ソラリアストロング120Fのインプレ・使い方!

圧倒的な存在感でランカーシーバスを狂わせると噂の120mm44gの「ソラリアストロング120F

「44gもあるため使えるロッドが限られて投げにくい」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「ソラリアストロング120F」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「ソラリアストロング120F」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

ソラリアストロング120Fとは?基本スペック

まずは、ソラリアストロング120Fの基本的なスペックについて詳しく見ていきましょう。

このルアーは、湾奥のプリンスこと大野ゆうき氏が監修した、ランカーシーバス攻略のための切り札です。

アイテム名モアザン ソラリアストロング120F
サイズ120mm
標準自重44g
有効レンジ約0.3~1.2m
タイプフローティング
飛距離最大74m / 平均72.2m
標準装備フック#1 トレブル
標準装備リング#4
アクションウォブンロール
メーカー希望本体価格2,300円

ソラリアシリーズの中で最もボリュームがあり、圧倒的な存在感を放つのがこのストロングモデルです。

120mmというサイズ感ながら、体高のあるファットなボディ形状が特徴的です。この形状により、流れの変化を敏感に感じ取り、自動的にバランスを崩して魚の捕食スイッチを入れることができます。

また、特筆すべきはその重量です。44gというヘビーウェイト設定により、強風下でも遥か彼方のポイントまでルアーを届けることが可能です。

一見するとシンキングペンのようにも見えますが、分類はフローティングミノーです。動き出しが良く、アップクロス(上流側へのキャスト)では低速でアクションし、ダウンクロス(下流側)に入ればスローピッチな動きで誘うことができます。

ランカーシーバスとの強引なやり取りも想定し、大型の#1フックを標準搭載している点も、アングラーにとっては頼もしいポイントといえるでしょう。

ソラリアストロング120Fのカラーラインナップ

フィールドの状況に合わせて選べる、魅力的なカラーが揃っています。

主なカラー
  • トロピカルフラッシュ
  • レッドヘッド
  • レモンソーダミント
  • ロイヤルコーラルピンク

ソラリアストロング120Fのインプレ:良かった点

ここからは、実際にソラリアストロング120Fを使用して感じた「良かった点」を具体的に紹介します。

結論から言うと、このルアーは「悪条件であればあるほど輝く、タフコンディションの救世主」だと感じました。飛距離、アクション、強度のどれをとっても、ランカー狙いに必要な要素が高次元でまとまっています。

圧倒的な飛距離とキャスタビリティ

まず驚かされるのが、その飛距離です。44gという重さは伊達ではありません。重さだけでなく、空気抵抗の少ないスリムなボディ形状が相まって、キャストした瞬間に弾丸のように飛んでいきます。

特に素晴らしいのが、向かい風や横風などの悪条件でも飛行姿勢が崩れにくいという点です。

強風で他のミノーが押し戻されてしまうような状況でも、このルアーなら風を切り裂いてポイントまで届かせることができます。沖にある潮目や遠くのブレイクラインを狙う磯やサーフの釣りでは、この飛距離が釣果に直結します。

荒れた海況での驚異的な安定性(水噛みの良さ)

「ストロング」という名前の通り、荒れた海での強さは本物です。これがこのルアー最大の長所と言っても過言ではありません。

一般的なシンキングペンシルだと、波が高かったり流れが速すぎたりすると、水面を割って飛び出してしまうことがあります。

しかし、ソラリアストロングは違います。フラットサイドボディがしっかりと水を「噛む」ため、高い波の中でもレンジをキープし、足元までしっかりと泳ぎ切ってくれるのです。

磯のサラシ撃ちや、激流の河川でのドリフト釣法でもルアーが暴れすぎず、自分が狙ったコースを正確に通すことができます。

アピール力と食わせを両立したアクション

アクションの質も非常に高いです。

基本はゆったりとしたワイドスラロームアクションですが、フラットサイドボディが水流の変化を受けることで、時折バランスを崩す「食わせの間」が自動的に入ります。アングラーがロッド操作をしなくても、ルアーが勝手に魚を誘ってくれるのです。

