スネコン90Sのインプレ・使い方を徹底解説!

超ワイドS字アクションでシーバスを魅了すると噂の90mm15gの「スネコン90S

「飛ばない」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「スネコン 90S」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「スネコン 90S」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

スネコン90Sとは?基本スペック

BlueBlue(ブルーブルー)から発売されている「スネコン90S」は、シンキングペンシルというジャンルに革命を起こしたルアーです。
まずは基本的なスペックを確認してみましょう。

製品名SNECON 90S(スネコン90S)
全長90mm
重さ15g
フック#6 × 2個
リング#3
レンジ20cm(水面直下)
定価1,910円(税込 2,101円)

スネコン130Sの超ワイドS字軌道を継承!!

最大の特徴は、なんといっても「目を疑う動き!超ワイドS字軌道」です。
一般的なルアーとは異なり、水面直下を艶めかしくアクションします。

スネコンはワンボディでありながら、頭部のラダー構造とわざとバランスを崩しやすくした非安定型重心を採用しています。
これにより、ただリールを巻くだけで、約10〜40cmほどの幅で大きくS字を描くのです。

この動きは、川の流れなどの変化があればあるほど、また操作するアングラーから遠い位置にあるほど顕著に現れます。
まるで川の流れを横切る小魚のような、自然な軌道を実現。
フィッシュイーターの捕食スイッチを激しく刺激し、圧倒的な魚の反応を引き出すことに成功しました。

フックサイズは#6が2本

純正フックには、多くのアングラーに信頼されている#6サイズが2本搭載されています。
90mmクラスのルアーとしては標準的なサイズですが、ランカークラスのシーバスがかかっても十分に対応できる強度があります。

もしフックを交換する場合も、#6を選ぶことで本来のアクションを損なわずに使用できます。
大きすぎるフックは動きを殺してしまうので注意が必要です。

スネコン90Sのカラーラインナップ

豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつです。
状況に合わせて使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができます。

カラーラインナップ一覧
  • #01 ブルーブルー
  • #02 房総サンセット
  • #04 マットチャート
  • #05 チャートバックデカレンズホロ
  • #06 ピンクキャンディ
  • #10 房州アジチャートヘッド
  • #11 ゴールドキャンディ
  • #13 フラッシュレッド
  • #15 サプライズグリーン
  • #18 シルクイワシ
  • #19 レッドビアー
  • #20 イナッコ
  • #21 ピンクチャートクリア
  • #26 キラキラシラス
  • #31 ももいろギャラクシー
  • #34 クリアキャンディ
  • #48 パールゼブラ
  • #49 チェルシー
  • #50 レモンスパーク

WEB限定カラー

WEB限定カラー
  • フルクリア(UV)
  • ストリームライダー
  • ミラージュピンク
  • ハイブリッジ

スネコン90Sのインプレ:良かった点

ここからは、実際にフィールドで使い込んで感じた「スネコン90Sの凄いところ」を深掘りしていきます。
他のルアーには真似できない、唯一無二の武器になる理由がここにあります。

唯一無二の「超ワイドなS字スラロームアクション」

スネコン最大の武器は、予測不能なS字アクションです。
ヘッドの下にある小さな突起(ラダー構造)が水流を受け流すことで、ジョイントルアーではない1ピースボディでありながら、信じられないほど大きな振り幅で蛇行します。

一般的なシンキングペンシルを凌駕するこの動きは、まさに瀕死のベイトフィッシュそのもの。
規則正しい動きに見慣れてしまった、スレたシーバスや大型魚の捕食本能を強烈に刺激します。
「ここに魚がいるはずなのに食わない」という場面でこそ、真価を発揮するでしょう。

