対ランカー用ルアーに最適だと噂の120mm45gの「モアザン ガルバストロング」
「重すぎてタックルを選ぶ」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「モアザン ガルバストロング」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「モアザン ガルバストロング」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ガルバストロング120Sとは?基本スペック
| サイズ | 120mm |
|---|---|
| 標準自重 | 45g |
| 有効レンジ | 水面~約0.2m |
| タイプ | シンキング |
| 飛距離 | MAX 79.5m |
| 標準装備フック | #1トレブル |
| 標準装備リング | #4 |
| アクション | スローピッチワイドスイング |
| メーカー希望本体価格 | 2,400円 |
まずは、ガルバストロング120Sがどのようなルアーなのか、基本的なスペックを見ていきましょう。120mmというサイズ感は、秋の大型ベイトパターンだけでなく、一年を通してランカー狙いに活躍します。
このルアーは「もっと遠くへ、もっと楽しく、もっと釣るために」というコンセプトのもと開発されました。特にこだわりのポイントを詳しく解説します。
リップ付きシンペン
通常、シンキングペンシルにはリップが付いていないことが多いですが、ガルバストロングには極小のリップが搭載されています。このリップが非常に重要な役割を果たしているのです。
潜らせるためではなく「アンカー(錨)」のような役割を担い、横風が強い状況でもルアーが流されすぎるのを防ぎます。これにより、狙ったコースの水面直下をしっかりと引くことが可能になりました。
磁着重心移動システム塔載
ファットなボディ形状でありながら、驚くほどの飛距離が出る秘密はここにあります。大型のスチールボールを2つ搭載した重心移動システムを採用しているためです。
キャスト時には重心が後方へ移動し、スムーズに飛行。着水後はマグネットでしっかりと固定されるため、泳ぎ出しも安定しています。計算され尽くしたバランス設計といえるでしょう。
多リブ高強度ボデイ
ランカーシーバスとのファイトはもちろん、シイラや青物といった強力なターゲットとのやり取りも想定した設計になっています。ボディ内部には多くのリブ(補強)が入っており、強度は抜群です。
太軸のダルマピンや大型の#1フック、#4リングを標準装備しているため、不意の大物が掛かっても安心してファイトを楽しめます。
ガルバストロング120Sのカラーラインナップ
カラーバリエーションが豊富なのも、このルアーの魅力です。状況に合わせて使い分けることで、さらなる釣果アップが期待できます。大きく分けて「通常カラー」と「レーザーインパクト」の2種類があります。
通常カラー

- レモンソーダミント
- トランスファイヤーコノシロ
- 不夜城炎上
- クリアアデルハッピーレモン
- ラトリンアデルトロピカルフラッシュ
- ラトリンCOHマットチャート
視認性の良いチャート系から、ベイトライクなナチュラル系まで揃っており、フィールドの水質や光量に合わせて選べます。
レーザーインパクト

