バチ・サヨリパターンの最終兵器と噂の93mm・6gの「VATISSA 93F」
「引き抵抗が軽すぎて操作感が掴みにくい」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「VATISSA 93F」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「VATISSA 93F」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
VATISSA 93Fとは?基本スペック

VATISSA 93Fは、スレたシーバスをナチュラルに誘うために開発された、新機軸のスリムベイトです。極小のヘキサリップを搭載しており、アクションを過大化させる水流を適度に受け流す設計となっています。これにより、微細な波動とレスポンスの良いロールアクションだけを生み出し、意のままに表層の誘いをコントロールできます。
また、優れた空力設計とマグネット式重心移動システムにより、スリムボディの常識を覆す圧倒的な飛距離を実現しました。
| 商品名 | VATISSA 93F |
| 全長 | 93mm |
| 重量 | 6g |
| タイプ | FLOATING |
| フックサイズ | #8 × 2pcs |
| 定価 | 1,500円(税込1,650円) |
VATISSA 93Fのカラーラインナップ
VATISSA 93Fのカラーラインナップは、全13種類が展開されており以下の通りです。
- GG SAYORI
- HT NAMINOHANA
- GST GOKAI
- GST ISOME
- GST AO ISOME
- WANGAN PEARL
- MB GLOW GRITTER
- GP AURORA REACTION
- GP GHOST CHART BACK
- ELECTRIC PINK
- KILLER PINK
- DO CHART
- TEQUILA SUNRISE
VATISSA 93Fのインプレ:良かった点
VATISSA 93Fを実際に使用して、特に優れていると感じたポイントをまとめました。軽量でありながら抜群の飛距離を誇り、巻き速度によって様々なパターンに対応できる汎用性の高さが魅力です。スレたシーバスに対して、違感を与えずに口を使わせる工夫が随所に施されています。
6gとは思えない圧倒的な飛距離
93mmで6gという非常に軽量かつスリムなボディでありながら、優れた空力設計が施されています。マグネット式の重心移動システムを搭載しており、飛行姿勢が安定しやすいのが特徴です。同クラスの軽量ルアーと比較して、驚くほどの飛距離を叩き出せる点が最大のメリットと言えるでしょう。
「極小ヘキサリップ」による絶妙な食わせアクション
バチ抜けやサヨリなどのパターンでは、ルアーが動きすぎるとシーバスに見切られやすくなります。VATISSA 93Fに搭載された極小のヘキサリップは、あえて水流を適度に受け流す設計です。警戒心の高いシーバスに違和感を与えない、微細な波動と控えめなロールアクションを生み出します。
巻き速度で機能が変わる汎用性の高さ
リトリーブスピードを変えるだけで、全く違う性質のアクションを引き出せるのが大きな強みです。状況適応能力が非常に高く、一つのルアーで複数のベイトパターンを攻略できます。
- デッドスローで直進と微波動
- ミディアムで細かなロール
- ファストでフラッシング
流れの中でもアクションが破綻しない
ダウンクロスで水流を強く受けるような過酷な状況でも、ルアーの動きが安定しています。極小リップが余分な水を逃すため、ルアーがバタバタと暴れすぎる心配がありません。流れの変化が激しいポイントでも、極めて自然にシーバスを誘い続けることができます。
VATISSA 93Fのインプレ:悪かった点
VATISSA 93Fは非常に優秀なルアーですが、使用する環境によっては少し扱いにくさを感じる場面もあります。軽量ルアー特有の弱点や、得意なシチュエーションが限られる点について詳しく見ていきましょう。事前にデメリットとなる部分を理解しておくことで、より効果的にルアーを運用できます。
引き抵抗が非常に軽く、操作感が掴みにくい
極小リップを搭載した軽量スリムルアーの宿命ですが、巻いていても手元にブルブルとした振動がほとんど伝わりません。引き抵抗が極めて軽いため、ルアーがどこを泳いでいるのか把握しにくいのが難点です。特にルアーフィッシング初心者の方や強風のときには、操作感を見失いやすくなるので注意が必要です。
強風・向かい風での絶対的な飛距離には限界がある
重心移動システムのおかげでクラス最高峰の飛距離は出るものの、物理的に6gという軽さであることには変わりありません。風速が強い日や、オープンエリアではるか沖の潮目を撃ちたい場面では、飛距離に物足りなさを感じる場合があります。そういった過酷な状況では、重量のあるシンキングペンシルなどのルアーに軍配が上がります。
「早巻き(ファストリトリーブ)」の出番が限定的
早巻きのファストリトリーブでは、パニックベイトを演出できるという特徴が備わっています。しかし、このルアーが最も真価を発揮するのは、バチやサヨリなどのスローな展開です。早巻きでボイルを撃つなら他のルアーでも代用できるため、メインの用途にはなりにくい点があります。
VATISSA 93Fの使い方
VATISSA 93Fのポテンシャルを最大限に引き出すためには、巻き速度の調整が鍵となります。狙うベイトの種類や状況に合わせて、リトリーブスピードを使い分けることが釣果を伸ばすコツです。ここでは、ルアーの性能を活かした代表的な3つの使い方について詳しく解説します。
デッドスローリトリーブ(バチパターン攻略)
バチ抜けの時期にゴカイやイソメを捕食しているシーバスを狙う際に、最も効果的な使い方です。ロッドを立てて巻くことで、水面に絶妙な引き波を立てながら泳がせることができます。
- 対象はバチ抜けパターン
- ハンドルをゆっくり巻く
- 直線軌道と微細ロールが発生
スロー〜ミディアムリトリーブ(細身のベイトパターン攻略)
サヨリやシラウオなどのスリムな小魚を偏食している、タフな状況に最適なアプローチです。ロッドの角度を少し下げ気味にして、水面直下を泳がせるのが釣果を上げるポイントです。
- 対象は細身のベイト
- デッドスローより少し速く
- ピッチの細かいロールが発生
ファストリトリーブ(パニックベイト・ボイル撃ち)
浅場でのボイル発生のときや、小魚がフィッシュイーターに追われて逃げ惑っているときに使います。回転角の大きいロールによってボディが光り、水面直下をパニック状態で逃げる小魚を演出します。
- 対象はボイル発生のとき
- リールを速く巻く
- 軸ブレのないロール
VATISSA 93Fのインプレまとめ
本記事では、メガバスから発売されているVATISSA 93Fについてインプレッションや使い方を詳しく解説しました。93mmで6gというスリムなボディながら、重心移動システムによる抜群の飛距離が大きな魅力です。
極小ヘキサリップが生み出す微細な波動は、警戒心の強いシーバスにも違和感を与えません。引き抵抗が軽く操作感が掴みにくい点や、強風時の飛距離には注意が必要ですが、それを補って余りある食わせの能力を持っています。
巻き速度を変えるだけで、バチ抜けからサヨリパターンまで幅広く対応できる汎用性の高さもポイントです。スレたシーバスになかなか口を使わせられず悩んでいる方は、ぜひVATISSA 93Fをタックルボックスに加えてみてください。


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