「ドリフト釣法」での圧倒的な食わせ能力

川のヨレや明暗の境目へ流し込む「ドリフト」において、最強クラスの威力を発揮します。
使い方のコツは、ラインテンションを「張らず緩めず」の状態にしておくこと。

たったそれだけで、ルアーが勝手に水流の変化を捉えて自発的にフラッつきます。
いわゆる「千鳥アクション」と呼ばれる動きです。

アングラーがロッド操作をしなくても、絶妙な「食わせの間」をオートマチックに演出してくれるので、流しているだけで「ドンッ!」とバイトが出ることが多々あります。

シャロー(浅場)や表層をデッドスローで引ける

自重が15gと軽めで、かつ浮き上がりやすい設計になっています。
そのため、水深の浅い河川や干潟などのシャローエリアを、ゆっくりと攻略するのに最適です。

特にイナッコなどのベイトが表層付近をフワフワと泳いでいるパターンには完璧にマッチします。
他のシンペンでは底を擦ってしまうような浅い場所でも、スネコンなら水面直下をなめるように引くことが可能です。
根掛かりのリスクを減らしつつ、やる気のある魚にアピールできます。

サイズ以上の強いアピール力

90mmというサイズは、スレた場所でも使いやすい「一口サイズ」です。
しかし、大きく水を押し退けてワイドに泳ぐため、サイズ以上の強い波動と存在感を持っています。

雨後の濁りが入っている状況や、視界の悪いナイトゲームでも、魚にしっかりとルアーを見つけてもらえます。
「小さいけれど目立つ」という矛盾した要素を両立している点が、多くのランカーハンターに愛される理由です。

スネコン90Sのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも弱点はあります。
購入してから後悔しないように、スネコン90Sの「扱いにくい点」もしっかりと理解しておきましょう。

飛距離が出にくく、飛行姿勢が崩れやすい(空中で回る)

最も多くのユーザーが不満に感じる最大の欠点が「飛距離のムラ」でしょう。
重心移動システムは搭載されていますが、ボディ形状の空気抵抗が大きいため、向かい風や横風にはめっぽう弱いです。

また、ロッドをシャープに「パシッ」と振り抜くようなキャストをすると、空中でルアーがクルクルと回転してしまい、大幅に失速します。
遠くへ飛ばすためには、ロッドのバット(根元)に重みをしっかりと乗せて、「よいしょ」と押し出すようなキャスト(ペンデュラムキャストなど)をする独自の技術が求められます。

「エビる(テーリング)」トラブルが頻発する

着水時や、ジャークやトゥイッチなどの強めのアクションを入れた際に、フックがライン(リーダー)に絡まってしまう「エビる」現象が起きやすいルアーです。
ここぞという場面でエビってしまうと、ポイントを潰すことになり、大きなストレスになります。

これを防ぐためには、着水直前に必ずサミング(スプールを指で軽く押さえてラインを張り、ルアーの姿勢を正すこと)を行う必要があります。
丁寧なサミングを癖づけることで、トラブルはかなり減らすことができます。

操作感が分かりにくい(ノー感じになりやすい)

リップ付きのミノーやバイブレーションと違い、引き抵抗が非常に軽いルアーです。
そのため、リールを巻いている最中に「今ルアーがどの層にいて、どんな動きをしているのか」が手元に伝わりにくいという特徴があります。

特に初心者の方は「ただ巻いているだけで何をしているか分からない(ノー感じ)」という状態に陥りやすく、集中力を保つのが難しいかもしれません。
流れの変化を感じ取るには、繊細なタックルバランスや慣れが必要です。

浮き上がりが早く、足場の高い場所では使いにくい

良くも悪くもすぐに浮き上がる設計のため、足場の高い堤防などから使用すると、すぐに水面を滑るように飛び出してしまいます。
きっちり水面下を引くには、ロッドの先端を水面ギリギリまで下げたり、リトリーブスピードを極限まで落とすなどの細かな調整が必要です。

中層からボトム(底)をテンポ良く探りたい場合には不向きなルアーと言えるでしょう。
足場の低いウェーディングや、水面直下を狙いたい場面に特化させるのが正解です。

入手困難で価格が高騰しやすい(プレ値化)

これはルアーの性能そのものの欠点ではありませんが、BlueBlue製品全般の人気が高すぎるため、釣具店で定価(約2,000円前後)で購入するのが非常に困難です。
フリマサイトなどではプレミア価格で転売されていることも多く、気軽に入手できないのが現状です。

