スイッチヒッター120S+Rのインプレ・使い方!フックサイズはどれぐらい?

圧倒的な飛距離で大型ベイトパターンを攻略できると噂の120mm30gの「スイッチヒッター 120S+R

「サイズに対してフックが小さくランカー相手だと伸ばされやすい」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「スイッチヒッター 120S+R」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「スイッチヒッター 120S+R」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

スイッチヒッター 120s+rとは?基本スペック

スイッチヒッター 120S+Rは、ダイワの人気シーバスブランド「モアザン」から発売されているシンキングペンシルです。「+R」の名が示す通り、従来のモデルから飛距離と立ち上がり性能が強化されています。

まずは基本的なスペックを表で確認しましょう。

アイテム名スイッチヒッター 120S+R
サイズ120mm
標準自重30g
有効レンジ約0.2~0.8m(水面直下)
タイプシンキング
飛距離最大82.0m / 平均79.7m
アクション可変S字スラローム
標準フック#6 トレブル×3本
標準リング#3
メーカー希望価格2,400円(税抜)~

このルアーの最大の特徴は、30gという重量がありながら、水面下20cm~80cmという浅いレンジを引けることです。

河川、サーフ(砂浜)、磯、干潟など、場所を選ばずに「デイゲーム」でも「ナイトゲーム」でも活躍します。特にコノシロや落ち鮎、イナッコ、ハタハタといった大型のベイトフィッシュパターンに強く、ランカーシーバス狙いには欠かせない存在といえるでしょう。

フックは#6サイズを3本搭載

120mmのボディには、#6サイズのトレブルフックが3本搭載されています。通常、このクラスのルアーは大きなフックを2本搭載することが多いですが、あえて3本フックにすることで以下のメリットが生まれます。

ランカーシーバスの吸い込むようなバイトや、じゃれつくようなキスバイトでも、3つのフックが絡め取るようにフッキングします。

3本フックのメリット
  • ショートバイトを確実に拾う
  • バラシを軽減する
  • 触れるようなアタリも掛ける

スイッチヒッター 120s+rのカラーラインナップ

豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。状況に合わせて使い分けることで、釣果を大きく伸ばすことができます。

カラーチャート
  • ゴールドレインボー
  • チャートバックブラックベリー
  • 不夜街
  • マットライムピンクベリー
  • ライムチャートコノシロ
  • レーザーマイワシ
  • アデル不夜城
  • 小沼スペシャル
  • 小沼スペシャルVer.煌

レーザーインパクトのラインナップ

さらに、明滅効果で魚を寄せる「レーザーインパクト(LI)」搭載モデルもラインナップされています。3Dホログラムのような輝きが、夜間や濁りのある状況で強力なアピールを発揮します。

LIカラー
  • LIピンクヘッドクリアチャート
  • LI不夜城
  • LIブルピンイワシ
  • LIマイワシ
  • LIマックスレーザー
  • LIレッドヘッド

スイッチヒッター 120s+rのインプレ:良かった点

ここからは、実際にフィールドで使用して感じた「良かった点」を具体的に解説します。

結論から言うと、「今まで届かなかった場所を、今まで引けなかったレンジで攻略できる」点が最強の武器です。具体的なメリットは以下の通りです。

規格外の飛距離(アベレージ80m級)

キャストした瞬間、その圧倒的な飛びに驚愕します。「MAGLOCK+R Ver.S」システムのおかげで、飛行姿勢がバツグンに安定しており、まるで矢のように飛んでいきます。

向かい風や横風が吹く荒れた状況でも、メタルジグ並みの飛距離を叩き出せるため、以下のようなシチュエーションで独り勝ちできます。

活躍するシーン
  • 遠くの潮目を狙いたい時
  • 沖のボイルを撃ちたい時
  • 竿抜けポイントを探りたい時

平均で約80m飛ぶため、サーフや大規模河川では他のアングラーが届かないエリアを独占できる快感があります。

30gなのに「シャローを引ける」希少性

通常、30gもあるシンキングペンシルは沈むのが速く、浅い場所では使いにくいものです。しかし、スイッチヒッター120S+Rは、ヘッド形状とボディデザインの妙により、浮き上がりが非常に早いです。

