スイッチヒッターDH128Sのインプレ・使い方!飛距離はどれぐらい?

100mオーバーの圧倒的な飛距離を叩き出すと噂の128mm45gの「スイッチヒッターDH 128S」

「重量が45gもあるため専用のヘビータックルが必要になる」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「スイッチヒッターDH 128S」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「スイッチヒッターDH 128S」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

スイッチヒッターDH 128Sとは?基本スペック

まずは、このルアーがどのようなスペックを持っているのか、基本情報を確認しましょう。
小沼正弥プロが監修し、「誰でも飛距離が出る」をコンセプトに開発されたヘビーシンキングペンシルです。

スペック一覧表

アイテム名モアザン スイッチヒッター DH 128S-LI
サイズ128mm
標準自重45g
有効レンジ約0.1m ~ 約0.8m
タイプシンキング
飛距離最大:103.5m / 平均:101m
アクションテールスライド + 自動フラツキ
フック仕様#4 トレブル
リング仕様#3
メーカー希望本体価格2,400円

最大の特徴は、なんといっても「飛距離第一主義」を掲げた設計です。
128mmという存在感のあるボディサイズに対し、重量はなんと45g。
この重さを活かし、向かい風や爆風といった荒れた天候でも、矢のように突き刺さる安定した飛行姿勢を実現しています。

また、ダイワの最新テクノロジー「レーザーインパクト」を搭載。
3Dマルチ反射構造により、本物のイワシのような輝きを放ちます。
夜間や日陰のわずかな光でも明滅し、遠くの魚にも強烈にアピールできるのが強みです。

スイッチヒッターDH 128Sのカラーラインナップ

豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。
状況に合わせて使い分けることで、釣果をさらに伸ばすことができるでしょう。

カラーラインナップ
  • LIイナッ子
  • LIエメラルド鮎
  • LIカタクチレッドベリー
  • LIキャンディ
  • LIピンクヘッドクリアチャート
  • LI不夜城
  • LIブルピンイワシ
  • LIマイワシ
  • LIマックスレーザー
  • LIレッドヘッド
  • LIステインゴールド

スイッチヒッターDH 128Sのインプレ:良かった点

実際に使用してみて感じた「ここが凄い!」というポイントをまとめました。
単に飛ぶだけでなく、実釣性能も非常に高いレベルでまとまっています。

圧倒的な飛距離「DH=指名打者」の名に恥じない

メーカー公表値でMax 103.5mという飛距離は伊達ではありません。
実際にキャストしてみると、まるでメタルジグを投げているかのような感覚に陥ります。
特に素晴らしいのが、飛行姿勢の安定感です。

通常のミノーやシンペンでは回転して失速してしまうような強風下でも、このルアーはブレずにカッ飛んでいきます。
今まで諦めていた沖の潮目や、遥か彼方のボイルを直撃できた時の快感はたまりません。
「届かない」というストレスから解放されるだけで、釣りの集中力が格段に上がります。

浮き上がりの良さとシャロー攻略

45gというと「すぐに底まで沈んでしまうのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、このルアーは驚くほど浮き上がりが早いです。
着水してから巻き始めると、すぐに表層付近まで浮上してくれます。

そのため、サーフや磯などの水深がある場所だけでなく、大河川や干潟といったシャローエリア(浅場)でも問題なく使用できます。
遠浅のサーフで、はるか沖の浅瀬をスローに引いてこれるのは、このルアーならではの大きな武器です。
ボトムを擦る心配が少ないので、根掛かりを恐れずに攻めることができます。

オートマチックな食わせアクション

操作が非常に簡単なのも嬉しいポイントです。
基本は「ただ巻き」だけでOK。
お尻を振る「テールスライド」アクションを基本としつつ、流れの変化を受けると時折「自動フラツキ」が入ります。

この不規則なフラツキが、魚の捕食スイッチを強制的にオンにします。
ロッド操作でアクションを付ける必要がないため、初心者の方でも投げて巻くだけでプロ並みの誘いが可能です。
難しいことを考えずに、信じて巻き続けるだけで結果が出ます。

レーザーインパクトによる明滅効果(LIモデル)

ボディ内部に施された「レーザーインパクト」の効果は絶大です。
単なる塗装やホログラムとは異なり、透明なボディの内側で光が乱反射するため、輝きの奥行きが違います。

特にマヅメ時や常夜灯周りでは、泳ぐたびにキラキラと明滅し、広範囲の魚を引き寄せます。
「本物の誘いを遠くまで」というキャッチコピー通り、アピール力の高さは特筆ものです。

幅広い対応魚種

シーバス専用と思われがちですが、フィッシュイーター全般に効果があります。
圧倒的な飛距離とアピール力のおかげで、サーフのヒラメやマゴチ、磯からの青物(ブリ、ヒラマサ)、さらにはサワラまで狙えます。
ボックスに一つ入れておけば、様々なシチュエーションで活躍してくれる頼もしい存在です。

スイッチヒッターDH 128Sのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、弱点や注意点は存在します。
購入後に後悔しないよう、気になった点も正直にお伝えします。

強めのアクションでの糸絡み(エビる)

使用する際に最も注意したいのが「エビる(テーリング)」現象です。
激しいジャークや大きなロッド操作を行うと、リーダーがフックに絡まりやすくなります。
一度エビってしまうと、回収するまで釣れる可能性はゼロになり、100m巻き取る作業が徒労に終わります。

このルアーを使う際は、激しいアクションは禁物です。
「ただ巻き」を基本に、変化をつけたい時も「優しめのトゥイッチ」や「ストップ&ゴー」にとどめるのが無難です。
丁寧なキャストとリーリングを心がけましょう。

