マイクロベイトパターンに滅法強いと噂の95mm13gの「PB-13」
「着水時にエビるトラブルが多い」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「PB-13」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「PB-13」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
PB-13とは?基本スペック

PB-13は、コアマンから発売されている非常に軽量で扱いやすいブレードベイトです。小型ボディによる圧倒的な飛距離で、広い範囲のポイントを効率よくサーチすることが可能です。低重心のデザインを採用しているためフォールがスムーズで、ボトムをスピーディに探れます。
高回転するブレードの強波動とフラッシングの相乗効果によって、シーバスを強烈に誘惑します。トレブルフックとブレードが一体化した、オリジナルのブースターシステムを装着しているのも特徴です。これによりフッキング率が確実にアップし、貴重なヒットが増えてキャッチ率も大幅に上がります。シーバスデイゲームにおけるブレードベイトの決定版といえる、誰が使っても間違いないルアーです。
| 商品名 | PB-13 |
|---|---|
| 全長 | 95mm |
| 重量 | 13g |
| リング | コアマン オリジナル #1 |
| フック | がまかつ トレブル13 #10 |
| ブレード | コアマン ブレード #2 |
| システム | コアマン BS-1310ブースターシステム |
| 定価 | 1500円(税込1650円) |
PB-13のカラーラインナップ
PB-13は、その日の海の状況に合わせて細かく使い分けができる豊富なカラーが揃っています。水の色や光量に合わせて、その場に最適なカラーを選ぶことが釣果を飛躍的に伸ばすコツです。
- #001 マコイワシ
- #002 イワシゴールド
- #003 ピンクヘッド
- #004 イズミジャイアン
- #005 キビナゴフラッシュ
- #006 グリーンピンク
- #007 チャートヘッド
- #009 イワシハラグロー
- #010 アカキン
- #017 デイグリーン
- #019 メタイワシ
- #023 コットンキャンディ
PB-13のインプレ:良かった点
シャロー(浅場)や表層をデッドスローに引ける
PBシリーズの中で最も軽い、13gという絶妙なウェイト設定がこのルアーの大きな魅力です。この軽快なウェイトにより、水深の浅いシャローエリアや水面直下をゆっくりと巻くことができます。
重いブレードベイトだと、すぐに底を擦ってしまい根掛かりや見切られる原因になります。しかし、PB-13ならシャローレンジをじっくりと魚に見せて、確実に食わせることが可能です。
マイクロベイトパターンに滅法強い
春先のハク(ボラの稚魚)や稚アユなどを捕食している、気難しい状況下において大活躍します。極小のカタクチイワシを偏食してルアーに見向きもしない「マイクロベイトパターン」にも最適です。
95mmというコンパクトなシルエットが、小さなエサに執着する魚に対して絶大な威力を発揮します。ルアーのサイズを極限まで下げることで、警戒心の強いスレた魚の口を無理やり使わせることができます。
「ブースターシステム」による抜群のフッキング率
フックとブレードがスイベルで連結され、完全に一体化した「ブースターシステム」を搭載しています。ブレードへじゃれつくような小さなついばみバイトも、非常に高い確率でフッキングに持ち込めます。
ファイト中の激しいエラ洗いでも、ルアー本体が暴れにくくバレにくいのが大きなメリットです。せっかく掛けた貴重なヒットを逃すことなく、手元への確実なキャッチへと導いてくれます。
ターゲットが多彩でなんでも釣れる
シーバスゲームはもちろんのこと、海に生息するさまざまなフィッシュイーターを狙うことができます。小魚を必死に追っている活性の高い魚であれば、魚種を問わず強烈な反応を得られるはずです。
- カマスやサバなどの小型回遊魚
- ツバスやハマチなどの青物
- ヒラメなどのフラットフィッシュ
海の状況がよくわからないときでも、とりあえず投げておけば何かが釣れる非常に頼もしいルアーです。
PB-13のインプレ:悪かった点
強風時や遠投が必要な場面には不向き
13gと非常に軽量に作られているため、重いモデルと比較するとどうしても飛距離が落ちてしまいます。PB-20やPB-30の重いウェイトが届くような、はるか沖のポイントを狙うのには適していません。
向かい風が強く吹く日や、沖に発生した潮目をダイレクトに狙いたい場面ではキャストにストレスを感じます。天候やポイントの状況に応じて、重めのルアーと賢く使い分けることが釣果を上げるために重要になります。
