激飛びと噂の40mm8gの「メタルシャルダス 8」
「すぐエビる(テーリングする)」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「メタルシャルダス 8」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「メタルシャルダス 8」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
メタルシャルダス8gとは?基本スペック
メタルシャルダス8gは、シーバスルアーで有名なBlueBlue(ブルーブルー)が開発したブレードベイトです。
「シャルダス」シリーズの特徴であるブレードによる波動とフラッシングを、さらに遠くへ届けるためにメタルボディ化されました。
まずは、その基本的なスペックを確認していきましょう。
| 重さ | 8g |
| 長さ | 40mm |
| フック | #12(トレブルフック) |
| リング | #1 |
| ブレード(リア) | #1.5(コロラド) |
| ブレード(メイン) | #3.5(ウィロー) |
| 定価 | 1,243円(税込) ※Web限定カラーは+150円 |
メタルシャルダスは、後方重心のボディ設計により、強風下でも矢のように飛んでいくのが最大の特徴です。
8gという軽さでありながら、風を切り裂くようなキャストフィールを実現しています。
ボディサイズは40mmと非常にコンパクト。
これは、シラスやハク(ボラの稚魚)といったマイクロベイトのサイズ感にぴったりマッチします。
また、シリーズの中でも8g〜15gの軽いモデルは、波動が強めのセッティングになっています。
これにより、手元にしっかりとブルブルとした引き抵抗が伝わり、ルアーがどこを泳いでいるか把握しやすくなっているのです。
購入時の注意点
- カート確保では在庫確保になりません
- 決済完了で初めて確保されます
- 注文後の追加や変更は不可です
- 転売目的の購入は禁止です
人気商品のため、オンラインショップでは争奪戦になることもあります。
欲しいカラーがある場合は、早めの決済を心がけましょう。
メタルシャルダス8gのカラーラインナップ
豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。
フィールドの状況やベイトの種類に合わせて使い分けることで、釣果を大きく伸ばすことができます。
- #01 ブルーブルー
- #02 ピンクイワシ
- #03 ケイムラマイワシ
- #04 アカキングローベリー
- #05 グリーンゴールド
- #06 ピンクキャンディ
- #07 ブルーピンク
- #11 ファニーピンクゼブラ
- #12 レッドシーガ
- #16 マットチャート
- #17 イガイブラック
- #20 ランガンバレット
- #27 エクストリームキャロット
WEB限定カラー
公式オンラインショップでしか手に入らない特別なカラーもあります。
少し価格は上がりますが、他にはないアピール力が期待できます。
- 羽田アンチョベータ
- マットピンク
- フルシルバー(UV)
メタルシャルダス8gのインプレ:良かった点
ここからは、実際にメタルシャルダス8gを使い込んで感じた「良かった点」を具体的に解説します。
一言でまとめると、「小さくて飛んで、誰でも簡単に釣れる」という点に尽きます。
8gとは思えない圧倒的な「飛距離」
最初にキャストしたとき、その飛びっぷりに驚愕しました。
「これ本当に8g?」と疑いたくなるほど、気持ちよく飛んでいきます。
後方重心のデザインが効いており、飛行姿勢が非常に安定しています。
横風が吹いている状況や、少し荒れたサーフでも、狙ったポイントまで一直線に届きます。
メバリングロッドやライトなエギングロッドで投げると、遥か彼方まで飛ばすことが可能です。
「竿抜けポイント」と呼ばれる、誰も届かなかったエリアを独り占めできる快感はたまりません。
マイクロベイトパターンにおける「無類の強さ」
春先によくある「魚はボイルしているのに、ルアーには反応しない」という状況。
これは多くの場合、魚が極小のベイト(シラスやハクなど)を食べているマイクロベイトパターンです。
通常のミノーやシンキングペンシルでは、シルエットが大きすぎて見切られてしまいます。
しかし、メタルシャルダス8gの40mmという極小ボディなら、違和感なく口を使わせることができます。
さらに、ブレードのキラキラとしたフラッシングが、魚の捕食スイッチを強制的にオンにします。
「何を投げてもダメだったのに、これに変えたら連発した」という経験は一度や二度ではありません。
対象魚がとにかく幅広い
