スイッチヒッター105Sのインプレ・使い方!フックサイズやレンジは?

遠くのボイルも射程範囲に収めると噂の105mm21.2gの「スイッチヒッター 105S

「アピールが強すぎてスレた魚には見切られる」という評判は本当なのでしょうか?

この記事では「スイッチヒッター 105S」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。

「スイッチヒッター 105S」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

スイッチヒッター 105Sとは?基本スペック

スイッチヒッター105Sは、ダイワのシーバスブランド「モアザン」からリリースされているシンキングペンシルです。

最大の特徴は、メタルジグに匹敵するほどの圧倒的な「飛距離」にあります。

キャスト時には「MAGLOCK+Rシステム」によりウエイトが後方に移動して飛距離を稼ぎ、着水後はスムーズに戻ることで素早い立ち上がりを実現しました。

まずは、基本的なスペックを数値で確認しておきましょう。

アイテム名モアザン スイッチヒッター 105S
サイズ105mm
標準自重21.2g
有効レンジ約0.2~0.8m
タイプスローシンキング
飛距離(m)MAX:77.0 / Ave:74.0
標準装備フック#4 トレブル
標準装備リング#3
アクションワイドスラローム
メーカー希望本体価格2,200円

スイッチヒッター 105Sのインプレ:良かった点

実際にフィールドで使い込んでみて感じた、このルアーの真価についてお伝えします。

多くのシーバスアングラーから支持される理由は、単に飛ぶだけではない、実釣における確かな性能にありました。

ここでは、特に優れていると感じた以下の4つのポイントに絞って深掘りしていきます。

圧倒的な飛距離(まさに「カッ飛び」)

スイッチヒッター105Sを使って最初に衝撃を受けるのが、その圧倒的な飛距離です。

「ジグ並み」という謳い文句に偽りはなく、キャストした瞬間、彼方の沖へ一直線に飛んでいきます。

特筆すべきは、向かい風や横風といった悪条件でも飛行姿勢が乱れないことです。

通常のミノーでは押し戻されてしまうような強風下でも、風を切り裂いてポイントへ届けることができます。

沖の潮目や、遥か遠くで発生したボイルを直撃できるため、広範囲を探るパイロットルアーとして最強の武器になります。

シャローエリア攻略に特化したレンジ設定

これほど重く飛ぶルアーでありながら、浅いレンジをゆっくり引けるのが素晴らしい点です。

有効レンジは水面直下約20cmから80cmに設定されており、浮き上がりの良さが際立ちます。

遠浅のサーフや干潟、水深のない河口域など、本来なら軽量ミノーでなければ攻めきれない場所でも活躍します。

「遠くの浅瀬」という、これまで攻めあぐねていた竿抜けポイントを、根こそぎ攻略できる唯一無二の存在と言えるでしょう。

ランカー対応のフックサイズ (#4)

105mmという絶妙なサイズ感でありながら、標準で#4の太軸トレブルフックを搭載できるのも大きなメリットです。

弟分の85S(#6フック)では、ランカーシーバスや不意の青物が掛かった際にフックを伸ばされる不安がありました。

しかし、105Sなら大型魚との強引なファイトも安心して行えます。

さらに、フックサイズを上げてもアクションが破綻しにくいため、状況に応じてより太いフックへの交換も可能です。

誰でも釣れる「不規則なスラロームアクション」

難しいロッド操作が一切不要で、誰が投げても釣れるアクションを出せる点が秀逸です。

基本操作は「タダ巻き」だけで問題ありません。

流れの変化やヨレに差し掛かると、ルアーが自動的にバランスを崩し、不規則な軌道を描きます。

この「食わせの間」がオートマチックに発生するため、魚がいれば高確率で口を使わせることができるのです。

スイッチヒッター 105Sのインプレ:悪かった点

どんなに優れたルアーにも、苦手なシチュエーションや注意すべき点は存在します。

メリットばかりではなく、デメリットもしっかりと理解しておくことで、トラブルを減らし、より効果的に使いこなせるようになります。

ここでは、使用前に知っておくべき注意点をまとめました。

引き抵抗が軽く、操作感が分かりにくい

シンキングペンシル特有の性質ですが、巻き心地が非常に軽く、「ノー感じ」になりがちです。

特に流れの緩い場所や、強風でラインが煽られている状況では、ルアーが何をしているのか把握しづらいことがあります。

「ルアーが泳いでいるのか分からない」という感覚に陥りやすいため、慣れるまでは手元に伝わるわずかな重みを感じ取る練習が必要です。

足場の高い場所や急流には不向き

浮き上がりが非常に良いため、足場の高い堤防などでは足元までしっかりと引くのが困難です。

ルアーがすぐに水面を割って飛び出してしまい、ピックアップ寸前のバイトチャンスを逃すことがあります。

また、流れが速すぎる激流エリアでも、浮き上がりすぎてレンジキープが難しくなるケースがあります。

根掛かりのリスク

シャローを引ける性能を持っていますが、あくまで「沈む」ルアーであることを忘れてはいけません。

遠投した先でリトリーブを止めたり、巻き速度が遅すぎたりすると、ボトムに接触してしまいます。

特に起伏の激しい岩礁帯などでは、根掛かりのリスクが高まります。

定価2,200円という価格は決して安くはないため、初めての場所では地形をある程度把握してから投入することをおすすめします。

スイッチヒッター 105Sの使い方

このルアーのポテンシャルを最大限に引き出すためには、いくつかの効果的な使い方を知っておく必要があります。

基本操作はシンプルですが、状況に合わせて巻き方や流し方を変えることで、釣果に大きな差が生まれます。

具体的な操作方法は以下の通りです。

基本:ただ巻き(スローリトリーブ)

