ミドルアッパー3.5のインプレ・使い方!おすすめのジグヘッドは?

反則級に釣れると噂の89mm3.3gの「ミドルアッパー 3.5

「素材が柔らかすぎてすぐにボロボロになる」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「ミドルアッパー 3.5」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「ミドルアッパー 3.5」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

【この記事でわかること】

目次

ミドルアッパー 3.5とは?基本スペック

まずは、ミドルアッパー3.5の基本的なスペックと特徴について解説します。

このワームは、シーバス釣りの第一人者である小沼正弥氏が「誰もが使いやすいワームのど真ん中」を目指して開発しました。

一見すると普通のストレートワームに見えますが、その中身には釣れるためのこだわりが詰まっています。

基本スペック一覧

アイテム名 モアザン ミドルアッパー 3.5
サイズ 3.5インチ
入数 6本
メーカー希望本体価格 750円
形状 フラットバックデルタボディ
監修 小沼正弥

ミドルアッパーの最大の特徴は、小沼氏がこだわり抜いた「超ソフトマテリアル」にあります。

シーバスが吸い込んだ瞬間にワームが柔軟に折れ曲がるため、ショートバイトでも高確率でフッキングに持ち込めます。

ボディ形状は「フラットバックデルタボディ」を採用しており、平らな面と尖った角を持つ独特の形をしています。

また、専用のジグヘッドである「シーバスジグヘッドSS」と組み合わせることで、その性能を最大限に発揮します。

サイズ展開には2.5インチや4.2インチもありますが、3.5インチはあらゆるベイトパターンに対応できる万能サイズです。

カラーラインナップも豊富で、日中に強い「銀粉カラー」やナイトゲーム用の高アピール系など、実績のある色が揃っています。

ミドルアッパー 3.5のインプレ:良かった点

実際にミドルアッパー3.5を使ってみて感じた「良かった点」を詳しく解説します。

結論から言うと、このワームの真骨頂は「スレた魚への圧倒的な食わせ能力」に尽きます。

なぜこれほどまでに釣れるのか、その理由を4つのポイントにまとめました。

絶妙な微波動(I字系アクション)

最大のメリットは、逆説的ですが「動かないこと」です。

シャッドテールのように派手に動くワームとは違い、ミドルアッパーは直進時にほとんどアクションしません。

いわゆる「I字系」に近い動きで、これが警戒心の高いシーバスに強烈に効きます。

激戦区のポイントや低活性な状況では、派手な動きは逆効果になることがよくあります。

そんな時、スーッと静かに泳ぐこのワームは「本物の弱った小魚」に見えるため、魚に見切られにくいのです。

「ルアーだと気づかせないナチュラルさ」こそが、最強の武器と言えるでしょう。

上下の向きでアクションが変わる(2WAY仕様)

ミドルアッパーは断面がダイヤモンド形状になっており、フックを刺す向きによってアクションを変えられます。

1つのルアーで2通りの使い方ができるため、状況に合わせた攻略が可能です。

セット方法 アクション・特徴
フラット面を上 水を受けて浮き上がりやすい。
スローなタダ巻きやテクトロに最適。
山(角)を上 水切れが良く、左右へのダート(ワインド)が可能。
リアクション狙いに最適。

基本はフラット面を上にした「タダ巻き」で使い、魚の反応がない時は逆付けして「ダート」でスイッチを入れる。

このように、現場で柔軟に攻め方を変えられるのが大きな魅力です。

吸い込み抜群の柔らかさ

素材(マテリアル)が驚くほどソフトに作られています。

シーバスが「パクッ」と吸い込んだ際、硬いワームだと口の中で突っ張ってしまい、フッキングしないことがあります。

しかし、ミドルアッパーはその柔らかさのおかげで、スムーズに折り畳まれて口の中へ吸い込まれます。

「アタリはあるけど乗らない…」と悩んでいる時こそ、この柔らかさが助けになります。

貴重なバイトを確実にフッキングへ持ち込める点は、トーナメントプロ監修ならではの性能です。

3.5インチという「ど真ん中」のサイズ感

3.5インチという大きさは、まさにシーバス用ワームの「ど真ん中」と言えるサイズです。

4.2インチでは大きすぎて魚が怖がってしまうことがあり、逆に2.5インチではアピール不足で気づかれないこともあります。

その点、3.5インチは以下のような幅広いベイトパターンに対応できます。

対応パターン例
  • 春のハクパターン
  • 初夏のイナッコパターン
  • 秋のイワシパターン

どんな状況でもとりあえず投げておけば間違いない、という汎用性の高さが素晴らしい点です。

ミドルアッパー 3.5のインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも欠点はあります。

購入してから後悔しないように、実際に使って感じた「悪かった点」も正直にお伝えします。

メリットの裏返しでもある部分ですが、ここを理解して使うことが重要です。

耐久性が低い(すぐ裂ける)