使用タックルを選ぶ(重量45g)

45gという自重は、一般的なシーバスルアーの中ではかなり重い部類に入ります。
そのため、普段ML(ミディアムライト)クラスのロッドを使っている方は注意が必要です。
無理に投げるとロッドを破損する恐れがあります。

快適に扱うためには、M(ミディアム)クラス以上、できればMH(ミディアムヘビー)クラスのシーバスロッドや、ライトショアジギングロッドが推奨されます。
自分の持っているタックルで投げられるか、事前にスペック表を確認しておきましょう。

引き抵抗と巻き重り

ボディサイズが大きく、水を受けるカップ形状をしているため、引き抵抗はそれなりにあります。
特に流れの速い河川や、早巻きをする際は「巻き重り」を強く感じることがあります。
長時間投げ続けると、手首や腕に疲労が溜まるかもしれません。

リールのハンドルノブを握りやすいものに変えたり、タックルバランスを見直したりすることで軽減できます。
また、この抵抗感を利用して「流れの変化」を感じ取ることもできるので、慣れれば武器にもなります。

スローすぎると沈む(レンジキープの難易度)

浮き上がりは良いですが、あくまで45gの鉄の塊に近いシンキングペンシルです。
リトリーブを止めたり、極端に遅く巻きすぎたりすると、すぐに沈下してしまいます。
遠投先のシャローエリアでスピードを落としすぎると、根掛かりするリスクが高まります。

ある程度のリトリーブスピードを維持することが重要です。
足場の高い場所や、手前が極端に浅い場所では、回収時に早巻きをするなど工夫が必要です。

スイッチヒッターDH 128Sの使い方

このルアーの操作における最大のコンセプトは「オートマチックな誘い」です。
アングラーがロッドで激しく操作しなくても、ルアー自体が水流を受けて勝手に魚を誘ってくれます。
ここでは、実釣で特に実績の高い3つのメソッドについて、具体的なコツを紹介します。

ただ巻き(基本にして最強)

このルアーの真骨頂は、難しい操作を一切せずに巻くだけで発生する「不規則なアクション」にあります。
一定の速度で巻いているだけで、時折バランスを崩す動きが入り、それが魚にとって最高の「食わせの間」となります。

ポイント
  • 巻くだけで自動的にフラつく
  • 不規則な動きがバイトを誘発
  • 難しいロッド操作は不要

ミディアム〜ファストリトリーブ:
青物狙いや、高活性なシーバスをテンポよく探す時に有効なスピードです。
お尻を振る「テールスライド」に加え、水流の変化で発生する「自動フラツキ」が頻繁に起こり、リアクションバイトを誘います。

スローリトリーブ:
45gという重量がありながら浮き上がりが良いため、竿を立ててゆっくり巻くことで表層攻略が可能です。
水面直下10cm〜30cmをヨタヨタと弱ったベイトのように泳がせ、遠くの浅瀬やシャローエリアに潜む魚にアピールします。

ドリフト釣法(河川・流れのある場所)

大河川の河口や潮の流れが速いポイントでは、流れに乗せて流す「ドリフト」が非常に効果的です。
圧倒的な飛距離を活かし、他のルアーでは届かない沖の流心へ直接アプローチできるのがDHの強みです。

ポイント
  • 上流側に投げて糸ふけを取る
  • 流れに乗せてU字を描かせる
  • 沖の流心へ直接アプローチ

使い方のコツは、上流側(アップクロス)にキャストし、ルアーを流れに同調させながらターンさせることです。
ラインを張りすぎず、緩めすぎずの状態を保ちながら、ルアーが下流へ向かう際に「U字」の頂点でターンさせると、そこでバイトが集中します。

ただし、重量があるため、流れが緩い場所でリトリーブを止めるとすぐに沈んでしまいます。
常にルアーの重みと水の抵抗を感じながら、レンジ(泳層)をキープするように意識して巻き取ることが重要です。

ストップ&ゴー(サーフ・青物)

ただ巻きで反応がない場合や、ヒラメ・マゴチといった底付近の魚を狙う場合に有効なメソッドです。
動きにメリハリをつけることで、追ってきた魚に見切らせず、反射的に口を使わせることができます。

ポイント
  • 5〜10回巻いて一瞬止める
  • 止めた瞬間のフォールで誘う
  • 着底後の巻き始めは素早く

具体的には「ハンドルを5〜10回巻いて、1〜2秒止める」動作を繰り返します。
止めた瞬間にルアーが水平に近い姿勢で揺れながら沈む「シミーフォール」が発生し、この瞬間に強烈なバイトが出ることが多いです。

注意点として、ボトム(底)を取り直す際は、着底したらすぐに巻き始めないと根掛かりのリスクが高まります。
着底の感覚に集中し、タッチ&ゴーの要領で素早く次の動作に移るように心がけてください。

まとめ:飛距離は正義!沖の怪物を攻略しよう

スイッチヒッターDH 128Sは、その名の通り「ここぞ」という場面で投入したい指名打者です。
多少の扱いにくさはありますが、それを補って余りある「圧倒的な飛距離」という武器があります。

100m先のボイルを直撃できるアドバンテージは計り知れません。
使い方も非常にシンプルで、基本のただ巻きさえマスターすれば、誰でも十分に魚を引き出すことができます。
タックルさえ適合すれば、強風下でも、激戦区のプレッシャーが高いエリアでも、あなたに魚を連れてきてくれるはずです。

ぜひ、この「かっ飛びルアー」をタックルボックスに忍ばせて、誰も届かない沖のパラダイスを攻略してください。
その一投が、自己記録更新のメモリアルフィッシュを連れてきてくれるはずです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次