また、フォール姿勢も秀逸です。水平に近い姿勢でヒラヒラと揺れながら落ちる「シミーフォール」を見せてくれます。

このフォール中のフラッシング効果が非常に高く、ただ巻きでは反応しない魚に対して、フォールで口を使わせるパターンも有効です。

大型魚を想定した強度設計

ランカー狙いのアングラーにとって、ルアーの強度は死活問題です。

このルアーはランカーシーバスはもちろん、座布団ヒラメやブリ・ワラサクラスの青物が掛かることも想定して作られています。標準で太軸のフック(ST-46 #2相当の強度)と強靭なリングが装備されているため、交換の手間なくそのまま実戦投入できます。

ボディ自体も頑丈に作られており、磯場などにぶつけても簡単には壊れません。大物とのファイトに集中できる安心感は大きなメリットです。

深いレンジの攻略能力

44gの重量があるため沈下速度が速く、攻略の幅が広がります。

通常のミノーやシンキングペンシルでは攻めきれない水深のあるエリアや、流れが速い場所の中層からボトム付近を直撃できます。

冬場の深場に落ちた個体狙いや、急深なサーフ、足場の高い堤防からの釣りでも重宝します。表層だけでなく、ディープレンジも探れるのは大きな武器になります。

ソラリアストロング120Fのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、向き不向きはあります。

購入してから「イメージと違った」とならないように、実際に使って感じたデメリットや注意点も正直にお伝えします。

使用するタックルを選ぶ(重すぎる)

44gというウェイトは、一般的なシーバスロッドでは扱いが難しいのが現実です。

ML(ミディアムライト)クラスのロッドではキャスト自体が厳しく、ロッドを破損する恐れもあります。

快適に扱うためには、M(ミディアム)クラス以上、できればMH(ミディアムヘビー)クラスのロッドが推奨されます。青物用やヒラスズキ用のロッドとは相性が良いですが、湾奥用のライトなタックルしか持っていない方には導入のハードルが高いかもしれません。

凪(なぎ)やシャローエリアには不向き

良くも悪くも「荒天・深場・激流」に特化したルアーです。

沈下速度が速いため、水深1.5m以浅のシャローエリアや岩礁帯が多い場所では、あっという間にボトムについてしまい、根掛かりのリスクが非常に高くなります。

また、ある程度の水圧がかかる状況で真価を発揮する設計になっています。そのため、流れのない穏やかな場所でデッドスローに巻いても、アクションが小さすぎてアピール不足になりがちです。

引き抵抗と疲労感

水をしっかり噛む形状と重量があるため、リールを巻く際の抵抗(引き抵抗)は強めです。一般的なシンキングペンシルと同じ感覚で使っていると、その重さに驚くかもしれません。

長時間、速めのリトリーブを繰り返したり、激流の中で使い続けたりすると、手首や腕への負担はそれなりにあります。体力に自信のない方は、休みながら使うなどの工夫が必要でしょう。

価格がやや高め

メーカー希望本体価格は2,300円と、ダイワのルアーの中でもハイエンドな価格帯です。

性能を考えれば妥当な金額ですが、根掛かりリスクが高い場所で使う場合、ロストした時の精神的なダメージは大きいです。

初めて行く場所や、地形がわからない場所でいきなり投入するのは勇気がいるかもしれません。

ソラリアストロング120Fの使い方

ソラリアストロング120Fは、ただ投げて巻くだけでも十分に魚を連れてきてくれるルアーです。

しかし、その特性である「重量」と「水噛みの良さ」を理解し、意図的に操作することで、さらなる釣果を叩き出すことが可能になります。

ここでは、実釣において特に効果的だった3つの具体的なメソッドを紹介します。状況に応じて使い分け、気難しいランカーシーバスの口を使わせましょう。

ただ巻き(リトリーブ速度とレンジコントロール)

最も基本的でありながら、ランカーシーバスに対して非常に有効なアプローチです。フラットサイドボディがしっかりと水を受け、オートマチックにバランスを崩すワイドスラロームアクションを発生させます。