「良かった点」で挙げた素材の柔らかさが、ここでは最大の弱点になります。

非常にソフトな素材を使っているため、どうしても耐久性は低くなってしまいます。

シーバスを1匹釣っただけでヘッド部分が裂けてしまい、使い物にならなくなることも珍しくありません。

また、フグがいるエリアでは一瞬でテールをかじり取られ、ただの棒になって帰ってくることもあります。

1本あたりのコストパフォーマンスは決して良くないので、瞬間接着剤で補修しながら使うのがおすすめです。

まっすぐ刺すのが難しい

このワームは「真っ直ぐ刺さないと釣れない」というシビアな一面があります。

少しでもフックセットが曲がっていると、リトリーブ中にクルクルと回転してしまい、魚に見切られてしまいます。

しかし、センターラインのガイドが見えにくく、慣れていないと綺麗に刺すのが難しいです。

現場で急いでセットしようとして失敗すると、その後の釣果に大きく響きます。

専用の「シーバスジグヘッドSS」など、キーパー(ワーム止め)が付いたジグヘッドを使うと多少刺しやすくなります。

操作感が無い(何をしているか分からない)

引き抵抗が極端に少ないため、使っていて「手応え」がほとんどありません。

特に初心者の方や、風が強い日、流れが速い場所では以下のようになりがちです。

操作時の不安要素
  • ルアーがどこにあるか分からない
  • ちゃんと動いているか不安になる

バイブレーションのような「ブルブル感」がないので、信じて投げ続けるにはある程度の慣れと経験が必要です。

アピール力不足

微波動が売りである反面、広範囲から魚を寄せてくる「集魚力」は弱いです。

広いオープンエリアで、魚がどこにいるか全く分からない状態で投げるパイロットルアーには向きません。

「魚がいる場所はある程度わかっているけど、食わない」といった状況でこそ効果を発揮します。

そういったピンスポット攻略や、群れの中に通すような使い方がメインになります。

ミドルアッパー 3.5のカラーラインナップ

釣果を左右する重要な要素であるカラー。ミドルアッパー3.5には、小沼正弥氏が実釣で実績を叩き出した「釣れるカラー」が勢揃いしています。

特に「銀粉(ぎんぷん)カラー」シリーズは、日中のスレたシーバスに対して強烈な威力を発揮します。

ここでは3.5インチのラインナップと、サイズによる展開の違いを整理しました。

3.5インチのカラー一覧

基本となるカラーラインナップです。状況に合わせて「ナチュラル系」と「アピール系」を使い分けるのが釣果への近道です。

3.5インチ カラー一覧
  • 小沼オレンジ
  • パールピンクベリー
  • パールレッドヘッド
  • ピンクゴールド
  • ライムチャート
  • 銀粉キビナゴ
  • 銀粉生イワシ
  • 銀粉富津ベイト
  • 銀粉グローチャート
  • 銀粉生カタクチ
  • 銀粉ヒラメピンク
  • 銀粉ケイムラアミシラス
  • イナッ子チャート
  • 銀粉バーニング
  • パールライムベリー
  • ピンクヘッドクリアチャート

サイズ別の限定カラーに注意

ミドルアッパーはサイズ(2.5インチ、3.5インチ、4.2インチ)によって、ラインナップされているカラーが一部異なります。

「欲しかったあの色が3.5インチには無かった…」とならないよう、以下の表で確認しておきましょう。

3.5インチのみ ライムチャート
3.5 & 4.2インチ共通
(2.5には無し)
銀粉富津ベイト
銀粉ヒラメピンク
2.5 & 3.5インチ共通
(4.2には無し)
パールピンクベリー
※4.2はグローパールピンクベリー

ミドルアッパー 3.5におすすめのジグヘッドは?

