大型ベイトパターンの最終兵器と噂の180mm68gの「コノ野郎180」
「重くてキャスト疲れしやすい」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「コノ野郎180」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「コノ野郎180」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
コノ野郎180とは?基本スペック
コノ野郎180は、シーバスルアーブランド「BlueBlue」から発売されているスイムベイトです。
最大の特徴は、一般的なハードルアーとは異なるソフトマテリアル(ワーム素材)を採用している点にあります。
まずは基本的なスペックを確認しましょう。
| 全長 | 180mm |
| 重さ | 68g |
| リング | #4 |
| フック | #1 × 2 |
| 定価 | 4,200円(税込 4,620円) |
魅せる!喰わせる!大型ベイトパターンの最終兵器!!!
コノ野郎180は、「滑らかに動く3分割ボディ」を採用しています。
これにより、まるで本物の魚が泳いでいるかのような艶めかしさを実現しました。
水にしっかりと絡みつく強い波動を発生させ、周囲のフィッシュイーターに対して圧倒的な存在感を発揮します。
さらに、内部には「貫通ジョイントワイヤー」を採用。
ソフトなボディでありながら強度は抜群で、ランカーシーバスや海外の怪魚相手でも安心してファイトが可能です。
アクションの幅も広く、使い方は多彩です。
- スローリトリーブ:のたうち回るようなヒラ打ちアクション
- ロッドを立てる:背びれを水面に出し、弱った大型ベイトを演出
- ノーマルリトリーブ:ボディをくねくね動かし、強い波動でアピール
また、ラインアイを上下に2つ搭載しており、状況に応じた使い分けができます。
- 上アイ:姿勢良く安定して泳がせたい時
- 下アイ:頭上がりで水面を大きく動かしたい時
下のアイに5~10gのオモリを追加すれば、深場に沈めて底付近を攻めることも可能です。
あらゆる手を尽くしても反応がない時の「切り札」として、ぜひボックスに入れておきたいルアーです。
コノ野郎180のカラーラインナップ
カラーバリエーションは非常に豊富で、遊び心のあるネーミングも魅力の一つです。
- #01 ブルーブルー
- #02 ピンクコノ野郎!!
- #03 まんまコノ野郎!!
- #04 チャートバックコノ野郎!!
- #05 ミドキン野郎!!
- #06 がつん!とキウイ
- #07 コノボーン
- #08 フナ野郎!!
- #09 ジェネラルグロー
- #10 オレンジコア野郎!!
WEB限定カラー
公式オンラインショップなどで限定販売されているカラーもあります。
- ピンクコノボーン
- マットチャート
コノ野郎180のインプレ:良かった点
実際にコノ野郎180を使用して感じた「このルアーならではの強み」をご紹介します。
ハードルアーでは攻略できない魚を獲るための要素が詰まっています。
生命感溢れる艶めかしいアクションと強い波動
最大のメリットは、ハードルアーには出せない「圧倒的な生命感」です。
3分割されたソフトなワーム素材のボディが、水流を受けて滑らかに動きます。
ゆっくり巻くだけで、本物の魚がのたうち回るような動きや、くねくねとした艶めかしい泳ぎを再現。
水に絡みつくような強い波動を生み出し、スレた大型のフィッシュイーターを猛烈に惹きつけます。
「そこに居るのに食わない」という状況を一変させる力があります。
ジョイント特有の「異音」が一切しない
サイレント性が非常に高いのも大きな武器です。
プラスチック製のジョイントビッグベイトは、泳ぐ際にボディ同士がぶつかり「カチャカチャ」という干渉音が鳴りやすいものです。
しかし、コノ野郎180はソフト素材のため、そうした人工的な音が一切しません。
警戒心の強いランカーシーバスや、ハイプレッシャーなエリアの魚に対しても違和感を与えず、自然に口を使わせることができます。
フッキング率が極めて高い
「ビッグベイトはバイトがあっても乗らない」という悩みを解消してくれます。
ボディ表面が柔らかいため、魚がバイトした瞬間に違和感なく吸い込むことができます。