このルアーで釣れる魚種は、本当に多岐にわたります。
フィッシュイーター(魚食魚)であれば、ほぼ全ての魚がターゲットと言っても過言ではありません。
- シーバス、ヒラスズキ
- ヒラメ、マゴチ
- メバル、アジ、カマス
- メッキ、ハタ類
五目釣りのような感覚で、何が釣れるかわからないワクワク感を楽しめます。
とりあえずボックスに一つ入れておけば、どんな状況でも遊べる頼もしい相棒になります。
テンションフォールが遅めで「食わせの間」を作りやすい
一般的なメタルジグは、リールを止める「ストン」と速く落ちてしまいます。
しかし、メタルシャルダスはブレードが抵抗となり、パラシュートのようにゆっくりと落ちていきます。
この「ゆっくりとしたフォール」が絶大な効果を発揮します。
リールを巻くのを止めた瞬間に、「ガツン!」とひったくられるようなアタリが出ることが多いのです。
魚にルアーをしっかり見せる時間が作れるため、ミスバイトも減らせます。
フォール中のドキドキ感は、このルアーならではの醍醐味です。
レンジキープ力が高く、ボトムを攻めやすい
浮き上がりが早すぎず、一定の深さをキープして泳がせるのが得意です。
ボトム(底)付近をゆっくりと、なめるように引いてくることができます。
特にヒラメやマゴチ、根魚を狙う際には、この性能が大きな武器になります。
着底を感じやすく、根掛かりを回避しながら攻められるので、初心者の方でも扱いやすいでしょう。
メタルシャルダス8gのインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、弱点や注意点は存在します。
購入後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、デメリットもしっかりお伝えします。
ただし、これらの弱点は事前の対策でカバーできるものばかりです。
純正フックが細くて弱く、大物が来ると伸びる
8gという小型ボディに合わせて、標準のフックはかなり小さく細いものが付いています。
アジやメバルなら問題ありませんが、良型のシーバスや青物が掛かると、パワーに耐えきれず伸びてしまうことがあります。
せっかくの大物を逃さないためにも、狙う魚が大きい場合はフック交換を推奨します。
強度の高いシングルフックなどに変えるだけで、安心してやり取りができるようになります。
ブレード周りのメンテナンスがシビア(サビ・潮ガミ)
ブレード系ルアー全般の宿命ですが、使用後の手入れを怠るとすぐにサビてしまいます。
特に回転パーツであるスイベル部分は、潮が噛むと回らなくなってしまいます。
「洗わずに放置して、次使おうとしたらブレードが全く回らなくなって使い物にならなくなった」なんてことになれば、ただの鉄屑になってしまいます。
釣行後は必ず真水で念入りに洗い、しっかりと乾燥させることが長く使う秘訣です。
身切れによるバラシが発生しやすい
小さなトレブルフックは、魚の口の薄皮一枚に掛かることがよくあります。
ルアー自体に重さがあるため、魚が暴れるとその重みでフック穴が広がり、ポロリと外れてしまうことがあります。
これも、シングルフックへの交換である程度改善できます。
深くガッチリと掛けることで、バラシのリスクを大幅に減らすことができます。
魚に丸呑みされるとリーダーが切られやすい(カッター被害)
シルエットが小さすぎるため、活性の高い魚にはルアーごと丸呑みされることが多々あります。
サワラやカマス、ヒラメといった歯の鋭い魚の場合、リーダーが歯に当たってスパッと切られてしまうのです。
これを防ぐのは難しいですが、リーダーを少し太くするなどの対策が有効です。
「丸呑みされるほど魅力的なルアー」であることの裏返しとも言えます。
飛行姿勢が崩れるとテーリング(糸絡み)を起こす
キャスト時にリリースポイントをミスしたり、強風に煽られたりすると、空中でルアーが回転してしまうことがあります。
そうすると、ラインがフックやブレードに絡まる「テーリング」が発生します。
回収して絡みを直すのはストレスになります。
着水する直前に、スプールを指で軽く押さえる「サミング」を行うことで、姿勢が整いトラブルを減らせます。
ライトゲームロッドだと巻き抵抗が重く感じる場合がある
ブレードが水をかき回す抵抗は、意外と大きいです。
アジングロッドのような繊細な竿で使うと、竿先が曲がりすぎてしまい、巻き重りを感じることがあります。
もし「重くて疲れるな」と感じたら、ロッドを少し硬めのものに変えるか、リールを巻くスピードを調整してみてください。
しっかりとロッドに重みを乗せて引いてくる感覚を掴めば、逆にそれが感度向上につながります。
メタルシャルダス8gの使い方
「使い方が難しそう…」
「どうやって動かせば釣れるの?」