高価なルアーになってしまうと、橋脚回りや牡蠣瀬などの「ロストするかもしれない危険なポイント」へ強気にキャストするのを躊躇してしまいがちです。
攻めの釣りがしにくくなるのは、精神的なデメリットと言えるかもしれません。

スネコン90Sの使い方:流れを制する者が釣果を制する

スネコン90Sは、ただリールを巻くだけではその真価を発揮しきれません。
このルアーのポテンシャルを最大限に引き出すカギは、ずばり「流れ」の利用です。

一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、コツさえ掴めば誰でも簡単に「釣れるアクション」を出せます。
ここでは、スネコン90Sで釣果を叩き出すための3つの主要なテクニックを解説します。

ドリフト釣法(最もおすすめ・最強の使い方)

スネコン90Sが最も輝く瞬間、それは川の流れや潮の満ち引きを利用して「流す」ときです。
自発的にバランスを崩す設計は、まさにこのドリフトのためにあります。

難しい操作は一切不要で、以下の手順を守るだけで、ルアーが勝手に仕事をしてくれます。

ドリフトの手順
  • 流れの上流側に投げる
  • 糸のたるみを回収するだけ
  • 張らず緩めずで流し込む

具体的な操作イメージ

キャストしたら、ルアーを泳がせようとしてリールを巻いてはいけません。
あくまで「糸フケ(ラインのたるみ)」を巻き取るだけのスピードで、ゆっくりとリールを操作します。

ラインが水面に垂れすぎず、かつピンと張り詰めない「張らず緩めず」の状態をキープしましょう。
ルアーが頭を上流に向けたまま、流れに乗って下流へと運ばれていくイメージです。

流れの強弱やヨレに差し掛かった瞬間、スネコンは「フラッ」と千鳥足のようにバランスを崩します。
アングラーが何もしなくても発生するこの「揺らぎ」こそが、ランカーシーバスがたまらず口を使ってしまう最強の「食わせの間」になります。

ただ巻き(デッドスロー〜スローリトリーブ)

流れが穏やかな場所や、港湾部などの止水域では、基本の「ただ巻き」が有効です。
ただし、ここでもキモになるのは「巻きすぎないこと」です。

ただ巻きのポイント
  • 1秒にハンドル1回転以下
  • 水面直下をふわふわ引く
  • 信じてゆっくり巻き続ける

スローに徹する勇気を持つ

最適なスピードは、1秒間にリールのハンドルを半回転から1回転させる程度の「デッドスロー」です。
ゆっくりと巻くだけで、水面直下で大きなS字を描き、弱った小魚のように艶めかしく泳ぎます。

スネコンは引き抵抗が非常に軽いため、手元に振動が伝わってこないことがあります。
「ちゃんと泳いでいるのかな?」と不安になり、つい早く巻きたくなりますが、そこをグッと堪えてください。

早く巻きすぎると水面に飛び出してしまい、魚に見切られる原因になります。
「動いていないようで、実はしっかり動いている」と信じて、じっくり見せつけることが大切です。

ロッドアクション(トゥイッチ・ストップ&ゴー)

魚の活性が低くて口を使わない時や、日中の明るい時間帯(デイゲーム)では、こちらから仕掛けるアクションが効果的です。
リアクションバイト(反射食い)を誘発する2つの技を紹介します。

アクションのコツ
  • 軽く竿先をあおる
  • 巻いて止めるを繰り返す
  • 止めた瞬間に集中する

トゥイッチでスイッチを入れる

ロッドの穂先を「チョンッ」と軽く、鋭くあおってみてください。
すると、スネコンは左右に大きくダート(瞬間的な横滑り)します。
ポイントは、ダートさせた直後に一瞬だけ巻くのを止めること。
この静止した瞬間に、魚が「今だ!」と襲いかかってくることが多いです。