余計なロッドアクションを加えなくても、ルアー自体が自発的に「食わせの間」を作ってくれるため、信じて巻き続けることが大切です。

ただし、快適に使いこなすためには以下のコツを押さえておく必要があります。

使い方のコツ
  • 着水後は必ずカウントダウンする
  • 狙う水深まで沈めてから巻く
  • 底を取りすぎないよう注意

44gという重量があるため、沈下速度はかなり速いです。着水してすぐに巻き始めると表層しか引けませんし、逆に沈めすぎると根掛かりの原因になります。

その日の潮位や流れの速さに合わせて、カウントダウンの秒数を調整し、魚がいるレンジを直撃させましょう。

リトリーブ速度の目安は、フィールドの状況によって使い分けます。

リトリーブ速度の目安
  • 穏やかな場所は早巻きで(抵抗を感じる速度を維持)
  • 激流エリアはスローに巻く(流れの力で泳がせるイメージ)

流れがない場所でデッドスローに巻くと動きが鈍くなるため、ロッドティップに「ブルブル」と振動を感じる程度の速度で巻くのが基本です。

ドリフト(流れに乗せる釣り)

ソラリアストロング120Fの真骨頂とも言える使い方が、このドリフト釣法です。

激流の河川や、波が荒れ狂う磯のサラシの中でも、水面を割ることなくレンジをキープしたまま流し続けることができます。一般的な軽量ルアーでは吹き飛ばされてしまうような状況こそ、このルアーの独壇場です。

ドリフトのコツ
  • 流れを横切るようにキャスト
  • ラインを張らず緩めずで流す
  • U字を描くようにターンさせる
  • ターンした瞬間にバイトが集中

ダウンクロス(下流側)に入ってルアーがターンする際、フラットサイドボディが流れをまともに受け、ギラッと激しくヒラを打ちます。この瞬間に捕食スイッチが入ることが多いです。

また、一般的なシンキングペンシルとの決定的な違いは、攻略できる「深さ」にあります。

軽量シンペンとの違い
  • 軽量ルアーは表層を流れる
  • 本製品は中層から底付近を流せる
  • 荒れたサラシの下を直撃可能

激流の川底に張り付いている大型のシーバスや、分厚いサラシの下に潜む警戒心の高いヒラスズキの目の前まで、ルアーを送り込むことができます。

ストップ&ゴー(シミーフォールの活用)

巻きや流れの釣りで反応がない場合、試してほしいのが「縦の動き」での誘いです。

このルアーは、水平に近い姿勢でボディを小刻みに揺らしながら沈む「シミーフォール」のアクションが非常に秀逸です。キラキラと輝きながら落ちていく姿は、弱って力尽きたベイトフィッシュそのものです。

シミーフォールの手順
  • 巻いてルアーの存在を気付かせる
  • リールを巻く手を瞬時に止める
  • そのままテンションフォールさせる
  • ヒラヒラと落ちる動きで誘う

リトリーブ中に「ここぞ」というポイントでストップを入れると、追尾してきたシーバスがリアクション的に口を使います。

特に効果的なシチュエーションは以下の通りです。

狙い目のポイント
  • サーフのブレイクライン付近
  • 堤防の基礎や敷石の周り
  • テトラポッドの際

フォール中に「ガツン!」とひったくるようなバイトが出ることが多いので、ロッドをしっかり握ってアタリに備えてください。

ソラリアストロング120Fのインプレまとめ

今回は、ダイワの「モアザン ソラリアストロング120F」について、その特徴や使い方を詳しく解説しました。

最後に、このルアーの要点をもう一度振り返ります。

最大の魅力 強風・荒天・激流下での圧倒的な操作性と飛距離
向いている人 磯・サーフ・大規模河川でランカーサイズを狙うアングラー
注意点 重量があるためMクラス以上のロッドが必要
推奨メソッド ただ巻き、ドリフト、ストップ&ゴー(シミーフォール)

ソラリアストロング120Fは、決して「誰にでも使いやすい万能ルアー」ではありません。

タックルを選びますし、使う場所や状況も限定されます。しかし、悪条件になればなるほど、その真価を発揮する「タフコンディションのスペシャリスト」です。

「風が強くて釣りにならない」「波が高くてルアーが泳がない」と諦めていた状況でも、このルアーがあればもう一歩踏み込んで勝負することができます。

厳しい自然環境の中で、自身の限界を超えてランカーシーバスを追い求めるあなたにとって、これ以上ない強力な相棒となるはずです。

ぜひその手に取って、圧倒的なポテンシャルをフィールドで体感してみてください。きっと、記憶に残る最高の一匹に出会えることでしょう。

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