フローティングなのに圧倒的な飛距離が出ると噂の105mm18.5gの「スイッチヒッター 105F(LI)」
「着水後にウェイトが戻りにくいことがある」という評判は本当なのでしょうか?
この記事では「スイッチヒッター 105F(LI)」の良かった・悪かったインプレを徹底解説します。
「スイッチヒッター 105F(LI)」を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトとは?基本スペック
まずは、このルアーがなぜここまで注目されているのか、その基本スペックと特徴を詳しく見ていきましょう。
「スイッチヒッター 105F」は、一言で言えば「誰でも飛距離が出て、誰でも釣れる」をコンセプトにしたフローティングのシンキングペンシル(スイミングペンシル)です。
特に注目すべきは、ダイワの最新技術である「レーザーインパクト」が搭載されている点です。
これにより、まるで本物のイワシのような輝きと明滅効果を発揮し、夜間や深場でも広範囲のシーバスに猛アピールします。
詳しいスペックは以下の通りです。
| 商品名 | モアザンスイッチヒッター105F-LI |
| サイズ(mm) | 105 |
| 標準自重(g) | 18.5 |
| 有効レンジ(m) | 水面~約0.5 |
| タイプ | スローフローティング |
| 飛距離(m) | MAX:74.5 / Ave:72.1 |
| 標準装備フック | #6トレブル |
| 標準装備リング | #3 |
| アクション | 可変S字スラローム |
| メーカー希望本体価格(円) | 2,350 |
このスペック表からもわかるように、18.5gという扱いやすい重さでありながら、平均70mオーバーという驚異的な飛距離を叩き出します。
これはダイワ独自の「MAGROCK+Rシステム」(磁着重心移動システム)のおかげです。
キャスト時はウエイトが後方に移動してカッ飛び、着水後はスムーズに前方に戻ってアクションを開始します。
「立ち上がりが悪い」というシンペンの弱点を見事に克服しているのです。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトのカラーラインナップ
どんなに良いルアーでも、状況に合ったカラーを選ばなければ効果は半減してしまいます。
スイッチヒッター 105F レーザーインパクトには、実績十分なカラーがラインナップされています。
それぞれのカラーが持つ特徴と、どのようなシチュエーションで有効かを以下の表にまとめました。
自分の通うフィールドに合わせて選んでみてください。
| カラー名 | 特徴・推奨シチュエーション |
| LI不夜城 | 【万能アピール】 サイドのホログラムと派手な配色は、濁りのある場所やナイトゲームで絶大な存在感を発揮。迷ったらコレ。 |
| LIマイワシ | 【超ナチュラル】 デイゲームや澄み潮、ベイトがイワシの時に最強。レーザーインパクトの輝きがリアルさを強調します。 |
| LIマックスレーザー | 【強フラッシング】 光を反射する面積が広く、遠くまでアピール。広範囲を素早く探りたい時や、マズメ時に最適。 |
| LIレッドヘッド | 【ナイトのド定番】 夜釣りと言えばこの色。シルエットのコントラストで魚に見つけさせやすく、スレた魚にも効く伝統カラー。 |
| LIオレピンサンド | 【視認性抜群】 サーフやヒラメ狙いでも実績あり。濁り潮でも魚にしっかりとルアーの位置を伝えます。 |
| LIオレンジヘッドチャート | 【高活性・濁り特化】 非常に目立つカラー。雨後の濁りが入った河川や、魚の活性が高い時に勝負を早く決めることができます。 |
| LIチャートサンド | 【ボトム・砂地馴染み】 干潟やサーフなど、底質が砂のエリアでナチュラルにアピール。月明かりがある夜にも効果的。 |
おすすめの選び方
- 最初の1本:「LI不夜城」か「LIレッドヘッド」
- デイゲーム主体:「LIマイワシ」か「LIマックスレーザー」
- 濁り対策:「LIオレンジヘッドチャート」
まずは自分のよく行く釣り場の水色や時間帯に合わせて、この中から1〜2色を選んでみてください。
それだけで、今まで反応しなかったシーバスからのコンタクトが得られるはずです。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトのインプレ:良かった点
実際にフィールドで使い込んでみて感じた、このルアーの素晴らしい点をご紹介します。
結論から言うと、「飛距離」と「食わせる力」が高いレベルで両立している点が最大の魅力です。
ほかのルアーでは届かない場所にいる、スレたシーバスを反応させることができます。
圧倒的な飛距離
