バーティスR125F-SSRのインプレ・使い方!サーフのヒラメにも使える?

シャロー帯のランカーキラーと噂の125mm16gのショアラインシャイナーZ「バーティス 125F-SSR

「横風が吹くと途端に飛ばなくなる」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「バーティス 125F-SSR」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「バーティス 125F-SSR」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

バーティス 125F-SSRとは?基本スペック

ルアー名ショアラインシャイナーZ バーティスR 125F-SSR
サイズ125mm
標準自重20.3g
有効レンジ約0.3~0.5m
タイプスローフローティング
飛距離MAX:75.0m / Ave:72.1m
標準装備フック#5 トレブル × 3本
標準装備リング#3
アクションヌルヌルロールアクション
メーカー希望価格2,200円(税別)

まずは、バーティスR 125F-SSRの基本スペックを見ていきましょう。

多くのシーバスアングラーから信頼を集める「SLZバーティス120F-SSR」が、フルモデルチェンジを経てさらに進化しました。

「R」の名を冠することで、飛距離、立ち上がり、アクションのすべてがブラッシュアップされています。

このルアーの最大の特徴は、なんといっても「飛距離」です。

125mmクラスのシャローランナーでありながら、MAX75mという驚異的な数値を叩き出します。

その秘密は、空気抵抗を極限まで減らした「エアロボディ」と、ボディ後端までウエイトが移動する構造にあります。

さらに、「マグロック Ver.S+R」という最新の重心移動システムを搭載。

これにより、キャスト後半の失速を防ぎ、向かい風の中でも矢のように飛んでいきます。

着水後は、ウエイトが瞬時に戻りマグネットで固定されるため、立ち上がりが非常にスムーズです。

流れが速い河川や、荒れた磯場でも姿勢を崩さず、安定して泳ぎ続けることができます。

SSR専用リップで有効レンジは約30cm~50cm

設定レンジ水面下 約30cm ~ 50cm
得意な状況干潟、河川の岸際、バチパターン
アクション特性スローロール、弱ったベイト演出

SSRとは「スーパーシャローランナー」の略で、水面直下を引くことに特化したモデルです。

このルアーの有効レンジは、水面下約30cmから50cm。

干潟の浅瀬や、河川の岸際など、通常のミノーでは底を擦ってしまうような場所でも、ストレスなく引くことができます。

アクションは、派手すぎない「ヌルヌルロールアクション」

これは、スレたシーバスや、活性が低く浮き気味の魚に対して非常に効果的です。

特にクリアウォーターの干潟では、動きすぎないアクションが見切られにくく、大きな武器になります。

また、バチ抜けパターンや、弱った小魚を演出したいときにも最適です。

流れの変化を捉えやすく、ドリフト釣法でも自然な姿勢をキープしてくれます。

フックサイズは#5を3本搭載

フックサイズ#5
本数3本
リングサイズ#3
メリット#6より強く、#4×2本より絡め取る力が高い

バーティスR 125F-SSRの大きな特徴のひとつが、このフックセッティングです。

通常、120mmクラスのミノーには「#4フックが2本」か「#6フックが3本」付いているのが一般的。

しかし、このルアーはあえて「#5フックを3本」搭載しています。

これは非常に理にかなったセッティングといえるでしょう。

一般的な#6フックよりも軸が太く頑丈なため、不意にランカーシーバスが掛かっても、針を伸ばされるリスクが低くなります。

一方で、#4フック2本の構成に比べてフックポイント(針先)の数が多いため、ショートバイトを絡め取る能力に長けています。

「強さ」と「掛かりやすさ」を両立した、現場主義のこだわりが見える仕様です。

安心して大型魚とのファイトを楽しんでください。

バーティス 125F-SSRのカラーラインナップ

出典:ダイワ

カラーバリエーションも豊富で、様々なシチュエーションに対応できます。

ダイワ独自のホログラム技術「アデル」を採用したカラーは、魚の皮のようなリアルな輝きでシーバスを誘惑します。

主なラインナップは以下の通りです。

カラーラインナップ一覧
  • アデルチャートヘッドイワシ
  • アデルバーニングイワシ
  • アデル不夜城
  • ケイムラ生シラス
  • チャートバックパール
  • マットチャートイワシ
  • クリアアデルキャンディ
  • ピンクグローイワシ
  • チャートヘッドモヒート
  • ホワイトブルーアイ