リトリーブを開始するとすぐに水面直下へ浮上し、水深1m前後のシャローエリアでも底を擦らずにスローに引くことができます。「遠くまで飛ばして、浅いレンジをゆっくり見せる」という、ランカーシーバスが好むアクションを簡単に演出できるのです。

大型ベイトパターンに強い

120mmのファットなボディは、大型のベイトフィッシュを捕食しているシーバスに効果絶大です。

対応パターン
  • 秋のコノシロパターン
  • 落ち鮎パターン
  • 冬のハタハタパターン

これらの状況では、小さなルアーでは見向きもされないことがありますが、このルアーなら存在感だけで魚を寄せることができます。また、3フックシステムのおかげで、大きなボディへのショートバイトもしっかりとフッキングに持ち込めます。

荒れた状況での操作感

30gという自重があるため、風や波が強いラフなコンディションでも操作感が失われません。軽いルアーでは何をしているか分からないような強風下でも、しっかりと水に馴染んで泳ぎます。

流れの変化を敏感に捉え、不規則なスラロームアクションで自動的に「食わせの間」を作ってくれるため、タダ巻きだけで釣れるのも嬉しいポイントです。

スイッチヒッター 120s+rのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、弱点や扱いにくい点は存在します。購入してから後悔しないように、注意すべきポイントもしっかりとお伝えします。

ウエイト戻しの動作が必須(立ち上がりの悪さ)

これが最大のデメリットであり、最も注意すべき点です。着水した後、ウエイトが後方に残ったまま戻らないことが多々あります。

そのまま巻き始めると、お尻下がりの姿勢で全く泳がずに沈んでしまい、魚に見切られるどころか根掛かりの原因になります。着水したら必ず「強めのジャーク」または「高速巻き」を入れ、ウエイトを前方にロックさせる動作が必須です。

特に夜間や遠投時は着水音が聞こえにくいため、この動作を習慣化しないとチャンスを逃してしまいます。

スローすぎると沈む(レンジキープの難易度)

浮き上がりが良いとはいえ、やはり30gの塊です。完全に動きを止めるようなデッドスロー(超低速)リトリーブでは、徐々に沈んでいってしまいます。

フローティングミノーのように「止めて浮かせて食わす」という使い方はできません。ある程度のリトリーブスピードを維持し続ける必要があるため、極端に浅いドシャローでの超デッドスロー攻略には不向きです。

フックサイズと強度の不安

120mmのボディに対して、標準装備の#6フックはやや小さく細い印象を受けます。ランカーシーバスや青物が掛かった際、強引なファイトをするとフックが伸びてしまうリスクがあります。

しかし、フックサイズを#4や#3に上げると、今度はフック同士が絡まったり、重量バランスが崩れて泳ぎが悪くなったりします。基本的には標準設定のまま使い、ドラグ調整をしっかり行って慎重にやり取りすることをおすすめします。

引き抵抗が強め

ヘッド部分が水を受ける「フラットヘッドデザイン」を採用しているため、一般的なスリムなシンペンに比べて巻き抵抗が強いです。これは「流れを感じやすい」というメリットの裏返しでもありますが、長時間早巻きを続けると腕に疲労がたまります。

また、流れが激流すぎる場所では、抵抗が大きすぎてルアーが暴れすぎてしまうこともあるため、状況に応じた使い分けが必要です。

スイッチヒッター 120s+rの使い方

スイッチヒッター120S+Rは、投げて巻くだけでも十分に魚を連れてきてくれる優秀なルアーです。しかし、そのポテンシャルを100%引き出し、他のアングラーと差をつけるためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。

ここでは、釣果に直結する具体的な操作方法を解説します。

【絶対厳守】着水後の「強力な」ウエイト戻し

このルアーを使う上で、最も重要かつ絶対に守っていただきたいのが「着水後のウエイト戻し」です。120S+Rはウエイトが重いため、自動的に戻らないことが多々あります。この動作をサボると、ルアーが泳がず、ただの重りとして底を這うことになります。

必ず以下の手順を身体に覚え込ませてください。

ウエイト戻しの手順
  • 着水したらすぐに糸ふけを取る
  • バシッ!と強くロッドをあおる
  • またはリールを高速で数回巻く
  • 手元に「カチッ」と振動が伝わる