ミドルアッパーの性能を100%引き出すには、ジグヘッド選びが非常に重要です。

組み合わせるヘッドによって「ただ巻き特化」になったり、「ダート特化」になったりと性格がガラリと変わります。

ここでは、実績抜群のおすすめジグヘッドを7つ厳選してご紹介します。

シーバスジグヘッドSS

ダイワ純正、ミドルアッパーのために生まれたと言っても過言ではないベストマッチモデルです。

ワームの動きを妨げないシンプルな形状と、驚異の貫通力を持つ「SaqSas(サクサス)」フックが特徴。

迷ったらまずはコレを選んでおけば間違いありません。

メーカー DAIWA(ダイワ)
特徴 刺さり抜群のサクサスフック搭載
得意なアクション ただ巻き(ナチュラル)
おすすめシーン あらゆる状況のパイロットとして

静ヘッド

カルティバ(オーナーばり)から発売されている、シーバスアングラーのド定番ジグヘッドです。

弾丸のような形状が水流を切り裂き、浮き上がりを抑えて一定のレンジをキープしてくれます。

足場の高い堤防や、風が強い日でもしっかりと操作感を得られるのが強みです。

メーカー Cultiva(カルティバ)
特徴 浮き上がりを抑える安定形状
得意なアクション レンジキープ、ボトム攻略
おすすめシーン 深場、流れの速いポイント

パワーヘッド

シーバスデイゲームのパイオニア「コアマン」が開発した名作ヘッドです。

水をしっかり噛むヘッド形状により、ただ巻きするだけで絶妙な「微波動」を生み出します。

ミドルアッパー3.5と組み合わせることで、スレた魚も思わず口を使うナチュラルな波動を発生させます。

メーカー COREMAN(コアマン)
特徴 水噛みが良く操作感がわかりやすい
得意なアクション ただ巻き(微波動スイム)
おすすめシーン デイゲーム、潮目攻略

アルカリダートヘッド

ミドルアッパーの隠れた真骨頂である「ダートアクション」を引き出すなら、このヘッドが最強です。

三角形の鋭いヘッド形状が水を切り、ロッドを軽くしゃくるだけで左右へキレのあるダートを演出します。

魚の捕食スイッチを強制的に入れたい時に、必須のアイテムとなります。

メーカー COREMAN(コアマン)
特徴 ダート専用設計の三角形ヘッド
得意なアクション ワインド(ダート)
おすすめシーン リアクション狙い、日中

ホリゾンヘッド

がまかつ製のこのヘッドは、その名の通り「水平姿勢(ホリゾンタル)」を保つことに特化しています。

キーパー部分のウェイトバランスが絶妙で、スイミング時もフォール時も違和感のない姿勢をキープします。

流れに乗せて流す「ドリフト釣法」において、最もナチュラルにアプローチできるヘッドです。

メーカー Gamakatsu(がまかつ)
特徴 水平姿勢を維持するバランス設計
得意なアクション ドリフト、スローリトリーブ
おすすめシーン 河川の明暗部、激スレ時

バクリーヘッド

銀の目玉が特徴的な、マドネスの弾丸型ジグヘッドです。

針の軸(シャンク)が短めに設計されているため、3.5インチのミドルアッパーにもきれいに収まります。

適度なダート性能とスイミング安定性を兼ね備えており、小刻みなアクションで誘うマイクロベイトパターンに最適です。

メーカー MADNESS(マドネス)
特徴 ショートシャンク&銀の目玉
得意なアクション 早巻き、ショートトゥイッチ
おすすめシーン マイクロベイトパターン

MUGENヘッド

平らな面を持つ独特な「コブラ型」形状が特徴のフジワラ製ヘッドです。

ただ巻きでは浮き上がりやすくスローに引け、ジャークを入れるとイレギュラーなスライドアクションを起こします。

他の丸型ヘッドでは出せない「ゆらぎ」のある動きで、スレたシーバスを攻略する玄人好みのアイテムです。

メーカー FUJIWARA(フジワラ)
特徴 独特なスライドを生むコブラ型
得意なアクション スライドアクション、フォール
おすすめシーン 橋脚周り、壁際

ミドルアッパー 3.5の使い方

ミドルアッパー3.5は、ただ投げて巻くだけでも釣れますが、正しい使い方を知ることでさらに釣果が伸びます。

ここでは基本となる3つのテクニックと、それぞれのコツを解説します。

まず大前提として、このワームは「セットする向き」でアクションが変わることを覚えておきましょう。

フラット面を上 ただ巻き、ドリフト、テクトロ用。
水平姿勢でナチュラルに泳ぐ。
フラット面を下 ダート(ワインド)用。
ジャークで左右に鋭く飛ぶ。

ただ巻き(スローリトリーブ)