濁りの強いときは「チャートバックパール」や「マットチャートイワシ」がおすすめ。

逆に水が澄んでいるときや、日中の釣りでは「ケイムラ生シラス」や「アデルバーニングイワシ」などのナチュラル系が実績十分です。

状況に合わせてカラーを使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができるでしょう。

バーティス 125F-SSRのインプレ:良かった点

実際にフィールドで使い込んでみて感じた、バーティスR 125F-SSRの優れたポイントを詳しく解説します。

一言で表すなら、「飛び」と「食わせ」の両立が高い次元で実現されているルアーです。

特にシャローエリア(浅場)での攻略において、他のルアーでは攻めきれない状況を打開できるポテンシャルを持っています。

良かった点を以下の表にまとめました。

飛距離SSRなのに飛行姿勢が良く、逆風でもMAX75m飛ぶ
アクション派手すぎないロールアクションでスレた魚に効く
レンジ水深30~50cmをキープし、根掛かりを回避できる
立ち上がり着水直後から動き出すレスポンスの良さ

SSR(スーパーシャローランナー)とは思えない圧倒的な飛距離

通常、潜行深度が浅いSSRやフローティングミノーは、リップが立っている形状のため風の抵抗を受けやすく、飛距離が出にくいのが悩みでした。

しかし、このバーティスR 125F-SSRは違います。

ダイワ独自の技術である「マグロック Ver.S+R」重心移動システムを搭載しており、キャストした瞬間に「カッ」と飛んでいきます。

MAX75m(平均72.1m)という数値は、12cmクラスのミノーとしてはトップクラスです。

向かい風が吹く状況でも、矢のように姿勢を崩さず飛んでいくため、沖の潮目やブレイクラインまでしっかりと届かせることができます。

「ヌルヌル」とした食わせのロールアクション

アクションは派手なウォブンロールではなく、控えめなロール主体です。

「ヌルヌル」と表現されるこの動きは、まるで弱ったベイトフィッシュそのもの。

激戦区のメジャーポイントや、連日アングラーに叩かれてスレ切ったシーバスに対して、過度な警戒心を与えずに口を使わせることができます。

魚がいるはずなのに食わない、そんなタフな状況でこそ真価を発揮するアクション設定です。

ドシャロー(極浅瀬)を引ける安心感があるのも大きな魅力でしょう。

潜行深度が約30cm~50cmに設定されているため、水深の浅い河川や、潮が引いた干潟のウェーディングゲームでも、ボトム(底)を擦りすぎずに引くことが可能です。

大切なルアーを根掛かりでロストするリスクを減らしつつ、シャローに潜むランカーサイズを狙い撃つことができます。

「マグロック Ver.S+R」搭載で立ち上がりが早い

着水後の立ち上がり性能も大幅に向上しています。

重心移動システムの後端に設けられた「キックバックスプリング」が、ウエイトを反動でボディ中央へと押し戻します。

さらに、前方の磁石がウエイトをしっかりと引き付けて保持するため、リトリーブ開始直後からアクションを開始します。

これにより、着水地点から足元まで、無駄なく魚を誘い続けることが可能です。

特に、着水直後の「落ちパク」や、動き出しを狙っているシーバスに対して有効です。

バーティス 125F-SSRのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、苦手な状況やデメリットは存在します。

