3Dダートが反則級と噂の70mm20gの「ミニエント70s」
「早巻き時は少しモタる」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「ミニエント70s」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「ミニエント70s」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
ミニエント 70Sとは?基本スペック

ミニエント 70Sは、大人気ルアー「ミニエント 57S」のサイズアップモデルです。
まずは基本的なスペックを表で確認しましょう。
| アイテム名 | ミニエント 70S |
| サイズ(mm) | 70 |
| 標準自重(g) | 20 |
| 標準装備フック | #6トレブル |
| メーカー | DAIWA(ダイワ) |
| 監修 | 大野ゆうき |
弾丸のように狙ったポイントに飛んでいく一口サイズ
このルアーは、ベイエリアや河川での「バーサタイル性(万能さ)」を追求して開発されました。
見た目は丸みのあるシャッド系シェイプを採用しており、弾丸のように飛んでいくのが特徴です。
薄型のバイブレーションとは異なり、風の影響を受けにくい形状をしています。
狙ったピンポイントへ正確にキャストできるため、ストラクチャー(障害物)についたシーバスを攻略するのに最適です。
- 横風や向かい風に強い
- 橋脚の奥へ撃ち込める
- ボートゲームでも活躍
小さくてもアピール抜群のハイピッチワイドバイブレーション
70mmというコンパクトなボディですが、アピール力は抜群です。
スローリトリーブからハイスピードまで、安定したレスポンスで泳ぎます。
ミノーでは反応しきれなかった魚に対し、細かい振動でスイッチを入れることができます。
- スローでもしっかり動く
- ハイピッチなアクション
- 幅広い速度域に対応
扱いやすさを徹底追求
バイブレーションを使う際、最もストレスになるのが「ライントラブル」ではないでしょうか。
ミニエント 70Sは、飛行中やフォール中の姿勢を安定させることで、フックがラインに絡むトラブルを徹底的に排除しています。
ストレスなく投げ続けられることは、釣果を上げるための重要な要素です。
アクションのコツ
このルアーは、ただ巻き以外にも多彩な攻め方が可能です。
状況に合わせて使い分けることで、さらなる釣果が期待できます。
特に、流れが緩い場所や水深のあるボトム攻略において、スローリトリーブでの使用が効果的です。
- ボトムをドリフトさせる
- 底を小突きながら巻く
- リフト&フォールで誘う
デイ&ナイトで使える3Dダートメソッド
ミニエントシリーズの代名詞とも言えるのが、大野ゆうき氏が提唱する「3Dダート」です。
ロッドを縦にジャークすることで、ルアーが左右へ大きくスライドします。
この動きは、時合いが終わりかけたタイミングや、魚の活性が低い時に強烈に効きます。
「パーン、パーン」とリズムよく操作し、その後のフォールで食わせます。
デイゲームはもちろん、ナイトゲームの明暗部攻略でも「タメ」を作りたい時に試してみてください。
- 狙ったレンジまで沈める
- ラインを少し緩める
- 竿をあおってジャーク
- 一瞬の間を作る(フォール)
追加アイテム70S ※2019年7月発売
従来の57Sでは攻めきれなかったシチュエーションを埋めるために、70Sは開発されました。
水深が深い場所、流れが速い場所、強風時、足場が高いエリアなどで真価を発揮します。
樹脂製バイブレーションならではの繊細なアクションと、高汎用性を兼ね備えたスタンダードモデルです。
ミニエント 70Sのカラーラインナップ
豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。
状況に合わせてカラーローテーションを行うことで、スレたシーバスを飽きさせません。
- コーラルピンク
- トロピカルベイト
- ハッピーレモン
- ボラグロー
- マルチイワシ
- レモンSミント
- ロイヤルコーラルピンク
- イチゴみるく
- バーニングゴールドイワシ
- 不夜城炎上
- アデルトロピカルフラッシュ
- アデルナイトコノシロ
ミニエント 70Sのインプレ:良かった点