このルアーを手にして最初に驚くのは、その圧倒的な飛びの良さです。
105mmというサイズ感ながら、キャストした瞬間に彼方まで飛んでいく爽快感があります。
ジグ並みの飛び
- 平均して70m以上の飛距離が出る
- MAXで75m近くまで到達可能
- 向かい風でも風を切り裂いて飛ぶ
小沼正弥氏が監修した「スイッチヒッター」シリーズの代名詞とも言える飛距離は健在です。
沖の潮目や、遠くで発生したボイルにも余裕で届かせることができるため、チャンスを逃しません。
飛行姿勢
ボリュームのあるボディ形状ですが、空中で回転することなく安定して飛んでいきます。
軽くロッドを振るだけでもスコーンと飛ぶので、長時間投げ続けても疲れにくいのが特徴です。
レーザーインパクトによる集魚力
ダイワの最新テクノロジーである「レーザーインパクト」は、単なる飾りではありません。
実際に使ってみると、集魚力の高さに驚かされます。
3D多方向反射
ボディ内部に彫り込まれた鏡面反射構造が、あらゆる角度へ光を反射させます。
従来のホログラムよりも輝きが強く、遠くにいる魚にもルアーの存在をハッキリと気づかせます。
明滅効果
アクションに合わせてキラキラと激しく明滅するため、まるで本物のイワシが泳いでいるようです。
明るい日中のデイゲームはもちろん、常夜灯周りや月明かりのある夜間でも、その効果を発揮します。
シャローレンジの攻略能力
よく飛ぶルアーは沈むのが速いことが多いですが、このルアーは違います。
水深が浅い場所を、ゆっくりと引くことができるのが大きな強みです。
絶妙なレンジ(0〜50cm)
- 干潟や河口の浅瀬でも根掛かりしにくい
- 藻場の上を引くことができる
- 水面直下をキープしやすい
シンキングペンシルでは底を擦ってしまうような場所でも、フローティングの浮力を活かして攻略できます。
水面直下をゆらゆらとS字スラロームで泳ぎ、引き波を立ててアピールすることも可能です。
「オートマチック」な食わせの間
アングラーが難しい操作をしなくても、ルアーが勝手に仕事をしてくれます。
流れの変化に差し掛かると、自動的にバランスを崩して「食わせの間」を作ってくれるのです。
- 不規則なフラつき:流れの変化でバランスを崩す
- スライド幅の変化:S字の幅が急に変わる
ただ巻きしているだけで、ふらついたりスライドしたりして魚のスイッチを入れます。
使い手を選ばず、誰が投げても釣れる性能を持っています。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトのインプレ:悪かった点
どんなに優れたルアーにも、デメリットやクセは存在します。
購入してから後悔しないように、気になった点や注意すべき点を正直にお伝えします。
ウエイトが戻りにくいことがある(立ち上がりのクセ)
このルアーを使う上で、最も注意しなければならない点です。
搭載されている「MAGLOCK+R」システムは、着水後にウエイトが自動で戻らないことがあります。
特に流れが緩い場所や止水域では、ウエイトが後方に残ったままになりがちです。
そのまま巻くと、お尻下がりの姿勢で棒のように泳いでしまい、本来のアクションが出ません。
対策が必要
- 着水直後にロッドを軽くあおる
- リールを数回早巻きしてジャークを入れる
この「ウエイト戻し」の動作を毎投必ず行う必要があります。
慣れてしまえば無意識にできますが、最初は少し手間に感じるかもしれません。
価格が高め
最新技術であるレーザーインパクトを搭載しているため、価格設定は高めです。
通常のモデルと比較すると、どうしても割高感はいなめません。
| モデル名 | 定価(税抜) | 実売価格目安 |
| 通常スイッチヒッター105F | 約1,900円 | 約1,600円〜 |
| レーザーインパクト搭載モデル | 2,350円 | 約2,300円〜 |
根掛かりなどでロストした際の精神的なダメージは、かなり大きいです。
攻める場所によっては、使うのをためらってしまうこともあるでしょう。
フックサイズと強度のバランス
標準装備されているフックは#6サイズです。
通常のシーバスであれば問題ありませんが、ランカーサイズや青物が混じる場所では不安が残ります。
しかし、フックサイズを大きくすると重量が増え、フローティングの浮力やアクションに悪影響が出ます。
バランス調整が非常にシビアなため、基本的には純正サイズのまま使うのが無難です。
アピールが強すぎることがある
レーザーインパクトの強烈な輝きは武器ですが、状況によっては逆効果になることもあります。
プレッシャーが極端に高い場所や、魚が派手なフラッシングを嫌うときです。
そのような状況では、クリア系やマット系カラーのあるノーマルモデルの方が反応が良い場合があります。
状況に応じて、ルアーのローテーションを考える必要があります。