購入してから「イメージと違った」とならないよう、気になった点も正直にお伝えします。

特性を理解して使い分けることで、より釣果に繋げることができるでしょう。

主なデメリットは以下の通りです。

操作感引き抵抗が軽く、手元に感覚が伝わりにくい
アピール力濁りや荒天時は魚に見つけてもらいにくい
足場の高さ高い堤防などでは水面から飛び出しやすい
高速巻き早巻きするとバランスを崩すことがある

引き抵抗が軽く、操作感が希薄

ロールアクション主体であるため、リールを巻いた時に手元に伝わる「ブルブル感」が非常に弱いです。

特に流れが穏やかな場所や、ミノーの扱いに慣れていない初心者の方にとっては、「ちゃんと泳いでいるのか?」と不安になるかもしれません。

しかし、抵抗を感じなくてもルアーはしっかりとロールしています。

「抵抗がない=泳いでいない」ではないことを理解して信じて巻く必要があります。

濁りや荒れた状況でのアピール力不足

動きが非常にナチュラルであるため、アピール力は控えめです。

台風後のカフェオレ色のような激しい濁りが入っている時や、サラシが広がる荒れた海況では、魚にルアーの存在を気付いてもらえないことがあります。

そういった状況では、より波動の強いルアーや、ラトル入りのルアーを選ぶ方が無難です。

このルアーを使う場合は、チャート系やゴールド系など、視認性の高いカラーを選ぶなどの工夫が必要です。

足場の高い場所では使いにくい

SSR(スーパーシャローランナー)という特性上、足場の高い場所は苦手です。

港湾部の高い堤防などからキャストして足元まで引こうとすると、ラインの角度がつくため、ルアーが水面から飛び出してしまいます。

基本的にはウェーディングや、水面までの距離が近い河川敷、磯場などでの使用が前提となります。

足場が高い場所では、通常の「バーティスR 125F」やシンキングモデルを選びましょう。

早巻きでのバランス崩れ

スローからミディアムリトリーブでの使用を想定して設計されています。

そのため、青物を狙う時のような超高速リトリーブを行うと、バランスを崩して水面を割ることがあります。

ただ、この「バランスを崩す動き(チドリアクション)」があえて食わせのスイッチを入れる場合もあります。

意図的に使いこなす上級者もいますが、基本的にはゆっくり巻くためのルアーだと考えてください。

バーティス 125F-SSRの使い方

このルアーの性能を最大限に引き出すための具体的な使い方をご紹介します。

基本操作はシンプルですが、状況に応じたテクニックを駆使することで、さらに多くの魚に出会えるようになります。

シチュエーション別の使い方は以下の表を参考にしてください。

基本操作スローのタダ巻き(1秒1回転以下)
河川ドリフト(糸フケを取るだけ)
干潟広範囲サーチ(ロッドを立てて引く)
レンジ調整ロッドの上下で潜行深度を変える

基本は「スローのタダ巻き」

このルアーの真骨頂は、余計なプレッシャーを与えない「ヌルヌルとしたロールアクション」にあります。

スローのタダ巻きのポイント
  • 使い方: キャストして、リールをゆっくり(1秒にハンドル1回転、あるいはそれ以下)巻くだけです。
  • コツ: 「ブルブル」という振動を手元に感じようとして速く巻きすぎないことが重要です。抵抗感が「スカスカ」あるいは「なんとなく重い」程度で泳いでいるのが、このルアーが最も魚を惹きつける状態です。
  • 狙い: やる気のない魚や、派手なアクションを見飽きたスレたシーバスに口を使わせます。

余計なロッドアクションは必要ありません。

ルアー本来の動きを信じて、一定速度で巻き続けることが釣果への近道です。

河川での「ドリフト釣法」

飛距離が出るSSRは、河川でのドリフト釣法に最適です。

ドリフト釣法のポイント
  • 使い方: 川の流れに対してアップクロス(上流側)やクロス(対岸方向)に投げ、リールを巻くのではなく、**「糸フケ(たるんだライン)を回収するだけ」**の感覚で流します。
  • イメージ: ルアーを泳がせるのではなく、死にかけの小魚が「川の流れに乗って流されていく」演出をします。ルアーが下流側へターンする瞬間に「ゴンッ」とヒットすることが多いです。
  • メリット: レンジが浅いため、通常のミノーでは底を擦って根掛かりしてしまうような浅い瀬でも、根掛かりを恐れずに流し込むことができます。