ここからは、実際にミニエント 70Sを使用して感じた「良かった点」を具体的に解説します。
57Sと比較しても、明確な進化を感じられるポイントがいくつもありました。
| 評価項目 | 内容 |
| フックサイズ | #6搭載で大型も安心 |
| サイズ感 | 食わせに最適な70mm |
| アクション | 唯一無二の3Dダート |
| 飛距離 | 20gでカッ飛び |
| フォール | 水平姿勢でバイト誘発 |
#6番フックが背負える安心感(最大のメリット)
個人的に最も評価しているのが、フックサイズです。
弟分の57Sは釣れるルアーでしたが、フックが小さく(#10や#12)、ランカーシーバスが掛かると伸ばされる不安がありました。
しかし、70Sは「#6トレブルフック」を標準装備しています。
これにより、大型のシーバスがヒットしても強引なやり取りが可能になりました。
橋脚の奥から魚を引き剥がす際も、安心してファイトできます。
絶妙な「食わせ」のサイズ感
70mmというサイズが、現場では非常に使いやすいと感じます。
80mmクラスのバイブレーションでは「少し大きいかな」と感じる場面でも、70mmなら違和感なく口を使わせられます。
逆に、57mmだとアピール不足になる広いエリアでも、十分な存在感を発揮します。
通年使える「ちょうどいいボリューム」です。
唯一無二の「3Dダート」アクション
ミニエントを使う最大の理由が、このダートアクションです。
ただ巻きで反応しない魚に対し、強制的にスイッチを入れる力があります。
ロッドをあおった時の「左右への飛び」は、他のルアーには真似できないキレがあります。
「ここに魚がいるはず」という場所でダートさせると、驚くほど簡単にバイトが出ることがあります。
20gの自重による飛距離とレンジキープ力
重量が20gになったことで、飛距離が格段に向上しました。
向かい風の中でも姿勢を崩さず、弾丸のように飛んでいきます。
また、自重があるため浮き上がりすぎず、中層からボトム付近を丁寧に探ることができます。
水深のある運河や、流れの速い河川でもしっかりとレンジをキープしてくれます。
水平フォールでのバイト誘発
フォール姿勢が水平に近いため、魚に見切られにくいのも特徴です。
リフト&フォールの釣りでは、この「食わせの間」が非常に重要になります。
フォール姿勢が水平に近いため、フォール中にも魚に見切られにくく、リフト&フォールの釣りでも高い実績があります。
ミニエント 70Sのインプレ:悪かった点
非常に優秀なルアーですが、完璧ではありません。
使用するシチュエーションや使い方によっては、デメリットを感じることもあります。
購入前に知っておくべき注意点をまとめました。
| 懸念点 | 内容 |
| ライントラブル | 操作次第でエビる |
| 引き抵抗 | 少し重ために感じる |
| 根掛かり | シャローでは注意が必要 |
「エビる」(ライン絡み)のリスクがある
ダートアクションが得意な反面、操作を誤るとフックがラインを拾ってしまうことがあります。
いわゆる「エビる」という状態です。
57Sよりはマシですが、ダートさせる際はラインテンションの管理に慣れが必要です。
- ロッドをあおりすぎる
- 風が強い日
- 糸ふけが出すぎる
引き抵抗が少し強め
ボディ側面に水を受けるカップのような構造があるため、巻き抵抗は少し強めです。
鉄板バイブや細身のシリコンバイブに慣れていると、「重い」と感じるかもしれません。
長時間早巻きを続けると、手首が疲れることもあります。
適度な休憩を挟むか、ロッド操作で強弱をつける工夫が必要です。
シャロー(浅場)では根掛かりしやすい
20gの自重があり、沈下速度もそれなりに速いです。
そのため、水深1m未満の極端なシャローエリアで使用すると、すぐにボトムを擦ってしまいます。
浅場で使う場合は、ロッドを立てて早めに巻く必要があります。
根掛かりを避けるためにも、水深のある場所での使用をおすすめします。
ミニエント 70Sの使い方
ミニエント 70Sは、ただリールを巻くだけでも釣れる優秀なルアーですが、アングラー側から仕掛けていくことで真価を発揮します。
状況に応じてアクションを使い分けることが、釣果を伸ばす近道です。
ここでは、代表的な4つのメソッドと具体的な操作方法を解説します。