最も基本的であり、かつ最強のテクニックです。

ハードルアーでは反応しない魚に対し、余計なプレッシャーを与えずに口を使わせることができます。

ただ巻きのポイント
  • やり方: 任意の深さまで沈めたら、一定速度でゆっくり巻く。
  • 動き: テールがわずかにピリピリと震える微波動アクション。
  • コツ: 「動いていないかも?」と不安になるくらいゆっくり巻くのがポイントです。

ダート釣法(ワインド)

3.5インチは2.5インチに比べて水押しが強いため、魚に見つけてもらいやすいダート釣法が非常に有効です。

日中の明るい時間帯や、魚の活性が高い時に「リアクション(反射)」で食わせる釣り方です。

ダート釣法のポイント
  • やり方: ロッドを「チョン、チョン」としゃくりながらリールを巻く。
  • 動き: 左右に鋭く横っ飛び(ダート)する。
  • 注意点: ダートさせる時は、動きを妨げないよう「ワイド系スナップ(#2クラス)」の使用が推奨されます。

リフト&フォール

水深のある場所や、ボトム(底)に張り付いているシーバスを狙う時に使います。

落ちてくるエサを演出するため、フォール中のバイトが多発します。

リフト&フォールのポイント
  • やり方: ロッドをあおって持ち上げ(リフト)、糸を張ったままカーブさせて落とす(フォール)。
  • 動き: フラット面を下にしておくと、フォール中に不規則にスライドし、弱った魚を演出。
  • コツ: 着底したらすぐに次の動作に移ることで、根掛かりを防げます。

ミドルアッパー 3.5に関するよくある質問

最後に、ミドルアッパー3.5を使う上で、多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。

現場で迷わないための参考にしてください。

ジグヘッドは何gがいい?

3.5インチはボディにボリュームがあるため、「5g〜10g」がメインの重さになります。

釣り場の状況に合わせて、以下のように使い分けるのがベストです。

5g 〜 7g 【港湾・ナイトゲームの基本】
運河や流れの緩い場所で、表層〜中層をフワフワ泳がせるのに最適。
吸い込みも抜群。
7g 〜 10g 【デイゲーム・ダート】
風がある時や、キレのあるダートをさせたい時に。
素早くボトムを取りたい時もこの重さ。
10g 〜 14g 【河川・深場・強風】
流れの速い川でしっかり沈めたい時に。
3.5インチなら14gでも違和感なく泳ぐ。

ミドルアッパー 2.5との使い分けは?

「2.5インチと3.5インチ、どっちを投げればいいの?」という悩みは尽きません。

基本的には、3.5インチをメイン(パイロットルアー)として使い、状況に応じて2.5インチを投入するのが正解です。

サイズ使い分けの基準
  • 3.5インチを使う時(攻めの釣り)
    • 釣り場について最初に投げる時。
    • イワシやイナッコ(7〜10cm)が見える時。
    • 風が強くて飛距離が欲しい時。
  • 2.5インチに変える時(守りの釣り)
    • 3.5インチで反応がない時。
    • ベイトが極端に小さい時(マイクロベイト)。
    • 魚がいるのに食わない、ショートバイトが多い時。

ミドルアッパー 3.5のインプレまとめ

今回は、ダイワの『モアザン ミドルアッパー 3.5』について、特徴から使い方まで徹底的に解説しました。

記事のポイントをまとめます。

ミドルアッパー3.5の要点
  • 絶妙なサイズ感: 3.5インチはあらゆるベイトに対応する「ど真ん中」サイズ。
  • 超ソフト素材: 吸い込み抜群で、ショートバイトも確実にフッキングへ持ち込む。
  • 2WAYアクション: 刺す向きを変えるだけで「ただ巻き」と「ダート」の両方が可能。
  • 最強の微波動: I字系に近い動きが、スレたシーバスに口を使わせる。

ミドルアッパー3.5は、耐久性に少し難があるものの、それを補って余りある「圧倒的な食わせ力」を持っています。

激戦区で他のアングラーが沈黙する中、あなただけが連発する。

そんな体験をさせてくれるポテンシャルを秘めたワームです。

ぜひ次回の釣行では、ルアーボックスにミドルアッパー3.5と専用ジグヘッドを忍ばせてみてください。

きっと、信じて投げ続けた先に、感動の1匹との出会いが待っているはずです。

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