スレたシーバスにも口を使わせると噂の144mm20gの「Cookai SLIM 140」
「アピール力が弱くて広範囲のサーチには不向き」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「Cookai SLIM 140」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「Cookai SLIM 140」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
Cookai SLIM 140とは?基本スペック

Cookai SLIM 140は、川の河口や砂浜など幅広い場所でとても使いやすい細身のミノーです。驚くほど細く作られたボディと極端に小さなリップで、水の中を通る時の抵抗を極限まで減らしています。
水の圧力が低い場所でも、しっかりと本物の小魚のように細かく震える動きをするのが大きな特徴です。また、ルアーの内部に重いタングステンの玉が3つ入っており、投げたときに驚くほど遠くまで飛びます。向かい風や強い風が吹いていても、遠くの狙った場所までしっかりルアーを届けることができるのです。
| 商品名 | Cookai SLIM 140 |
| 全長 | 144mm |
| 重量 | 20g |
| タイプ | FLOATING |
| フックサイズ | #4×3 |
| 定価 | 2,200円(税込2,420円) |
Cookai SLIM 140のカラーラインナップ
豊富に用意されたカラーがあり、その時の状況に合わせて使い分けることができます。
- GG PINK BACK BAIT
- GG KINBORA
- GG BLOOD SHADOW
- SKELETON CHART Ⅱ
- SPARKING CHART HEAD
- GLX CANDY RED HEAD
- PM SENSING RED HEAD
- DO CHART
- FA NAMAIWASHI
- FA IL INAKKO
- FA GREEN MACKEREL
- FA ENSHUU KISS
Cookai SLIM 140のインプレ:良かった点
実際に釣り場で使ってみて、とても良かったと感じた点を分かりやすくまとめました。ここからは、それぞれの良かった点についてさらに詳しく順番に解説していきます。
圧倒的な飛距離と飛行姿勢の良さ
細長いボディの中には、重さがしっかりとあるタングステンの玉が3つも隠されています。この特別な仕組みのおかげで、強い向かい風の中でも姿勢が崩れることなく真っ直ぐに飛んでいくのです。
同じくらいの大きさのルアーと比べても、驚くほどの遠くまで飛ぶ距離を出すことができます。空中でくるくると回らずにきれいに飛ぶため、ベイトタックルを使っても非常に投げやすいと評判です。
低水圧でも動くレスポンスとリアルなアクション
極端に小さく作られたリップのおかげで、リールを巻くときの抵抗がとても少なくなっています。ゆっくりとリールを巻いてもしっかりと水を掴み、細かく震えるようなとても自然な動きをします。
本物の小さな魚が泳いでいるような光の反射で、スレたシーバスの捕食スイッチを強制的に入れてくれます。魚がルアーを偽物だと見切ってしまうような厳しい状況でも、とても頼りになる素晴らしい動きです。
クセがなく扱いやすいジャーキング性能
ただ巻くだけでなく、釣り竿を鋭く動かしたときのアクションもとてもきれいで素晴らしいです。少し雑に竿を動かしてしまっても、ルアーが自分で姿勢を直してきれいに横の方向へ飛び跳ねます。
他の有名な細身のルアーと比べても、嫌なクセがまったくなくてとても扱いやすいのが大きな魅力です。ルアー釣りを始めたばかりの人でも、簡単にきれいで魅力的なダートアクションを引き出すことができます。
タフコンディション(食い渋り)での強さ
魚のやる気が全然ない時や、波がなくてとても静かな状況で魚に食わせる力が抜群に高いです。あまりにもよく釣れるので、これまで愛用していた他のルアーを使う機会が減ってしまったという声もあるほどです。
何かの代わりのルアーとしてではなく、メインとして最初から最後まで信じて投げ続けることができます。釣りをする人が多くてプレッシャーが高い人気の場所でも、しっかりと大きな魚を連れてきてくれます。
Cookai SLIM 140のインプレ:悪かった点
実際に使ってみて、少し気になった悪い点や使いにくい部分を分かりやすくまとめました。ここからは、それぞれの少し気になる点についてさらに詳しく順番に解説していきます。
サーチ能力の低さ(パイロットルアーには不向き)
自然で細かい動きで魚を誘うのがとても得意ですが、水を強く押してアピールする力はあまりありません。そのため、遠くにいる魚に気づかせて無理やり寄せるような強いアピールは少し苦手としています。
釣り場に着いて最初の1投目で、広い範囲を素早く探りたい場面ではどうしても効率が悪くなってしまいます。いつでもどこでも使えるわけではなく、使う状況をしっかりと選ぶ必要があるのは少し不便に感じるかもしれません。
優等生ゆえに「予測不能なイレギュラーダート(破綻)」が起きない
釣り竿を動かしたときに、とてもきれいな姿勢で横の方向へスムーズに飛ぶのが大きな特徴です。しかし、ルアーの動きが素直すぎるため、時折見せるような狂ったパニック状態の動きが出せません。
ライバルとなるルアーのように、わざとバランスを崩して魚のスイッチを急に入れるのは難しいのです。思いがけない動きでリアクションバイトを狙いたい時には、少しだけ物足りなさを感じることがあります。