最も多用し、かつ最も確実に魚を連れてきてくれるのが「ただ巻き」です。

重要なのは巻き速度で、基本はスローからミディアムリトリーブを心がけてください。

速く巻きすぎると水面を割ってしまうため、「ルアーが水中でギリギリ泳いでいる重み」を感じる速度をキープするのがコツです。

流れの変化に入ると勝手にフラつく「千鳥アクション」が発生し、これが自動的な食わせの間となります。

ドリフト釣法(河川・潮の流れがある場所)

河川のシーバスゲームにおいて、最強のメソッドと言えるのがドリフトです。

上流側(アップクロス)にキャストし、ラインスラッグを回収する程度にゆっくりと巻きながら、流れにルアーを乗せます。

そして、ルアーが自分の正面を過ぎて下流側(ダウン)に入り、ラインが張ってターンする瞬間を待ちます。

105Sは自重があるため、風が強い日でもラインが煽られにくく、狙ったコースを正確に流しやすいという強みがあります。

ストップ&ゴー(フォールで食わせる)

活性が低い時や、ボイルがあるのに口を使わない状況で有効なテクニックです。

ハンドルを3回から5回ほど巻いてルアーを泳がせ、ピタッと止めます。

止めた瞬間に水平姿勢でヒラヒラと揺れながら沈む「シミーフォール」が発生します。

ルアーを追尾してきたシーバスに対して、このフォールの動きがリアクションバイトを誘発させるのです。

ロッドポジションによるレンジコントロール

スイッチヒッター105Sは浮き上がりが早いため、ロッドの角度で泳ぐ深さを調整することが重要です。

着水直後からロッドを立てて巻けば、水面直下0cmから20cmを引き波を立てて引くことが可能です(バチ抜けやイナッコパターンに有効)。

逆に、少しレンジを入れたい時や足場が高い場所では、ロッドのティップを水面に近づけて巻きます。

スイッチヒッター 105Sのカラーラインナップ

シーバス釣りにおいて、カラー選択は釣果を左右する重要な要素の一つです。

水の色やベイトの種類、光量に合わせて最適なカラーを選ぶことで、より多くのバイトを引き出すことができるはずです。

ここでは「通常カラー」と、最新技術を搭載した「レーザーインパクト」の2種類に分けて紹介します。

通常カラーラインナップ

長年の実績に裏打ちされた、あらゆる状況に対応できるベーシックなカラー群です。

マットチャート濁りが強い時や、アピール力を高めたい時に有効です。
レーザーマイワシベイトフィッシュがイワシの時に強く、フラッシング効果が高いです。
3Dイナッ子河川や河口でメインベイトとなるイナッコをリアルに模倣しています。
パールレッドヘッドナイトゲームの定番色で、視認性が良く実績が高いカラーです。
不夜街明暗部や常夜灯周りなど、都市型河川で威力を発揮します。
アデルゴールドグローイナッコアデルホロの輝きとグローの組み合わせで、濁り潮に強いです。
クリアキャンディスレた魚に効果的で、光を透過させてナチュラルに誘います。
マットライムパールブラックベリーシルエットをはっきり見せつつ、派手すぎないアピールが可能です。
小沼スペシャル監修者である小沼正弥氏のこだわりが詰まった実績カラーです。
小沼スペシャルVer.煌小沼スペシャルの別バージョンで、異なる輝きで魚を魅了します。

レーザーインパクトのラインナップ

ダイワの最新技術「レーザーインパクト」を搭載し、3Dマルチ反射構造で本物の小魚のような輝きと明滅を実現したモデルです。

LIイナッ子リアルなイナッコの輝きを再現し、日中から夜まで使えます。
LIカタクチレッドベリーカタクチイワシパターンに最適で、赤い腹がバイトマーカーになります。
LIピンクヘッドクリアチャート視認性が高く、アングラーからもルアーの位置が把握しやすいです。
LI不夜城ハイプレッシャーなエリアでも、複雑な光で魚を騙します。
LIブルピンイワシサーフや堤防での青物混じりの状況でも活躍する万能カラーです。
LIマイワシ最もベーシックなベイトカラーで、どんな場所でも信頼できます。
LIマックスレーザー強烈な反射光を放ち、広範囲から魚を寄せ付ける力があります。
LIレッドヘッド伝統的なレッドヘッドに最新の輝きをプラスした進化版です。
LIオレピンサンドサーフのヒラメやマゴチ狙いにも効果的な配色になっています。
LIオレンジヘッドチャート濁った水質でもしっかりと存在感を主張できるカラーです。
LIチャートサンド砂地エリアに馴染みつつ、チャートでアピールする絶妙な色です。

まとめ:スイッチヒッター 105Sで未体験のゾーンを攻略しよう

スイッチヒッター105Sは、ただ飛ぶだけのルアーではなく、釣るための機能を凝縮した傑作シンキングペンシルです。

ジグ並みの飛距離で沖の潮目やボイルを直撃し、不規則なスラロームアクションで賢いシーバスにも口を使わせます。

操作感の軽さや足場の高い場所での扱いにくさといった癖はありますが、特性を理解して使えば、これほど頼りになる武器はありません

「あと少しで届くのに」というもどかしさを感じたときは、迷わずこのスイッチヒッターを投げてみてください。

豊富なカラーバリエーションの中から、自分のフィールドに合った一本を見つけ、未体験のゾーンを攻略しましょう。

このルアーが、あなたの釣り人生において忘れられない一匹との出会いを連れてきてくれることを願っています。

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