特に遠投している時は、ラインの伸びがあるため、手元に感覚が伝わりにくいことがあります。「少し大げさかな?」と思うくらい強くアクションを入れて、確実にウエイトを前方へロックさせてください。

基本:レンジコントロール(ロッドの角度で調整)

30gという重量がありながら浮き上がりが早いため、ロッドの角度とリトリーブスピードで泳ぐ深さを自在に調整できます。状況に応じた使い分けをマスターしましょう。

レンジ操作方法と狙い
表層引き波ロッドを立てて、水面をモコモコと盛り上げるように巻く。高活性時やナイトゲームに有効。
水面直下ロッドを寝かせて、一定速度でただ巻き。波がある時や、魚が少し沈んでいる時に使用。

重要なのは、軽すぎるシンペンのように「超デッドスロー」で巻かないことです。遅すぎると沈んでしまうため、「ルアーの重み(引き抵抗)を感じ続けるスピード」をキープすることが、レンジを保つコツです。

河川でのドリフト(流し込み)

「重いルアーは流れに弱い」と思われがちですが、スイッチヒッターは体積があるため、流れに乗せるドリフト釣法も得意としています。流れを利用して、シーバスの口元へ自然にルアーを送り込みましょう。

ドリフトの手順
  • クロス〜ダウンクロスで流す
  • ラインを張らず緩めずで流す
  • Uの字を描くようにターンさせる

特にルアーがターンして向きが変わる瞬間に、シーバスの捕食スイッチが入ります。重さがある分、激流の中でも浮き上がりすぎず、一定のレンジをキープしながら流せるのが強みです。

磯やサーフでの「ストップ&フォール」

シンキングモデルならではのテクニックとして、「ストップ&フォール」があります。巻くのを止めると、ボディを水平に保ったまま、ゆらゆらと揺れながら沈む「シミーフォール」が発生します。

ストップ&フォールの手順
  • リールを5〜10回巻く(誘い)
  • ピタッと1秒だけ止める(食わせ)
  • 再び巻き始める

この「一瞬の止める動作」が、追ってきた魚に口を使わせるきっかけになります。磯のサラシの中や、サーフの波打ち際のカケアガリなど、ここぞというポイントで試してみてください。

スイッチヒッター 120s+rに関するよくある質問

購入を検討されている方からよくいただく質問について、詳しくお答えします。特に使用フィールドに関する疑問を解消しておきましょう。

スイッチヒッター 120s+rはサーフでも使える?

結論から申し上げますと、サーフ(砂浜)でも非常に有効であり、むしろ一軍ルアーとして活躍します。特に遠浅のサーフや、波が高くてミノーでは泳ぎきれないような状況下で、その真価を発揮します。

サーフで釣れる理由は、以下の3つの特性にあります。

理由詳細
メタルジグ級の飛距離向かい風でも80m級の飛距離が出るため、沖のブレイクや遠くの潮目を直接狙い撃ちできる。
浮き上がりの良さ30gあるのに底を擦りにくい。ヒラメやマゴチが意識する「底から少し上」をスローに引ける。
荒れた海での存在感波の中でも負けないボリュームとS字アクションで、広範囲の魚にルアーの存在をアピールできる。

ジグでは反応しないけれど、飛距離は欲しい。そんな気難しいサーフの魚に対して、スイッチヒッター120S+Rは最強の切り札となります。

スイッチヒッター 120s+rのインプレまとめ

今回は、ダイワの「モアザン スイッチヒッター 120S+R」について、その特徴や使い方を徹底解説しました。

最後に、このルアーの魅力を改めて振り返ります。

インプレまとめ
  • 圧倒的な飛距離で竿抜けを攻略
  • 30gでも浅場を引ける希少性
  • ランカー好みの大型ボディ
  • サーフや磯でも主戦力になる

「あと10m飛べばボイルに届くのに……」「風が強くて釣りにならない……」そんな悔しい思いをしてきたアングラーにとって、このルアーは現状を打破する強力な武器になるはずです。

タックルボックスに一つ忍ばせておけば、今まで指をくわえて見ていたあの魚を、あなたの手元へと連れてきてくれるでしょう。ぜひ次回の釣行で、その「規格外の性能」を体感してみてください。

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