流れの変化を感じ取りながら、ルアーを送り込むようなイメージで操作してみてください。

干潟(ウェーディング)での広範囲サーチ

水深が膝〜腰ほどの干潟では、通常のミノー(潜行深度80cm〜1m前後)だと底を叩いてしまい釣りになりません。

干潟攻略のポイント
  • 使い方: 圧倒的な飛距離を活かして遠投し、ロッドを立ててゆっくり巻きます。
  • 狙い: 沖のブレイク(深くなっている境目)や、潮目などの変化を、水面直下のレンジをキープしたまま長い距離引いてくることができます。

広大な干潟エリアでは、飛距離がそのまま探れる範囲に直結します。

バーティスR 125F-SSRの飛距離は、他のアングラーが届かないポイントへのアプローチを可能にします。

ロッドポジションによるレンジ調整

SSR(スーパーシャローランナー)はロッドの構える高さで泳ぐ深さを微調整しやすい特徴があります。

レンジ調整のコツ
  • ロッドを立てる: 水面ギリギリ(0〜20cm)を引き波を立てて泳がせることができます(バチ抜けやサヨリパターンの時など)。
  • ロッドを下げる: しっかり水を噛ませて、MAXの50cm付近を安定して泳がせることができます(少し風がある時や足場が高い時)。

状況に応じてロッドの高さを変えるだけで、反応が変わることがあります。

まずはロッドを立てて表層を探り、反応がなければ下げて少し下のレンジを探るといった使い分けが効果的です。

バーティス 125F-SSRに関するよくある質問

購入を検討している方からよく聞かれる質問についてお答えします。

疑問を解消して、安心してフィールドに持ち出してください。

バーティス 125F-SSRはサーフのヒラメでも使える?

結論から言うと、条件付きで使えますが、ベストではありません。

遠浅のサーフや、波打ち際の浅い場所を探る場合には有効です。

しかし、一般的なサーフゲームでは、もう少し深いレンジ(1m前後)やボトム付近を探ることが多いため、通常の「バーティスR 125F」やシンキングの「125S」の方が使い勝手が良いでしょう。

125F-SSRは、あくまで水面直下を意識している魚や、極端に浅い場所を攻めるためのルアーです。

ヒラメ狙いであれば、凪の日の波打ち際や、ベイトが浮いている状況での「隠し玉」として持っておくと面白いかもしれません。

バーティス 125F-SSRのインプレまとめ

ここまで、ダイワの「ショアラインシャイナーZ バーティスR 125F-SSR」について詳しく解説してきました。

最後に、このルアーの特徴をもう一度振り返ってみましょう。

記事のポイントをまとめました。

最大の武器SSRとは思えない圧倒的な飛距離(MAX75m)
アクションスレた魚に効くヌルヌルとしたロールアクション
攻略レンジ水深30~50cmのシャローエリア
おすすめな人干潟や河川で飛距離と浅場攻略を両立させたい人
注意点足場の高い場所や激しい濁りは苦手

シャローエリアの攻略において、「飛距離」と「浅いレンジキープ」の両立は永遠の課題でした。

しかし、バーティスR 125F-SSRは、その課題を高いレベルで解決してくれるルアーです。

「あと数メートル飛べばブレイクに届くのに」「ここを通したいけど根掛かりが怖い」

そんなもどかしい思いをしたことがあるアングラーにとって、このルアーは間違いなく強力な武器になります。

タックルボックスに一つ入れておけば、攻めあぐねていたあのポイントから、ランカーシーバスを引きずり出せるかもしれません。

ぜひ、次回の釣行でその実力を体感してみてください。

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