深場や激流エリアでは底が取りにくい
ルアー自体が軽いがゆえに浮き上がりが早く、水流の影響をダイレクトに受けやすい弱点があります。水深の深いディープエリアや、潮流が激しく流れる場所では狙ったコースを通すのが難しくなります。
ボトム(底)を確実に取ったり、任意のレンジを一定の層でキープしたりするのはかなり困難です。水深が比較的浅く、流れの緩やかなポイントに絞って使用するのがもっとも効果的でおすすめです。
スピンテール特有の「エビる」トラブル
着水する瞬間にサミングを行ってラインテンションを張らないと、厄介なトラブルが起きやすくなります。フックがラインやブレードに複雑に絡みつく「テーリング(通称:エビる)」が発生しやすい傾向にあります。一度ルアーが絡まってしまうと正しく泳がず、魚に不自然な動きを見切られてしまう原因になります。
- 着水直前にスプールを指で押さえる
- 糸フケを出さずにフォールさせる
この2点を毎回のキャストで意識して、貴重なチャンスを潰すトラブルを未然に防ぎましょう。
価格が高く、入手難易度が高い
小型サイズのルアーとしては、定価が1,650円とやや高めの価格に設定されています。さらにコアマンのルアーはアングラーから非常に人気があるため、釣具店ですぐに品薄になりやすいです。
ハイシーズンや人気の時期によっては、転売などで定価以上の価格になってしまうことも珍しくありません。店頭やネットで欲しいカラーを見つけたときは、後悔しないように迷わず購入しておくことをおすすめします。
PB-13の使い方
ただ巻き(基本アクション)
キャストして底までしっかりと沈め、一定の速度でリールを巻いてくる一番基本となる使い方です。カウントダウンを行って任意のレンジまでルアーを沈め、中層を巻いてくる方法も非常に効果的です。
PB-13は非常に軽量なルアーであるため、ゆっくりと巻く「スローリトリーブ」に最適です。手元に伝わるブレードの回転をしっかりと感じながら、一定の層を丁寧に引いてくることを意識しましょう。
表層早巻き(バジング・ウェイク)
海面でナブラが起きているときや、魚が表層付近で小魚を激しく追っている際に有効なテクニックです。ロッドを立てた状態で、水面直下から水面を激しく波立たせるようにリールを早巻きして誘います。
ブレードが放つ強烈なフラッシングと派手な水飛沫によって、魚のリアクションバイトを誘発します。活性の高い魚がどこにいるかを手っ取り早く探りたいときに、ぜひこのアプローチを試してみてください。
ストップ&ゴー
数秒間ただ巻きでルアーを泳がせた後、リールを巻く手を一瞬ピタッと止めて変化をつける使い方です。巻くのを止めた瞬間にルアーをスッと沈め(フォール)、そこからまた一定の速度で巻き始めます。
巻いているときの直線的な動きから、フォールへと急激に姿勢が変わる瞬間に魚が猛烈に反応します。ルアーを追尾してきた魚に対して「食わせの間」を意図的に与え、強烈なアタリを引き出すテクニックです。
リフト&フォール
ボトム(底)までルアーを完全に沈めた後、ロッドをスッと持ち上げてルアーを高く浮き上がらせます。その後、再びラインテンションを軽くかけながら、元の底の位置までルアーを落とし込むアクションです。
PB-13はフォール中もブレードがクルクルと回り続け、落ちていく間も魚にしっかりとアピールします。底付近に身を潜めるヒラメやマゴチ、デイゲームで底に張り付くシーバスに対して非常に有効な手法です。
テクトロ
堤防や護岸の壁際ギリギリにルアーをそっと落とし、足元を歩きながらルアーを引いてくる釣法です。ラインを10〜15mほど出して、岸壁に沿ってテクテクと歩きながらゆっくりとトローリングします。
PB-13は自重が軽いため、ゆっくりとしたスピードで歩いてもルアーが深く沈みすぎることはありません。壁際のエグレにぴったりと付いているシーバスの目の前を、ちょうど良い浅いレンジで通すことができます。
PB-13のインプレまとめ
PB-13は、シャローエリアの攻略やマイクロベイトパターンにおいて圧倒的な強さを誇るブレードベイトです。13gという非常に軽快なウェイトのおかげで、水深の浅いレンジをデッドスローに引くことができます。独自のブースターシステムにより、ついばむような貴重なバイトを確実にフッキングへ持ち込めるのも魅力です。
強風時や深場での扱いにくさ、品薄による入手の難しさといった注意すべき点はいくつか存在します。しかし、それらの欠点を補って余りあるほどの、非常に高い集魚力と圧倒的な釣獲力を秘めています。シーバスはもちろんのこと、ヒラメや青物など多彩なターゲットを魅了する頼もしい万能ルアーです。
基本のただ巻きからリフト&フォールまで、状況に合わせた多彩な使い方でさらなる釣果を伸ばしましょう。まだタックルボックスに入れていない方は、ぜひPB-13を手に入れてその圧倒的な実力を体感してください。