シャローランナーゆえのレンジの限界
このルアーが水の中で潜れる深さは、だいたい70センチから80センチほどと少し浅めに設定されています。水深が急に深くなるサーフや、足場がとても高い磯では魚のいる深い場所までルアーがうまく届きません。
また、魚が底の方にべったりと張り付いて動かないような状況でも、どうしても使いづらくなってしまいます。しっかりと狙える深さが限られているため、行く場所によっては全く出番がないことも十分にあり得ます。
浮力設定(スローフローティング)の扱いやチューニングの手間
水に浮き上がる力が少し弱めに作られているため、場所の水質によって浮き方が微妙に変わってきます。海水か川の水かによって、水中でピタッと止まったり、逆にゆっくりと沈んでしまったりすることがあるのです。
自分が狙った深さでルアーをきれいに止めたい場合は、リングや針の重さを変える工夫が必要になります。細かい調整を自分自身でしなければならないことを、少し手間に感じてしまう人も決して少なくありません。
サイズの割に重量が軽く、極限の荒天には弱い
144ミリという長さに対して全体の重さが20グラムしかなく、持ってみると少し軽く感じてしまいます。普通の風ならとてもよく飛びますが、立っていられないほどの暴風雨では風に流されてうまく飛びません。
磯などで高い波が押し寄せる環境だと、波の力に弾かれて水面からルアーが飛び出しやすくなってしまいます。悪天候の中で無理やり使うよりも、波や風の状況が比較的良い時にしっかりと使うのがおすすめです。
Cookai SLIM 140の使い方
Cookai SLIM 140を使う時の基本的な操作方法やコツを分かりやすくまとめました。ここからは、それぞれの具体的なルアーの動かし方について詳しく解説していきます。
基本の「ただ巻き」(デッドスロー〜ミディアムリトリーブ)
このルアーが持つ最大の強みである、細かく震えるようなとても自然な動きを引き出す使い方です。
デッドスロー〜スロー
夜の釣りで最も基本となる、リールをとてもゆっくりと巻いてくる一番おすすめの使い方です。巻くのがとても軽く不安になるかもしれませんが、しっかりと水の中で魅力的に動いてくれています。
釣り人が多くて魚が強く警戒している場所でも、自然な動きで魚に迷わず口を使わせることができます。
ミディアムリトリーブ
明るい昼間の釣りや、潮の流れが少し速い場所で使うのによく適しているリールの巻き方です。リールを早く巻きすぎると動きが乱れるため、ちょうど良い速さを見つけるのがとても大切になります。
ルアーが水中で気持ちよく動く速度を意識して、巻くスピードを丁寧に調整してあげてください。
ジャーキング・トゥイッチ(リアクション狙い)
釣り竿の動きにしっかりとついてくるため、ルアーを飛ばして魚を誘うのにもとても向いています。
ジャーキング(連続ジャーク)
釣り竿を下に向けて鋭くあおり、ルアーを左右に激しく飛ばすとても効果的な動かし方です。リールを巻く抵抗がとても少ないので、軽い力でもきれいに横へ飛ぶような魅力的な動きを出せます。
ただ巻くだけでは追ってくるだけの魚に、無理やり捕食のスイッチを入れたい時にとても効果的です。
トゥイッチ&ポーズ
竿先をちょんちょんと軽く動かしてルアーを平打ちさせ、一瞬だけピタッと止める動かし方です。止めた瞬間にふわっと浮き上がる間を上手に作ると、まさにそのタイミングで魚が食いついてきます。
ルアーが水中に漂う姿勢がとても自然なので、魚に食わせるタイミングを非常に作りやすいのが特徴です。
ドリフト(流れに乗せて漂わせる)
川の河口や潮の流れがしっかりと効いているサーフなどで、とても強力な力を発揮する使い方です。
アップクロス(上流側)に投げる
水の流れの少し上流に向けてルアーを投げ、水の流れに乗せてとても自然に流していく方法です。糸のたるみだけをゆっくり巻き取るようにして、不自然な動きが絶対に出ないようにするのがコツです。
弱った小魚が川の流れに流されているように見せることで、警戒心の強い魚も思わず口を使ってくれます。
U字ターン
ルアーが自分を通り過ぎて下流に行き、頭が上流を向く瞬間にブルッと魅力的に動きます。このルアーの向きが反転して変わる瞬間が、魚が思わず食いつく最大のチャンスになります。
水面に浮きすぎない設定になっているので、水面のすぐ下をきれいに流すのには最適なルアーです。
Cookai SLIM 140のインプレまとめ
今回は、メガバスのCookai SLIM 140について、リアルな感想や効果的な使い方を詳しく解説してきました。細身のボディでありながら驚くほど遠くまでよく飛び、風が強い悪天候でも安心して頼りになる素晴らしいルアーです。
スレて警戒心の高いシーバスにも思わず口を使わせる自然な動きは、多くの釣り人からとても高く評価されています。広い範囲を素早く探るのには少し不向きですが、ここぞという大切な場所で確実に大きな魚を連れてきてくれます。
使い方を少し工夫するだけでさまざまな厳しい状況に対応できるため、ルアーケースに一つ持っていて絶対に損はありません。ぜひあなたのルアーボックスにも新しく追加していただき、狙った大物を釣り上げる最高の喜びを深く味わってください。ここまでこの記事を最後までじっくりと読んでいただき、本当にありがとうございました。


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