ストップ&ゴーで焦らす

リールのハンドルを2〜3回転ゆっくり巻いたら、ピタッと1〜2秒止めます。
これを繰り返すだけのシンプルな操作ですが、非常に効果的です。
巻くのを止めた瞬間、ルアーがフワッと沈んだり、姿勢を変えたりします。
この「変化」が魚の捕食スイッチを強烈に刺激し、追尾してきたシーバスのバイトを誘います。

スネコン90Sに関するよくある質問

スネコン90Sは非常にユニークなルアーであるため、購入前や使用中に疑問を持つアングラーも少なくありません。
ここでは、多くのユーザーが抱える「よくある悩み」や「質問」に対して、実体験をもとに回答していきます。
迷いを解消して、自信を持ってキャストできるようになりましょう。

スネコン90Sは釣れない?

「スネコンを買ったけど釣れない」という声を聞くことがありますが、その原因の多くは「巻きすぎ」にあります。
一般的なミノーやバイブレーションと同じ感覚でグリグリ巻いてしまうと、このルアーの良さは消えてしまいます。

前述した「ドリフト」や「デッドスロー」を徹底してみてください。
「ルアーを操作しない勇気」を持てば、今まで反応しなかった魚が嘘のように釣れ始めるはずです。
スネコンは「釣れないルアー」ではなく、「釣れる使い方が特殊なルアー」なのです。

飛距離はあまりでない?

正直にお伝えすると、最近のぶっ飛び系ルアーと比較すれば、飛距離は出にくい部類に入ります。
ワイドな形状が空気抵抗を受けやすく、風のある日は特に飛ばしにくいのが現状です。

しかし、投げ方を工夫することで改善は可能です。
剣道のお面のように振り下ろすのではなく、ルアーの重みをロッドの胴に乗せて、ハンマー投げのように「押し出す」イメージでキャストしてみてください。
飛行姿勢が安定し、実用的な飛距離を稼ぐことができます。

おすすめ・人気カラーは?

カラー選びに迷ったら、まずは視認性の良い色と、実績の高いナチュラル色を揃えると良いでしょう。
特に以下のカラーは人気が高く、多くの釣果報告が上がっています。

おすすめカラー
  • #01 ブルーブルー
  • #04 マットチャート
  • #02 房総サンセット
  • #20 イナッコ

まずはルアーの位置を確認しやすい「チャート系」で操作に慣れ、スレた場所では「ナチュラル系」を投入するのが黄金パターンです。

サーフでも使える?

サーフ(砂浜)でも使用可能ですが、条件を選びます。
波が高く荒れている日は、ルアーが揉みくちゃにされてしまい、うまく泳ぎません。
また、広大なサーフを広く探るには飛距離不足を感じることもあります。

おすすめは、波が穏やかな日の「波打ち際」や、河口が絡むエリアです。
特に波打ち際の浅瀬にはベイトフィッシュが溜まりやすく、スネコンの得意なレンジ(水深)と完璧にマッチします。
手前のブレイク(かけあがり)を丁寧に探ると、思わぬ大物がヒットすることがあります。

スネコン90Sのインプレまとめ:釣果の限界を突破しよう

スネコン90Sは、決して「誰にでも優しく、何もしなくても釣れる魔法のルアー」ではありません。
飛距離にムラがあり、ライントラブルにも注意が必要で、操作感が手元に伝わりにくいという「クセ」があります。

しかし、そのクセを理解し、使いこなせるようになったアングラーだけが見ることのできる景色があります。
他のルアーでは見切ってしまう賢いランカーシーバスを、その艶めかしいS字軌道と予測不能な動きで狂わせることができるのです。

スネコン90Sのポイント
  • 流れに乗せるドリフトが最強
  • とにかくゆっくり巻くこと
  • ここぞという場面の切り札

もしあなたが「最近、魚はいるのに食わせられない」と悩んでいるなら、ぜひスネコン90Sを試してみてください。
最初は戸惑うかもしれませんが、一匹釣ればその威力の虜になるはずです。
自分を信じて、限界を超えた一匹をその手で掴み取りましょう。

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