明日からの釣行ですぐに実践できるテクニックばかりですので、ぜひ試してみてください。
必殺の「3Dダート」(ワインド釣法)
ミニエントシリーズ最大の特徴であり、最も実績が高い使い方がこの「3Dダート」です。
ただ巻きでは全く反応しないスレた魚に対し、ルアーを左右へ激しく飛ばすことで、反射的に口を使わせます(リアクションバイト)。
- ロッドを「チョン、チョン」とあおる
- リールを巻きながら連続で行う
- あおった直後に糸を少したるませる
コツは、ロッドをあおった後に一瞬だけラインスラック(糸のたるみ)を作ることです。
糸を張りすぎないことで、ルアーが左右へ綺麗にスライドし、魚に見切られない動きを生み出します。
- 日中の活性が低い時間帯
- 魚が追ってくるが見切られる時
- 橋脚や壁際などの障害物周り
高速〜中速の「ただ巻き」
まずは基本となる使い方をマスターしましょう。
70Sは20gという重量があるため、広範囲をスピーディーに探るサーチベイトとして最適です。
- 着水後、任意の深さまで沈める
- 一定の速度でリールを巻く
- 時折一瞬だけ速く巻いて変化をつける
単調なリトリーブの中に、「グリっ」と一瞬速く巻く動作を入れると、それが「食わせの間」となりバイトを誘発します。
- オープンエリアでの魚探し
- 水深がある堤防や港湾部
- 流れの速い河川でのダウンクロス
ボトムでの「リフト&フォール」
このルアーは、水平姿勢でヒラヒラと落ちる「シミーフォール」をするため、落ちていく最中にもバイトが多発します。
底に張り付いた活性の低いシーバスを攻略するのに適しています。
- ボトム(底)まで沈める
- ロッドを大きく縦にあおる(リフト)
- 糸を張らず緩めずで落とす(フォール)
これを繰り返すことで、縦の動きに反応する魚を拾っていくことができます。
- 冬場など水温が低い時期
- 岸壁沿いのテクトロや足元攻略
- 水深が深い沖堤防など
明暗部での「ドリフト」
河川の橋脚などで、光と影の境目(明暗)にルアーを流し込む釣り方です。
20gの自重があるため、強風時や流れが速い時でもコントロールしやすく、狙ったコースをトレースできます。
- 上流側に投げて糸を張る
- 流れに乗せてそのまま流す
- ルアーが反転する瞬間に動かす
ルアーがターンして下流側に向きが変わる瞬間に、「チョン」とワンアクション入れると、そこで「ドンッ」とバイトが出ることが多いです。
ミニエント 70Sに関するよくある質問
購入を検討している方や、すでに持っている方からよく寄せられる質問をまとめました。
特にフックサイズや適合タックルについての疑問が多いようです。
ミニエント 70Sのフックサイズは?
ミニエント 70Sの標準フックサイズは #6 です。
弟分の57Sと比較すると、かなりしっかりとしたフックが搭載されていることがわかります。
以下の比較表をご覧ください。
| モデル名 | フックサイズ | 特徴 |
| ミニエント 57S | #10 | 小場所や数釣り向き |
| ミニエント 70S | #6 | ランカー対応・強引なファイト可 |
57Sよりも2サイズ大きなフックが搭載されているため、ランカークラスのシーバスが掛かっても伸びにくく、安心してやり取りが可能です。
フック交換の際は、がまかつやオーナーばりなどの同サイズ(#6)を選ぶと、バランスを崩さずに使えます。
ミニエント 70Sのインプレまとめ
今回は、ダイワの「ミニエント 70S」について詳しく解説しました。
湾奥のプリンスこと大野ゆうき氏が監修したこのルアーは、サイズアップしたことで、さらなる汎用性と安心感を手に入れています。
最後に、このルアーの魅力を改めて振り返ります。
- #6フック搭載で大型魚も安心
- 唯一無二の3Dダートアクション
- 20gの重量で圧倒的な飛距離
- 水平フォールで食わせの間を演出
「ここに魚がいるはずなのに食わない」
そんな悔しい場面に出くわした時、3Dダートアクションが状況を打開する鍵になるはずです。
タックルボックスに一つ忍ばせておけば、ボウズ逃れのお守りとしても、ランカーハントの切り札としても活躍してくれるでしょう。
ぜひ次回の釣行で、その威力を体感してみてください。


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