また、リトリーブ中はルアーの約9割が水中に浸かって泳ぐため、フックが水を噛みやすく、バイトを確実に拾えます。
硬いプラスチックルアーで弾かれてしまうような浅いバイトでも、コノ野郎180なら絡め取るようにフッキングに持ち込める確率が格段に上がります。
2つのラインアイによる多彩な使い分けが可能
顔の上下に付いた2つのアイを使い分けることで、1つのルアーで攻め方の幅が広がります。
| 上アイ | 姿勢が良く、安定して水面直下を泳がせたい時に最適 |
| 下アイ | 頭上がりになり、水面で引き波やアクションを大きく出したい時に有効 |
さらに裏技として、下アイに5〜10gのシンカー(重り)を装着する使い方もおすすめです。
これにより、水深のあるエリアやボトム付近に沈めて、強大な波動で深場の魚を直撃することができます。
ドリフトや放置でも勝手に誘ってくれる
操作技術に自信がなくても、ルアー自体が仕事をしてくれます。
流れに乗せて巻かずに流す「ドリフト」や、ピンポイントで水面に浮かせておく「放置(ステイ)」でも効果絶大です。
わずかな水流を受けるだけで、ソフトボディがウネウネと自発的に動きます。
この勝手に出るアクションが、下から様子を伺っている魚の捕食スイッチを入れ、突き上げバイトを誘発します。
大型魚にも負けない貫通ワイヤー構造
柔らかいボディですが、強度は申し分ありません。
内部には頑丈な「貫通ジョイントワイヤー」が通っています。
ランカーシーバスの強烈なエラ洗いや、海外の怪魚(ノーザンパイクやバラマンディなど)のパワフルな引きにも耐えられます。
ルアーが破壊されて魚を逃がす心配がなく、安心して記録級の魚とのファイトを楽しめます。
コノ野郎180のインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも弱点はあります。
購入後に後悔しないよう、デメリットもしっかりと理解しておきましょう。
飛距離が圧倒的に出にくい
最大の弱点は「飛びにくい」ことです。
180mmという大きなボディに加え、ジョイント構造と空気抵抗を受けやすい形状のため、飛行姿勢が安定しません。
重さは約68gありますが、同クラスのハードプラグと比較しても飛距離は落ちます。
広大なオープンエリアで遠投して探る釣りには不向きです。
橋脚周りや岸壁沿いなど、近〜中距離のピンポイント撃ちや、ボートゲームでの使用に適しています。
製品ごとの「個体差・バラツキ」がある
ソフト素材を手作業で成型しているため、製品ごとに微妙な違いがあります。
カタログスペックは68gですが、実際には67g〜70g前後でバラつくことがあります。
個体によって、フローティング気味だったり、サスペンド気味だったりと、浮力や泳ぎのクセが若干異なる場合も。
これを「個性」として楽しめる方には問題ありませんが、精密な均一さを求める方には気になる点かもしれません。
ワーム素材ゆえに外側の耐久性が低い(裂け・えぐれ)
ボディ表面はエラストマー系の柔らかい素材です。
そのため、サワラやパイクのような歯が鋭い魚のバイトを受けると、傷がついたり裂けたりしやすいです。
また、シーバスのエラ洗いや、自分のフックがボディに刺さることでできる「フックサークル」によってもダメージが蓄積します。
内部ワイヤーのおかげで魚をバラすことはありませんが、ボディ外装は消耗品であると割り切る必要があります。
保管方法に気を使う必要がある
保管には少し手間がかかります。
他のハードルアーやワームと一緒にケースへ放り込むのは厳禁です。
化学反応(可塑剤の影響)によって、ルアーが溶けたり変形したりする恐れがあります。
購入時のブリスターパッケージに入れたまま保管するか、仕切りのある専用ケースで単独保管しましょう。
タックルボックス内での管理には十分な注意が必要です。
根掛かりのリスクが高い
大きなトレブルフック(#1)が2本、下向きに付いています。
そのため、シャローエリアや障害物周りを攻める時や、下アイにシンカーを追加してボトム付近を攻める際は、根掛かりのリスクが非常に高くなります。
高価なルアーをロストしないよう、水深や地形を把握した上で慎重に使用することをおすすめします。
コノ野郎180の使い方
「ビッグベイトって操作が難しそう…」と敬遠していませんか?