ブレード系ルアーに馴染みがないと、操作方法に戸惑うかもしれません。
しかし、安心してください。
メタルシャルダス8gの操作は極めてシンプルです。
基本は「投げて巻くだけ」で十分に魚を連れてきてくれます。
ここでは、さらに釣果を伸ばすための具体的なテクニックを5つ紹介します。
状況に合わせて使い分けることで、今まで反応しなかった魚もイチコロです。
基本中の基本「ただ巻き(タダ巻き)」
最も出番が多く、かつ最も実績が高いのがこのアクションです。
余計な小細工はせず、ブレードの波動を信じて巻き続けましょう。
ルアーがブルブルと震える振動を手元に感じながら、一定のスピードを保つのがコツです。
狙うレンジ(深さ)によって、巻きスピードとロッドの角度を調整します。
- キャストして任意の深さまで沈める
- ロッドを動かさず一定速度で巻く
- 表層狙いはロッドを立てて早巻き
- 中層以下はロッドを下げて遅巻き
特に表層の早巻きは、逃げ惑う小魚を演出するのに最適です。
活性の高い魚がいれば、すぐさま強烈なバイトが得られるでしょう。
食わせの間を作る「ストップ&ゴー」
ただ巻きだけでは食いつきが悪い時に試してほしいテクニックです。
動きに変化をつけることで、魚の捕食スイッチを強制的に入れます。
リールを巻く手を一瞬止めるだけで、ルアーがバランスを崩して沈み始めます。
この「ふらつき」が、弱ったベイトを演出してバイトを誘発するのです。
- リールを3〜5回転ほど巻く
- ピタッと1〜2秒だけ止める
- 再び巻き始める動作を繰り返す
- 止めた瞬間のアタリに集中する
後ろを追尾してきた魚が、「今だ!」と口を使うタイミングを作ってあげましょう。
ボトム攻略の定番「リフト&フォール」
海底に張り付いている根魚やフラットフィッシュを狙うならこの技です。
8gの軽さを活かして、ボトム付近をネチネチと攻めることができます。
ブレードが回転しながら落ちていくフォールアクションは、魚にとって極上のアピールとなります。
着底後の立ち上がりも早いため、根掛かりを恐れずに攻められます。
- ルアーを海底まで完全に沈める
- 竿先をチョンチョンと煽り上げる
- 糸を張ったまま再び底まで沈める
- 着底したらすぐにまた跳ね上げる
フォール中に「ゴンッ」と明確なアタリが出ることが多いです。
違和感を感じたら、即座にアワセを入れましょう。
アジ・メバルに効く「テンションフォール」
堤防の足元や明暗の境目など、縦の動きで誘いたい場面で有効です。
通常のメタルジグよりもゆっくり落ちるため、魚にじっくり見せることができます。
特にアジやメバルは、上から落ちてくるものに強い反応を示します。
ヒラヒラと舞い落ちるブレードのきらめきは、プランクトンや小魚そのものです。
- キャストして着水させる
- 糸フケを取りピンと張る
- カーブを描くように沈めていく
- 竿先で重みを感じながら待つ
コツッという小さなアタリも見逃さないよう、神経を研ぎ澄ましてください。
マイクロベイトパターンの「水面直下引き」
春先にシラスやハクが湧いている状況では、この釣法が最強です。
水面直下10cm〜30cmの薄い層をキープして引いてきます。
通常のルアーでは沈んでしまう速度でも、メタルシャルダスなら表層をキープ可能です。
水面を割って魚が飛び出してくる興奮は、一度味わうと病みつきになります。
- 着水直後にロッドを高く立てる
- 水面から出ない速度で巻く
- 引き波を立てるイメージで引く
- 飛び出しても慌てず巻き続ける
魚が見えていても焦らず、一定のペースを守ることがヒットへの近道です。
メタルシャルダス8gのインプレまとめ
今回は、BlueBlueの「メタルシャルダス8g」について詳しく解説してきました。
このルアーは、単なるダウンサイズモデルではありません。
「届かないポイント」に「食わせの極小シルエット」を届けることができる、唯一無二の存在です。
特にマイクロベイトパターンで苦戦している方や、ライトゲームでの飛距離不足に悩む方にとっては、間違いなく強力な武器になります。
8gという軽快な操作感の中に、フィッシュイーターを狂わせる要素が凝縮されています。
使い方も「ただ巻き」を基本に、状況に応じたアレンジを加えるだけでOK。
初心者からベテランまで、誰が投げても結果を出してくれる頼もしいルアーです。
- 向かい風でもぶっ飛ぶ圧倒的な飛距離
- マイクロベイト偏食魚を一撃で仕留める
- 魚種を選ばずなんでも釣れる汎用性
- フック交換で大物対策も可能
ぜひあなたのタックルボックスにも、この小さな巨人を忍ばせておいてください。
きっと、今まで出会えなかった魚たちが、あなたを待っているはずです。


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