙うボートシーバスや、港の壁際などを狙う釣りでは欠かせない存在です。これがないと釣りが始まらないと言われるほど、定番のルアーとして愛されています。足元までしっかりと泳ぎ切るので、回収する直前に魚が食いつくチャンスも逃しません。
X-80SWのインプレ:悪かった点
X-80SWは非常に優秀なルアーですが、少し使いにくいと感じる部分もあります。古い設計ゆえの弱点や、扱う際に少し気をつけるべき注意点を知っておきましょう。欠点を理解して使えば、より効果的にシーバスを狙うことができますよ。
飛距離が出にくい(飛行姿勢が崩れやすい)
最近の最新ルアーと比べると、投げたときの姿勢が少し不安定になりやすいです。特に強い向かい風や横風を受けると、空中でクルクルと回ってしまい飛距離が落ちます。そのため、何もない広い場所で遠くまで投げる釣りにはあまり向いていません。
リップが折れやすい(耐久性の弱さ)
ルアーの動きを良くするために、水を受けるリップ部分が薄く作られています。橋の柱やコンクリートの壁などにぶつけると、根元から折れやすいので注意が必要です。障害物のギリギリを狙うルアーだからこそ、投げる時の正確さが求められます。
激しく動かすと糸絡み(エビ)しやすい
竿の動きに対する反応が良すぎるため、強く動かしすぎるとトラブルが起きます。ルアーが横に飛んだ時に、針が糸に絡まってしまう「エビ」という状態になりやすいです。糸のたるみを上手く調節しながら、優しく適度な力加減で動かすようにしましょう。
流れの速い場所では引き抵抗が重い
リップがしっかりと水を掴んで潜るため、流れの速い川などでは引き抵抗が重くなります。下流に向かってルアーを引いてくると、重さを強く感じて動きが崩れやすくなります。流れが穏やかな場所や、港湾部などの静かなエリアで使うのがおすすめです。
X-80SWの使い方
X-80SWは、初心者から上級者まで多彩なアプローチができる万能なルアーです。状況に合わせて使い方を変えることで、さらに釣れる確率を高めることができます。ここでは、実戦で役立つ4つの具体的な動かし方をわかりやすく解説しますね。
ただ巻き(基本中の基本)
一番基本でありながら、とても強力な効果を発揮するのが「ただ巻き」という使い方です。やり方は簡単で、ルアーを投げたら一定の速度でリールを巻いてくるだけになります。
潮の流れが変化する場所に当たると、自動的にバランスを崩して魚を誘ってくれますよ。夜はゆっくりと巻き、昼間は少し速めに巻くのが釣果を伸ばすコツです。
トゥイッチ&ジャーク(リアクション狙い)
X-80SWの本当の力を引き出すのが、竿の動きを使ったダートアクションです。巻いている途中に竿先を軽くあおったり、下に向かって鋭く動かしたりします。これによりルアーが左右へ鋭く飛び、ルアーを追いきれない魚に反射的に口を使わせます。
竿を動かした直後に一瞬だけ糸をたるませるのが、綺麗に動かすための大切なポイントです。
ストップ&ゴー(フォールを活かす)
ゆっくりと沈む特徴を最大限に生かした、とても効果的な誘い方のひとつです。リールを3回ほど巻いたら1秒から2秒ほど止めて、また巻き始める動作を繰り返します。止めた瞬間にルアーが頭を少し下げながら、ゆっくりと沈んでいくのが特徴です。
魚が追いかけてきている場合、止めた瞬間や再び動かした瞬間に食いつくことが多いですよ。
ストラクチャー(障害物)のタイト撃ち
X-80SWがもっとも活躍する場所で、ルアーの特性を活かした攻め方になります。橋の柱や護岸の壁際、停泊している船の影などをギリギリに狙って投げ込みます。
足場が高い場所でも足元までしっかりと泳ぎ切り、壁際に追い詰められた小魚を演出できます。コンクリートにぶつけると壊れやすいので、指で糸を押さえて優しく着水させてくださいね。
X-80SWのインプレまとめ
今回は、メガバスの大人気シーバスルアー「X-80SW」について詳しく解説しました。ただ巻くだけで魚を惹きつける強い力があり、竿の動きにも機敏に反応してくれます。本物の小魚に近い絶妙なサイズ感で、一年中どんな場所でも頼りになる存在です。
少し飛距離が出にくかったり、リップが折れやすかったりする弱点もあります。しかし、それを補って余りある圧倒的な釣果をもたらしてくれる素晴らしいルアーです。
基本のただ巻きから始めて、慣れてきたらダートアクションなどを組み合わせてみてください。欠点に気をつけながら丁寧に扱えば、必ずあなたの強力な武器になってくれるはずです。ぜひ、次回の釣行でX-80SWを使って、大物シーバスとの出会いを楽しんでくださいね。


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