実は、コノ野郎180は特別なテクニックがなくても、基本さえ押さえれば誰でも簡単に魚を引き出せるルアーです。
ここでは、釣果に直結する3つの主要な使い方を解説します。
状況に合わせてこれらを使い分けるだけで、ランカーシーバスとの遭遇率はグッと高まります。
スローリトリーブ(ゆっくりとしたただ巻き)
コノ野郎180のポテンシャルを最大限に発揮するのが、この基本的な使い方です。
リールをゆっくりと巻くだけで、ボディ全体を使った艶めかしいアクションが生まれます。
3分割ボディが水流を受けて滑らかに動き、本物の魚が「のたうち回るような」ヒラ打ちを演出。
余計なロッド操作は必要ありません。
一定の速度でリールを巻き続けるだけで、ルアーが勝手に魚を誘ってくれます。
まずは足元で泳がせてみて、最も動きが良いと感じる巻きスピードを覚えることから始めましょう。
デッドスロー&ドリフト(流す・放置)
河川や潮の流れがある場所では、「巻かない釣り」が最強の武器になります。
糸フケ(ラインのたるみ)を回収する程度の極めて遅いスピード(デッドスロー)で巻くか、流れに乗せて流し込む「ドリフト」釣法です。
ソフト素材のボディは、わずかな水流の変化でも敏感に反応し、自発的にウネウネと動きます。
ルアーを自ら動かそうとする必要はありません。
水面に漂わせている(放置している)だけでも、その存在感と波動に気づいたフィッシュイーターが下から突き上げてバイトしてきます。
特に、橋脚の明暗部や流れのヨレに流し込むと効果絶大です。
シンカーを追加してレンジを下げる(裏技チューン)
コノ野郎180は基本設定がフローティング(浮く)ですが、沈めて使うことも可能です。
下アイやフックアイに「クイックチェンジャー」などのシンカー(重り)を追加することで、探れる深さ(レンジ)を調整できます。
魚が水面まで出きらない時や、足場の高い堤防、さらにはボトム付近に張り付いた魚を狙う際に有効なテクニックです。
状況に応じたシンカーの使い分けは以下の通りです。
| シンカーの重さ | 狙える状況・レンジ |
| 3g 〜 5g | 水面直下を安定させたい時、少し荒れている時 |
| 7g 〜 10g | 水深1m〜2mの中層狙い、流れが速い河川 |
| 14g以上 | 水深のあるエリアのボトム攻略、急流エリア |
コノ野郎180に関するよくある質問
購入を検討している方や、使い始めたばかりの方が抱きがちな疑問にお答えします。
正しい知識を持って使うことで、トラブルを減らし、より長くルアーを愛用できるでしょう。
リップカットチューンとは?
「コノ野郎180もリップカットした方がいいですか?」という質問をよく見かけます。
結論から言うと、コノ野郎180には「リップカットチューン」は必要ありませんし、そもそも不可能です。
これは、同メーカーの「ボラコン150」というルアーと混同されているケースがほとんどです。
ボラコン150にはプラスチック製のリップが付いており、それをカットして引き抵抗を減らすチューニングが存在します。
しかし、コノ野郎180はリップパーツを持たず、ヘッド形状と背びれで水を受ける設計になっています。
ですので、チューニングのことは考えず、パッケージから出してそのままの状態で最高のパフォーマンスを発揮します。
コノ野郎180のインプレまとめ
ここまで、BlueBlueの「コノ野郎180」の特徴や使い方、メリット・デメリットについて解説してきました。
最後に、このルアーの魅力を改めて振り返ります。
- 唯一無二の波動:ソフト素材ならではの艶めかしい動きは、スレた魚に強烈に効く。
- 高いフッキング率:柔らかいボディがバイトを弾かず、確実に魚を絡め取る。
- 操作はシンプル:投げてゆっくり巻くだけ、あるいは流すだけで釣れる。
- 弱点はある:飛距離が出にくい、保管に注意が必要だが、それを補う食わせ能力がある。
コノ野郎180は、広範囲を素早く探るサーチベイトではありません。
しかし、「ここに魚がいるはずなのに口を使わない」という極限の状況において、最後の一手となる「最終兵器」です。
プラスチック製のビッグベイトで見切られてしまう悔しい経験をしたことがあるなら、ぜひ一度試してみてください。
その圧倒的な「生物感」が、あなたの自己記録となる一本を連れてきてくれるはずです。


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