- LIオリーブオリーブ
- LI涼海
- LIブルピンミラーボール
- LIレッドヘッド
- LIロイヤルコーラルピンク
- LIロイヤルマリン
レーザーインパクトは、まるで本物の魚のような輝きを放つダイワ独自のテクノロジーです。遠くの魚にも強くアピールします。
ガルバストロング120Sのインプレ:良かった点
ここからは、私が実際にフィールドで使い込んで感じた「良かった点」を具体的にお伝えします。カタログスペックだけでは分からない、現場での使用感です。
アピール力が高い
まず驚かされるのが、その圧倒的な存在感です。太めのファットボディが水を大きく押し、リトリーブ時には強い波動を生み出します。
特に秋のコノシロパターンなど、大型のベイトフィッシュを捕食しているシーバスには効果絶大。遠くにいる魚にもしっかりと気づかせ、活性を引き出す力を持っています。
浮き上がりが良くレンジキープしやすい
45gという重さがあるにもかかわらず、浮き上がりの良さは特筆ものです。巻き始めるとすぐに水面直下まで浮上し、そのレンジをキープし続けてくれます。
リップが付いているおかげで、スローに巻いても沈みすぎることがありません。河川の流れの中でも姿勢を崩さず、安定して泳いでくれるのは大きなメリットです。
抜群の飛距離とキャストフィール
「重いルアーは投げにくいのでは?」と心配されるかもしれませんが、そんなことはありません。磁着重心移動システムのおかげで、気持ちよく飛んでいきます。
向かい風の中でも空気を切り裂くように飛び、広範囲をサーチすることが可能です。沖の潮目やブレイクラインなど、今まで届かなかったポイントも攻略範囲に入ります。
風の影響を受けにくい
風が強い日はPEラインが煽られてしまい、ルアーの操作が難しくなるものです。しかし、ガルバストロングはリップが水を噛むため、風に負けずにレンジをキープできます。
ルアーが水面から飛び出してしまうのを防ぎ、しっかりと水に絡みつくような操作感があります。悪天候時こそ、このルアーの真価が発揮されると言えるでしょう。
ボディの強度が高く割れにくい
橋脚やテトラポッドの際を攻める際、ミスキャストでルアーをぶつけてしまうこともあります。そんな時でも、肉厚なボディのおかげで簡単には壊れません。
もちろん絶対に割れないわけではありませんが、他のプラスチック製ルアーに比べれば強度はかなり高いです。安心してストラクチャー(障害物)周りを攻められます。
ガルバストロング120Sのインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、苦手なシチュエーションやデメリットは存在します。購入してから後悔しないよう、正直な感想もお伝えしておきます。
高速リトリーブではアクションが破綻しやすい
ガルバストロングは、基本的にスローからミディアムリトリーブでの使用を想定しています。そのため、あまりに速く巻きすぎるとアクションが乱れてしまうことがあります。
水面を割って飛び出してしまうこともあるため、早巻きでリアクションバイトを狙うような釣りには不向きです。あくまで「ゆっくり見せて食わせる」ルアーだと割り切りましょう。
ルアーボックスがかさばる
120mmのファットボディは、想像以上にボリュームがあります。通常のミノーと比べると、およそ4個分くらいのスペースを占領してしまうことも。
収納スペースが限られている場合、持ち運びには工夫が必要です。小型のベイトがメインの時期など、出番が少ない時はボックスから外す選択も必要になるかもしれません。
ヘビーなタックルが必要
45gという重量を扱うため、ロッドにはそれなりのパワーが求められます。MLクラスの柔らかいロッドではキャストが難しく、操作もしづらいでしょう。
最低でもMクラス、できればMHクラスのロッドがベストマッチです。また、一日中投げ続けると手首への負担も大きいため、タックルバランスをしっかり整えることが大切です。
ガルバストロング120Sの使い方
ガルバストロングの性能を最大限に引き出すための、具体的な操作方法をご紹介します。難しいテクニックは必要ありません。
ただ巻き(スローリトリーブ)
基本にして最強の使い方が「ただ巻き」です。特に、ハンドルをゆっくり回すスローリトリーブが効果的。リップが水を掴み、水面下20cm前後をゆらゆらと泳ぎます。
流れの変化やヨレに入った瞬間、ルアーが自動的にバランスを崩して「食わせの間」を作ってくれます。信じてゆっくり巻き続けることが釣果への近道です。
ドッグウォーク
ベイトフィッシュが水面を逃げ惑う様子を演出したい時は、ロッドを小刻みに動かす「ドッグウォーク」が有効です。ファットなボディが左右に首を振り、強い波動を出します。
ただ巻きよりも移動距離を抑えて、ネチネチと誘うことができます。ここぞというポイントでアピールしたい時に試してみてください。ただし、多用しすぎると魚がスレる原因にもなるので注意が必要です。
ガルバストロングに関するよくある質問
最後に、ガルバストロング120Sについて寄せられることの多い質問に回答します。購入前の参考にしてください。
ガルバストロング120Sにおすすめのロッドは?
スピニング、ベイトタックル共に使用可能ですが、パワーのあるロッドが必須です。Mクラス以上、できればMHクラスを選びましょう。
特におすすめなのは、開発者の大野ゆうき氏が監修した「ダイワ モアザン ブランジーノEX AGS 94MMH」です。このルアーを扱うのに最適な調子に仕上がっています。
ガルバストロング120Sはサーフでも使える?
はい、サーフ(砂浜)でも問題なく使えます。飛距離が出るので広範囲を探れますし、波打ち際でのアピール力も抜群です。
特にコノシロやボラなどの大型ベイトが接岸しているタイミングでは、最強の武器になります。逆に、シラスなどの極小ベイトパターンの時は、シルエットが大きすぎるため苦戦するかもしれません。
ガルバストロング120Sが廃盤になるという噂は本当?
現時点では、そのような公式情報はありません。ダイワの公式サイトやカタログにもしっかりと掲載されています。
非常に人気のあるルアーですので、すぐに廃盤になる可能性は低いと考えられます。欲しいカラーがあれば、早めに手に入れておくのが無難でしょう。
ガルバストロング120Sは売っていない?
一時期は人気で品薄になることもありましたが、現在は比較的入手しやすくなっています。キャスティングや上州屋といった大型釣具店で見かけることも多いです。
また、Amazonや楽天などのネット通販でも購入可能です。実店舗で見つからない場合は、通販サイトをチェックしてみることをおすすめします。
ガルバストロングのインプレまとめ
今回は、ダイワの「モアザン ガルバストロング120S」について詳しく解説してきました。このルアーは、単なる大きなシンキングペンシルではありません。飛距離、レンジキープ力、そしてアピール力のすべてが高次元でまとまっています。
特に風の強い日や、広範囲を素早く探りたいシチュエーションでは、他のルアーにはない強みを発揮してくれます。45gという重さは確かにタックルを選びますが、それを補って余りある釣果をもたらしてくれるはずです。
ランカーシーバスへの近道として、ぜひあなたのルアーボックスに加えてみてください。その圧倒的なパフォーマンスを体感すれば、きっと手放せない存在になることでしょう。


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