廃盤になりやすい
フローティングモデルのペンシルは、メーカー問わず廃盤になりやすい傾向があります。
過去にも名作と呼ばれたルアーが、いつの間にか市場から消えていることがありました。
廃盤になってしまうと店頭での入手は不可能になり、メルカリなどで中古を探すしかなくなります。
気に入ったカラーがあれば、予備を含めて早めに確保しておくことをおすすめします。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトの使い方
このルアーのポテンシャルを最大限に引き出すための使い方を解説します。
基本を押さえれば、誰でも簡単に釣果を上げることができるでしょう。
【最重要】着水後の「立ち上げ」動作
デメリットでも触れましたが、この動作は絶対に省略しないでください。
釣れるか釣れないかは、着水直後のこの動作にかかっています。
正しい手順
- キャストして着水させる
- すぐにロッドを強めに1回あおる
- または、ハンドルを2〜3回高速で巻く
- ウエイトが戻ったのを確認して巻き始める
「カチッ」とウエイトが戻った感覚があれば成功です。
このひと手間をかけるだけで、釣果への第一歩を踏み出せます。
基本:スローのただ巻き(水面〜水面直下)
ウエイトを戻した後は、基本的にはゆっくりと巻くだけでOKです。
リールを巻くスピードを変える必要はありません。
アクションとレンジ
- ロッドを立てる:水面にV字の波紋を出して泳ぐ
- ロッドを寝かせる:水面下20〜50cmを潜行する
バチ抜けパターンのように魚が上を意識しているときはロッドを立てて、少し波があるときは寝かせます。
レーザーインパクトのフラッシングを見せるイメージで、ゆっくり巻くのがコツです。
ドリフト釣法(河川・流れのある場所)
スイッチヒッターが最も得意とするのが、流れに乗せて流すドリフト釣法です。
河川などの流れがある場所では、この方法が最強のメソッドになります。
アップクロス(上流へ投げる)
ルアーを上流へ投げ、糸ふけを取るくらいのスピードで流します。
ルアーが頭を上流に向けたまま、不規則にフラフラと流れていく姿は、弱ったベイトそのものです。
ターン(U字効果)
ルアーが下流へ差し掛かり、ターンする瞬間に注目してください。
レーザーインパクトの鏡面反射が「キラッ」と強く光ります。
この「動きの変化」と「光の変化」が重なった瞬間に、バイトが多発します。
ストップ&ゴー(浮力を活かす)
シンキングモデルにはできない、フローティングモデルならではの使い方です。
リールを数回巻いて潜らせた後、ピタッと止めてみてください。
すると、ルアーがゆらゆらと海面へ向かって浮上します。
カキ瀬や岩礁帯の上を通すときの根掛かり回避にも有効ですし、追ってきたシーバスへの食わせの間にもなります。
デイゲーム(日中)でのジャーキング
夜用のルアーと思われがちですが、日中のデイゲームでも活躍します。
時折、ロッドで「トン、トン」と軽くアクションを入れてみてください。
水中で激しく光を反射させることができ、遠くにいる魚に気づかせることができます。
リアクションバイト(反射食い)を誘発したいときに効果的です。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトに関するよくある質問
購入を検討している方からよく寄せられる質問についてお答えします。
廃盤の噂など、気になる点をクリアにしておきましょう。
スイッチヒッター 105Fは廃盤になった?
結論から言うと、旧モデルのスイッチヒッター 105Fは廃盤になりましたが、レーザーインパクト版として復刻しています。
現在は「スイッチヒッター 105F レーザーインパクト」として新品で購入可能です。
ただし、レーザーインパクト非搭載の旧カラーについては生産が終了しています。
旧カラーが欲しい場合は、中古ショップやメルカリなどを探す必要があります。
スイッチヒッター 105f レーザーインパクトのインプレまとめ
ここまで、スイッチヒッター 105F レーザーインパクトについて詳しく解説してきました。
最後に、このルアーの特徴をもう一度振り返ってみましょう。
このルアーのポイント
- 圧倒的な飛距離で広範囲を探れる
- レーザーインパクトの輝きで魚を寄せる
- シャローエリアをゆっくり攻略できる
- ただ巻きだけで勝手に魚が釣れる
- 着水後のウエイト戻しは必須
価格は少し高めですが、それに見合うだけの性能と釣果をもたらしてくれるルアーです。
特に「あと少し飛べば届くのに」「浅すぎて引けるルアーがない」という悩みを持つ方には、最強の武器になります。
ぜひ、あなたのルアーボックスに1つ加えてみてください。
その輝きが、きっとメモリアルな1匹を連れてきてくれるはずです。


コメント